TB12さんの映画レビュー・感想・評価 - 51ページ目

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空白(2021年製作の映画)

3.4

監督のインタビューを読んだら実際にあった万引き事件から着想を得ているらしくそのストーリーには凄くリアリティがあったし地に足のついた地味な展開も好印象。

手持ちでドキュメンタリータッチに撮ってるのも自
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

2.0

キラキラ映画を貶してるにも関わらずこの作品自体がその域を出ないという盛大な自虐映画。
敢えてそう作ったんだとすれば人類史上最高にシニカルな映画だ。

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

1.8

ノスタルジーを売りにしただけの単なるコマーシャル映画。

この時代に渋谷界隈で遊んでた者としては刺さる所もあるにはあったけど映画の作りが臭すぎる。

記憶にございません!(2019年製作の映画)

2.6

設定は良かったし前半は結構楽しめたけどダラダラと長すぎる。
ギャグも途中でくどくなってくるしもっとテンポ良く進めてほしかった。

記憶が無くなる前とのギャップも活かしきれてないし変に人情話に持って行こ
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誘拐犯(2000年製作の映画)

3.2

ユージュアル・サスペクツの脚本でオスカーを獲ったマッカリーの初監督作品。

2000年公開の作品だけど雰囲気はもっと昔のハードボイルド系や西部劇っぽい感じ。

主人公二人の名前を「明日に向かって撃て」
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教授のおかしな妄想殺人(2015年製作の映画)

3.4

若い女の子が中年男性に恋をすると言ういつものウディ・アレンの願望丸出しな気持ち悪い映画。

ただこの人はいつも魅力的な役者を用意するからズルい。
ホアキンとエマ・ストーンならそりゃ見てまうわ。

スト
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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

2.0

テンション高すぎてついて行けなかった。

このキャストじゃなかったら絶対ヒットしてなかっただろうと断言出来るほどストーリーや演出がぬるい。
正直このキャストでも学芸会っぽくなっちゃってるし。

まあと
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

-

なんだかんだ言われてるけどアンバー・ハードの顔好きなんよね。

ストーカー(1979年製作の映画)

3.5

初タルコフスキー作品。

哲学的な内容で多分考察した方が良いんだろうけど残念ながらそこまで掘り下げたくなるほどの興味を持てなかった。

撮影、演出、音に関しては文句なしに満点。
詰まるところ映像作品と
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光をくれた人(2016年製作の映画)

-

演出は好みだったけどストーリーが合わなかったなあ。

でもデレク・シアンフランスという名前は覚えておこう。

ルーザーズ(2010年製作の映画)

-

ジェームズ・ガン作品っぽいノリ。

キャスト豪華だけどカメラがわちゃわちゃしてて見辛い。

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

3.4

例えるなら神vs悪魔的な?

原作はアイラ・レヴィンの小説。
実話ではなくあくまで創作の話みたいだがキリスト教文化圏だとやっぱり悪魔崇拝ってリアリティあるのかな。

名作とよく聞いてたのもあってハード
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チェ 39歳 別れの手紙(2008年製作の映画)

3.0

キューバ革命を成功させたゲバラが次に行き着いたのはボリビアだった…。

前編以上にドキュメンタリー色が強めになり良く言えばリアリティが増した。
悪く言えば更に地味になった。

前編後編共にゲバラに興味
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チェ 28歳の革命(2008年製作の映画)

3.5

名前だけはなんとなく知っていたチェ・ゲバラ。
彼がどんな人物なのか全く知らなかったから興味深く見れた。

思えば彼のTシャツはかなり有名だし名前は知らなくても顔だけは知ってる人も多いのかもしれない。
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八月の狂詩曲(ラプソディー)(1991年製作の映画)

-

道徳の授業で流れてきそうな教材的な作品。

黒澤明だったから見たがこれなら原爆に関するドキュメンタリーでも見たほうがよっぽど有意義なのではないか。
もちろんこういう作品があっても良いとは思うが台詞やト
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学校の怪談(1995年製作の映画)

-

子供の頃VHSで何度も見た思い出の映画。

今見たら間違いなく単なるギャグ映画なんだろうけど小さい時に楽しませてもらった映画は一生もんだ。

またいつか見返したい。

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

2.3

期待し過ぎた。

ビーバップとかとなんら変わらない幼稚なノリでガッカリ。

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.3

岡本喜八作品を一通り見終えてから久々にこの作品を鑑賞してみた。

なんでも庵野秀明は一番好きな監督が岡本で沖縄決戦も100回以上は見てると。

作品のテンポも岡本を真似てると公言していたが確かにそれも
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江分利満氏の優雅な生活(1963年製作の映画)

3.3

Every manの三丁目の夕日的な。

時代は違えど考える事や悩む事ってやっぱりいつの時代も大体同じよな。

昭和の良い面も悪い面も色々見れて面白かった。

岡本の演出センスもキレキレ。

最後のく
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大誘拐 RAINBOW KIDS(1991年製作の映画)

3.2

「お国って私にとって何やったんやろう」
これが言いたいが為に撮ったようなものとインタビューで岡本が言っていてなるほどなと。

岡本らしいコミカルな作風でありながらもさりげなく国家権力に対するメッセージ
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血と砂(1965年製作の映画)

3.8

本当に1965年の作品なのかと疑いたくなるレベルの完成度。

撮影演出編集全てが完璧。
娯楽とアートを完全融合させてる岡本喜八のテクニックが凄まじすぎる。

そして皮肉が効きまくったオチもこれまた素晴
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