あさのさんの映画レビュー・感想・評価 - 32ページ目

あさの

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セトウツミ(2016年製作の映画)

4.0

無駄がないけど、必要最小限の情報はしっかり入っているとっても上手に作られた会話劇。

君が君で君だ(2018年製作の映画)

3.0

ちょっと非現実すぎて、入りきれませんでした。あれを食すシーン、ホラーかと思いました。

推手(1991年製作の映画)

3.5

衝突や葛藤の中から、現実的な解決策を考えるのが上手な監督。

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.2

やっと見れた名作。その後の映画関係者に影響を与えたであろうシーンの数々。どんなに愛していると言葉で伝えても、どんな時も見捨てずに一緒に時間を共にすること、それには勝てない。

バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

3.8

もうちょっとコメディー調かと思いきや、思っていた以上に社会派ドラマだった。最後のメッセージがグッときます。

志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.8

青春時代の課題は、大人になっても完全には解決されていない。ただ、当時よりもあまり正面から考えないようにしているだけだ。

人間機械(2016年製作の映画)

3.8

映像がきれいな分、見ている光景が余計に残酷に映る。余計なセリフがない分、言葉がまっすぐ突き刺さる。

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.2

キャラクターと背景の描写が必要最低限にそぎ落とされていて、とてもよかった。そして本題の緊張感は第一級。ドライだけど心揺さぶられる良作なり。

正しい日 間違えた日(2015年製作の映画)

4.0

やっぱり素直に生きていこう、と思いました。ホン・サンス4部作もこれで終わりか、寂しいな。

ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

3.5

人生、運命の分かれ目はいくつかあり、すべてをベストな選択をしていないかもしれない。でもその選んだことに責任を持ち、そこでベストを尽くすべしってことかな。

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.5

これはこれとして楽しめたうちの一人です。ランドとL3の関係がなんだか好きでした。

野いちご(1957年製作の映画)

4.0

自らのこれまでの栄光を称えられる賞を受けるため、あえて車で移動。その途中、皮肉にも自らの陰の部分ばかり夢に現れる。決して光だけを浴びたわけではない、おそらく受賞者はみなそうなのでは。わかりやすくよくで>>続きを読む

夏の遊び(1951年製作の映画)

3.5

静が前提にある中の僅かな動は、それが華やかであるほど残酷なり。

クレアのカメラ(2017年製作の映画)

3.8

イザベルユペールの素人っぽさがうますぎて、笑えた。こういうアイディア好き。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.2

ネタバレが怖くてあまり言えないが、とりあえずたくさんの人を劇場に送り出したい。一言で言うなら、めちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃ面白い。

ブレス しあわせの呼吸(2017年製作の映画)

3.8

「生きることを選んでくれてありがとう」、この言葉が頭から離れない。

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.3

周りも一緒にその物語に乗ることで、変わることもある。その人だけじゃなく周りも。ただ、主人公の新しい環境への適応力の早さがずっと引っかかり、そこまでは乗れず。

ガザの美容室(2015年製作の映画)

3.5

女性たちの会話の中から、報道からは見えてこないガザの状況(ハマスとファタハについてや、イスラエルがドローンで監視しているなど)がわかる。皆、どうしようもないフラストレーションがあり、それを言葉にするも>>続きを読む

お茶漬の味(1952年製作の映画)

4.0

「お茶漬けだよ お茶漬けの味なんだ 夫婦は このお茶漬けの味なんだよ」この言葉に限る。

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.2

ジャックウィルにとても強い感情移入をしてしまった。オギーの光により、周りの人間もそれぞれの道を見つけて歩きだす。それは決してオギー頼みではなく、オギーにちょっとだけを勇気を教えてもらったからだと思う。

30年後の同窓会(2017年製作の映画)

4.2

やっぱりリンクレーターだ。登場人物同士の会話をとても大事にする。たとえ中身がないような話でも、ともに時間をすごすこと、インターアクションがやはり後々意味を持つのだと言わんばかりに。列車内での話は、めち>>続きを読む

麦秋(1951年製作の映画)

4.2

よくある家族問題を描きながらも、ところどころ垣間見える戦後の日本社会。東京物語しかり、お茶漬けの味しかり、あんまりいろいろ求め過ぎちゃいかんよ、そこに幸せはないよという力強いメッセージを感じた。

万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

痛みがわかるからこそ、同じ傷を負ったものへ手を差し伸べる。そこに人間がどうして一人で生きていけないかが見えてくる気がした。お世辞にも上品といえない家族の話だが、なんだかとても上品に見えた。

夜の浜辺でひとり(2016年製作の映画)

3.5

会話劇は健在だが、いまひとつどのシーンも盛り上がりに欠けた気がした、個人的には。