地球の軌道を動かして突っ込んでくるゴラスを避けるという荒唐無稽なストーリーを彩るSF考証と人間ドラマ、急に出てくる怪獣マグマ!すべてが愛おしい。
オープニングテーマがカッコいい。ガッパの飛行シーンは同時代のどの特撮映画よりも自然で驚いた。
みんなの言う通り謎の人間同士のアクションシーンはいらない。他の映画でやればいい。宝田明とと水野久美に銃撃戦をさせるんじゃない!笑
知性を感じる戦い方をするゴジラのバトルシーンは良かった。キングオブモン>>続きを読む
釈由美子のまま続けていたら傑作になったかもしれない。さすがにゴジラとメカゴジラだけで2作は辛いのはわかるけど。それでも楽しい作品。
ゴジラも機龍もカッコよくて良作。エヴァの綾波レイみたいな、戦闘美少女としての釈由美子。
若かりし谷原章介の独特なファッションとジャンク屋の設定がいい。CGもギリギリ不自然じゃない仕上がりだし、バランスの良いゴジラ映画。メガギラスがちょっと小物感があるのが残念ではあるが、楽しめる。
他作に比べると街の破壊シーンや登場人物の少なさに予算不足をどうしても感じてしまうけど、元気いっぱい正義漢ゴジラとガイガンとメガロにボコボコにされつつも頑張るジェットジャガー観てるとなんかそれだけで良い>>続きを読む
スケーターカルチャー知らなくても、心打たれる無垢な映画だった。お兄ちゃん良いやつなのに可哀想。
開始10分から帝国海軍の生き残りとムウ帝国が同居し始めて理解する前にあれよあれよとラストまで進んでいく。勢いと想像力が凄い。
話がとっぴなのに色々整合性持たせようとしていてあんまり面白く無い!けれどゴジラ映画としては、vsモノとゴジラ単独モノの両方の良さがあり、その部分は楽しめた。オルガの死に様がいい。ゴジラはゴツゴツしてて>>続きを読む
おっさんのつまらん会議からスーパーX出るところでトーンが一気に変わるの最高。シン・ゴジラも面白いけどこのちょうど良い外連味がゴジラ映画の醍醐味だと思う。
フランキー堺のC調なノリとジェリー伊藤演じるネルソン(カタコトの日本語でゲスい悪事を働く!)の悪役っぷりがたまらない。特撮の部分でもモスラの突風で吹き飛ばされる車の描写も細かく迫力抜群。
おどろおどろしい部落(!)の場面、陸海空縦横無尽のバランに圧倒される。東宝パンスコープと称される画面サイズも、四足歩行のバランの破壊の迫力を魅せるのに貢献している。
ゴジラ消滅シーンの美しさ!ただ怪獣とやりあってるだけなのに漢気を感じるゴジラの最期の作品という感じ。キングオブモンスターズはこのあたりのゴジラを受け継いでいており、熱い。
脚本はともかくMOGERAと柄本明のキャラが良過ぎる。長尺なバトルも飽きずに観られる。
時間が逆行する世界の緊張感は唯一無二。説明の欲しいところも沢山あるけれど、最初の物理学者が言う通り、映画館でとにかく「感じる」のがいいと思う。
前作のドタバタSF要素が後退し、割とリアル路線でメカゴジラが運用されていて、安心して観られた。メカゴジラ対ファイヤーラドン戦が超アツい。キングオブモンスターズに通ずる怪獣のスピリチュアル感も出ている。
80'sハリウッド映画の諸要素をパクってゴジラと正面衝突させた怪作。メカキングギドラとゴジラの闘いは新宿都庁が可哀想。バブルに湧く日本への警鐘のような要素もあり、見所があるようでいて、それもキングギド>>続きを読む
話はあまり面白くないけど、特撮的には見どころたくさん。ラドンの飛行シーン、山の噴火、爆発シーンは今見ても迫力がある。
2010年のミスチル、舞台裏を見せたくなるくらい充実していたのがとてもよくわかる。
フランケンシュタインとバラゴンのバトルは他の怪獣映画にはない、早さとしなやかさがあり新鮮だった。フランケンシュタイン役の古畑弘二の切ない表情と運動神経が、この映画を単なるカルト映画ではなく、後の人の心>>続きを読む
フランケンシュタインの「怪獣」って何やねんっていう感じのタイトル。中身はと言えば、本多猪四郎×円谷英二の黄金コンビによる特撮の大傑作。手で掴んで人を喰い、服だけ吐き出すガイラの怖さは、セットと着ぐるみ>>続きを読む