ああああさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ああああ

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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.5

映画の主張の内容的には反PCぽく受け取れるけど、これ自体を映画にして自己批判として受け止める覚悟のあらわれでもあると思うので西洋の文化はまだまだスタンスを変える気はないってことだとも思う。実際パルムド>>続きを読む

アバター(2009年製作の映画)

4.2

思ったよりも軍人の話だった。

メカのデザインがよかった。
特にラストシーンの二足のマシンとのどつきあいがよかった。

どちらを(2018年製作の映画)

3.6

・一つのテーマで短編を仕上げるという佐藤雅彦らしい作品だと思う

・宮松と山下のラストでも「どちらかを〜」の手法はは活かされてるように思った。

・撮影の瀧本幹也の静的な絵作り、好み

・ラストの「ど
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ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

4.0

●箇条書き

・前半のディザスター映画ぽい作りと後半の展開の繋がりが実はよくわかってないんだけど、アメリカ人にとってのコロナ禍はコメディの題材にし始めるくらいには感心が薄れていることがわかった。

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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.4

家族で観に行ける大衆映画としてロードムービーにしたところも良いし、コロナ禍で遠出できない人が多かった状況をみての日本各地を巡る旅行映画的な役割もあったと思う(日本国内に閉じている点は新海誠ぽさかもとは>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

4.2

すずめ、に合わせて初鑑賞

細かいところのご都合主義的な展開が気にならなくはないと思いつつ、新海誠ってこういう人だなというのがよく出ている映画だと思った。

全体の構成は前作の君の名は、とほぼ一緒でM
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ザ・フライ(1986年製作の映画)

3.9

・ネット記事でオススメ映画で上がってたのでみた
・ジェフ・ゴールドブラム出世作
・化学の暴走によって酷い目にあうセクシー科学者という設定がジュラシックパークそのまんまなので(というかザフライでの演技が
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.4

・予想以上によかった
・ブルーバレンタインとかもそうだけど別れるのを知ったうえで過去を回想していく系の映画はべただけどいいなと思う
・男性目線ぽい都合の良さは感じなくはない
・松井大吾作品、おそらく同
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.0

・あまり期待してなかったけどおもしろかった
・全体的にジョジョっぽい荒唐無稽さと華やかさがあり映像がずっと飽きない感じ
・身体的なアクションシーンだけじゃなくって、カメラの動きとテンポの良いカット割で
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激怒(2022年製作の映画)

3.8

・サウスパーク
・誇張された日本と暴力的な解決
・最初にドア突入する人の演技良かった
・最初の机を金属バットでなぐるところ良かった
________________________

・暴力描写が思っ
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

●感想
・まさかのジョーズ
・円盤、巨大生物とのチームバトル...スピルバーグリスペクト感じた。
・ゲットアウトでもアスでもそうだったけどジャンルが途中から別のものになるっていうのはジョーダンピールの
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アス(2019年製作の映画)

3.8


・序盤ー中盤までめっちゃファニーゲームだった。好きなんだろうな。
・ただアレクサのくだりからユーモアが抑えきれてなかったのがよかった。ホラーと笑いは紙一重。

・あんなにめちゃくちゃなことがあったの
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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

4.2

・バブルの日本が作って外国人が眼差したた「ネオ東京」が存分に描かれていると思った。当時の日本が正確に描写されてるとは思わないけど当時日本がどういう風にみえているかはわかったような気がする。悪意で描かれ>>続きを読む

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.3

・思ってたよりアクション映画
・刑事が出てくるのとか謎装置とかSAW思い出してた
・ジャンプスケアは意外と少なかった気がする
・カメラや目元アップの演出とか昔のホラーぽさある(良し悪しは別)

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.6

・呪いが起こる前から、絶妙に居心地の悪い家庭ではあったと思う。
・母親の一連の反応もうまくいかない家族関係に対する反応のようにもみえる。
・映画の途中まで母親役の人を信用できないような作りになっていて
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ウィッカーマン(1973年製作の映画)

4.0

・敬虔なクリスチャンから見た地方カルトの気味悪さが描かれている
・性的に奔放であることへの嫌悪感、野蛮なものという意識、みたいなものが50年前はもっと強かったろうなと思う。
・ホラーだけど暗闇のシーン
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ピアニスト(2001年製作の映画)

3.8

年齢を超えた愛というと聞こえはいいけど、抑圧されていた性的な関心が爆発して変な方向にころびまくるのを面白がる映画だと思った。
好意的に解釈すれば、社会のタブー(性)を映像化することこそがパンクなのだ、
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ホビット 決戦のゆくえ(2014年製作の映画)

4.2

●ホビット3部作のラストとして
めちゃくちゃ巻き込まれただけの旅だったともいえるけど、行ける時に行った旅が一生の思い出になる、というめちゃくちゃ有益な教訓が、きちんと描かれていると思う。家に戻ってくる
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ホビット 竜に奪われた王国(2013年製作の映画)

3.8

竜とのやりとりをゴラムと対比して描いてるのいいなと思った。ビルボのスタイル的には、敵のサイズは違えど頭脳バトルに持ち込んだら同じフィールドで戦えるっていうのが面白い。

スマウグとビルボのやりとりは心
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ホビット 思いがけない冒険(2012年製作の映画)

4.0

冒頭のシーンが、ロード〜の旅の仲間の冒頭シーンを踏んでいてめちゃくちゃワクワクする構成になっている。ファン映画として外さない造りだなと感心した。

ビルボとフロドの主人公としての造形を比較すると、フロ
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ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間〈スペシャル・エクステンデッド・エディション〉(2001年製作の映画)

4.4

小さい頃めちゃくちゃ観まくっていたのでどこが追加シーンか全てわかった。

特にホビット省の冒頭のビルボのシーンとボロミアの描写がかなり多く追加されており、本編が人物の細かい掘り下げよりもファンタジーア
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女優霊(1995年製作の映画)

4.0

●怖かったところ
・いるのかいないのかわからないところ
・いつの間にかいるところ
・動画だったとしても気味の悪さの種類は心霊写真のそれだなと思った

●怖くなかったところ
・顔が見える
・幽霊の動機が
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

4.6

●感想
・冒頭から100点
・最初の暴力が起こるまでの小太りの男の態度の悪さが良すぎた
・「映画の中の殺人」の型を破ること自体が目的なのかなと思った。
動機のわからない殺人と罰がくだらないこと自体を映
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.2

2022/08/13 01:10
なんか冒頭の朗読の気味悪さがドライブマイカーぽいなと思った。
というかこっちは人間の底知れなさ、きみ悪さをホラーとして描いてるけど、ドライブマイカーの演出はホラー的な
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.5

●感想
・舞台となる時代設定からみてもマイクミルズ監督の自叙伝的な内容になっているんじゃないかと思う。
・毎回ドキュメンタリー的な話運びと人物造形の細かさがいいなと思う。作劇のための役柄ではなく、本当
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死霊のはらわた(1981年製作の映画)

4.1

これ見ずにスパイダーマンやらドクター・ストレンジやら観てたのか...っていうぐらいサムライミは初めからサムライミだったんだなということがよくわかった。

あれこれ見返すとおもろいだろうな

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.5

・静的でグラフィカルなカットが多く、画がとにかく綺麗
・絵に描いたような誰もが羨む美しい生活が覆い隠す理不尽を文字通り「飲み込む」映画ってことだと思う
・美しい映像と対比して音の演出が咀嚼音、飲み込む
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呪詛(2022年製作の映画)

3.6

日本のホラーから強く影響受けてるのはわかった。

日常の延長の閉塞感、薄気味悪さはなかった感じはしたな。温かい国で作ったホラーって感じはした。

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.8

喘息でゲーム会社勤務のダニエルラドクリフが手に固定された2丁拳銃で女殺し屋との殺し合いゲームに参加させられる話。

マトリックスとランボーとターミネーターのアクションシーンの気持ちいいところをハリーポ
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天国にちがいない(2019年製作の映画)

4.4

人の感想をみてしまって色々と思ってしまったが再掲

・映像が美しい、メカニカルな人間の動きがいい、みてて楽しい
・笑いとしてはシュールだけどパレスチナ政治ジョーク多め。理解はできても大笑いはできない
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容疑者、ホアキン・フェニックス(2010年製作の映画)

4.0

ネタバラシのないドッキリは現実と区別がつかない。

映画自体はすげーつまらないけど、ジョーカーを観た後だと、ホアキンフェニックスという俳優自身が虚実を行き来している人間であり、ジョーカーという作品もこ
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ロボットカーニバル(1987年製作の映画)

3.5

NETFLIXのラブデスロボットよりも先にラブデスロボットだった。

アニメオムニバス。この時代のOVAの質の良さみたいなものにはずっと癒されてる。

明治文化〜のやつは神輿カラクリ感が楽しい。街中を
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