終さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

終

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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.6

アニメ作品としてのエヴァンゲリオンシリーズ自体がエヴァンゲリオンみたいなところもあるのかもしれないと思った。人を狂わせるとんでもないアニメをうっかり作ってしまったがために、受け手・作り手ともに収拾がつ>>続きを読む

(2020年製作の映画)

3.7

2人の30年を2時間で描くのでどうしてもダイジェスト的になるが、普通に良かった。
菅田将暉の表情すべてが良い。蓮と香はお互い2番目に好きな人と結婚したってわかってたんだろうな。

小早川家の秋(1961年製作の映画)

3.0

川辺にしゃがんで話し込むシーン、すごい疲れそう

彼岸花(1958年製作の映画)

3.3

同時代を描いたひよっこを同時期に観たせいで格差を感じた

秋日和(1960年製作の映画)

3.8

「あたしたちの友情が結婚までの繋ぎなんてつまんない」というセリフにグッときた。女性にとっての結婚が友人や親との別れを意味する側面が今よりもずっと強かったのだなと改めて。

天使のたまご(1985年製作の映画)

3.0

終始わけわからんが絵は良いので眺めているだけでも退屈ではない。心地良い居眠りができた。

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.7

「やりたいことやれよ」という一見ありふれた軽薄そうな言葉を、これほど切実に響かせることができるんだな

娼年(2018年製作の映画)

3.4

男が女を買うよりも、女が男を買う方がハードルが高いから、そのぶん女たちの欲望は切実なものになる。

速すぎる手マンが経験を重ねてゆっくりになっていくのかと思ったら最後まで速くて、こいつのセックス本当に
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.0

主人公が全然魅力的に感じられずちょっとイライラしてくるのがリアルでよかった。娘のことを想ってるのに不器用なお父さんのダサさもつらかった。

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.2

自分もこうなるんじゃないかって思って怖かった。
勝手に期待して勝手に決めて怒って謝らせようとする男は別れた方がいい。でもフランシスも同類。

劇場版 おいしい給食 Final Battle(2020年製作の映画)

3.9

神野が給食廃止の中止を涙ながらに訴えるシーンで不覚にも号泣してしまった

人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

2.8

ただのチャラ男な太宰治。「死ぬ気で恋、する?」とかいうセリフがキモい。お前どうせ死なねえじゃん。

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.7

面白い。経験したことのない不思議な面白さ。かっこよさとダサさのバランスが絶妙。
主人公がノンポリなのか反体制派なのかよくわからないところも良い。

渋谷が元気だな〜と思った。

終盤、ツッコミどころ(
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素敵なダイナマイトスキャンダル(2017年製作の映画)

3.3

雰囲気は良いが脚本は今ひとつ。
突然ニューセルフの編集長になるところとか、すっ飛ばしてる感がある。
荒木経惟が撮影中「これは芸術だから」とモデルの女性を説き伏せるくだりはコミカルに描かれているが、セク
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の・ようなもの(1981年製作の映画)

3.5

道中づけが文学的でよかった。
主演の伊藤克信は全くの素人からのデビューなので滑舌も悪く棒読みなのだが、それも不思議と良い味に感じられる。
主人公は一見朴訥な普通の青年だが、自分よりお金も教養もあって経
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ミスター・ミセス・ミス・ロンリー(1980年製作の映画)

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宇崎竜童と原田芳雄の見分けがつかなくて話が全然わからなかった。
原田美枝子がなぜか宇崎竜童の乳毛を抜くシーンがあったけど、絶対痛いのに全然痛そうじゃなかった。ウォン・カーウァイ『ブエノスアイレス』に次
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水のないプール(1982年製作の映画)

4.0

一見普通の物静かなサラリーマンで、犯行中も淡々としているのが逆に狂気を感じさせる。そのくらい主人公がガチの狂人なのに、被害者の女もまあまあ狂っている。夜に何者かが侵入して置いていった朝食なんて普通は食>>続きを読む

お引越し(1993年製作の映画)

4.7

「結婚いうのはな、どっちか強いもんが無理を通す殺し合いや!」という名言。

なぜ別居に至ったかは明確に描かれていないが、口論になるシーンで、妻が妊娠中に「お前は経済的協力をしていないから」と言われたこ
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キスより簡単(1989年製作の映画)

4.0

「とーってもちっちゃな穴なんだけど、埋めても埋めても、埋まらない穴が空いてるような気がする」
内容はあまりない気はするが、雰囲気は良かった。主人公が可愛いし、下手にやるとくどくなりそうな独白も味がある
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太陽の季節(1956年製作の映画)

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女性の衣装が可愛い。主人公の兄が安藤政信に似ていた。

私をくいとめて(2020年製作の映画)

4.0

晴れた昼に洗濯機の音と大瀧詠一を聴きながら窓際でゴロゴロするのって良いよね、わかる