ああああさんの映画レビュー・感想・評価

ああああ

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複製された男(2013年製作の映画)

4.5

・良いものを見た。自分はかなり好きな映画だった。
・登場人物が少なく、設定もシンプルだけど緊張感を最後まで繋ぐうまさがあると思った
・ラストの「は?」が気持ちいい
・この人がデューンやってると思うと急
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異人たちとの夏(1988年製作の映画)

3.6

・鶴太郎若いけど、いいおとっつぁん感ある
・この時代のホラー=特撮の感じなんなのか。Jホラー前夜って感じで全然怖くない
・でも浮かぶのはおもろかった
・四階白い服=死、っていうのも直球な感じ
・特に感
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シン・ゴジラ:オルソ(2023年製作の映画)

3.8

・白黒映画用に作られたものではないものの、ゴジラの登場するシーンは全体的にコントラストがはっきりとしていて絵作りが綺麗にみえた。
・あらためてみるとめちゃくちゃアニメっぽい絵作りと台詞回しだなと思った
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

4.2

今更「勝手にしやがれ」をみる。以下、感想箇条書き

・この映画で多くのことが発明され発見されたのだと思う。だけど60年以上経った今みるこの映画は、白黒の退屈な映画にどうしてもみえてしまうのは正直な感想
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異人たち(2023年製作の映画)

4.6

・泣いた
・記憶の中で出会う人が優しいのは現実がいかにつらいかの裏返し
・アンドリュースコットが子供に戻ってる時の様子の不安定さ、危うさがみててすごく悲しかった。名演技

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.2

⚫︎箇条書き
・石橋英子の美しい音楽にぶつ切りの編集の居心地の悪さ。親密になっていく関係性と突き放すような断絶感。人間のわかるところ、わからないところをそのまま音楽と映像にする。
・エンドロールがめっ
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.4

・ノラ、上昇志向が強く自立した美しい人として描かれており「アジア人」のステレオタイプがそこまで強調されてないところが良かった。また大成功ではないものの現実的に自分のやりたいことで生活している様子も好感>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.9

・疲れてる時に観たせいで感想がほぼない
・トリニティ実験のところだけやたらに緊張感があって、その後の演説シーンまでは割と集中してみれてたけど、その前後のところをフワーッとみてしまった。
・登場人物が多
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ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

4.0

1999年とある渓谷で男は線路の上に立ち自分の人生をやり直したいと強く願う。列車は男の人生を振り返るかのように逆向きに動きだし、男に走馬灯をみせる



・ピクニックで始まりピクニックで終わるのが良か
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

4.5

・おもしれー
・映像で素直にドキドキハラハラさせられてしまい、自分の高所恐怖症を改めて気付かされた。高いってだけでこんなに怖いっていうのは改めてすごいことだ。

・ラストの展開、意地悪な見方をすると、
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ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

4.2

労働に疲れ、終電で眠ってしまい、帰る手段がなく途方に暮れる。帰りのタクシー代はなく、夜の街をただ歩く

物語的なカタルシスや展開はないが、さまざまな人がそれぞれの立場で生きていることがありありと伝わっ
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.3

・先行上映で鑑賞
・IMAXで観て正解
・音響といい、画角とサイズといい、大画面で観るにふさわしい映像だったと思う(砂漠の映画は大画面でハズレなし)
________________________
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

3.9

前半15分くらい寝てしまって(文字通り、瞳を閉じてしまって)、ただでさえ情報が少ない映画をさらに少ない情報で観ることになったので、良い鑑賞体験とはいえない形になってしまったかもしれない。

・素直にい
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フランケンシュタイン(1931年製作の映画)

3.6

・哀れなるものの元ネタ?として話されてるのをみて、鑑賞

・当時、この映画がどう恐ろしかったのかを想像するに、今の時代よりももっと科学というものが「よくわからない恐ろしいもの」と考えられていた時代に自
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.0

こんな映画だったのか...冒頭で眠たくなって観るの何度も断念してたけどやっと観れた

・タイトルの通り、物語の途中から(あるいは冒頭から?)夢の中のような前後のつながりのなさと唐突さが連続してくる。本
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GIFT(2023年製作の映画)

3.5

京都で見る機会があったのでトークショーと合わせて鑑賞。

自分を含めた多くの観客にとっては「悪は〜」の映像を見ること自体が初めてだったと思うので、監督が作り手として楽しんでいる(ようにみえた)即興での
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.5

めちゃおもしろかったけど、これがパルムドールだったら「ゆれる」もパルムドールなのでは、と思った。

法廷を舞台にした会話劇としてはウェルメイドだと思うけど、ぶち抜けて突出したところはわからなかった。な
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Saltburn(2023年製作の映画)

4.7

ハリウッドはバリーコーガンをキモく描く王決定戦に強制的に参加させられている(優勝は、聖なる鹿殺しのバリーコーガン)

バリーコーガンも人気俳優になってしまったので、バリーコーガンがバリーコーガンを演じ
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.9

哀れなるものを見た後に鑑賞

家族をテーマにした不条理劇。父権にたいして外部からの情報を手に入れた娘息子達はどのようにして自我を発露させていくのか。

・痛みによって自分の存在を明らかにするラストシー
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.5

コカインを吸った熊が人を襲う話🐻
思ったより響かず(残念)

枯れ葉(2023年製作の映画)

4.4


・物語上の展開の無さは少し気になる気もしたけど、監督の過去作をみるにこれはある種の型でありカウリスマキらしさなんだなと思った
・また、淡々とした「日常」として描いているのはかなり意図的だと思ってて、
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終わらない週末(2023年製作の映画)

4.7

不気味さ、奇妙さ、展開の不穏さと居心地の悪さ、ラストの終わり方含めかなり好きだったな。

コロナ禍を経てもお互いを信頼できず戦争に突っ込んでもいった未来を生きる自分たちにとってはかなりリアルに受け取れ
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.4

ワクワクを作って多くの人を楽しませることに目覚める話かと思いきや、映像を撮ることの暴力性に気づいて行く少年の成長期という方がこの映画については正しいように思う

母親のエピソードとジョックのエピソード
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パリタクシー(2022年製作の映画)

4.0

・粋な感じが最強の2人っぽくて良い。
・人間性って法や社会規範と衝突した揺らぎの中にこそ見出されるよなぁとあらためて思う
・パリの街が美しく、旅行映画としても楽しい
・が、ロードムービーというより、あ
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その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

4.8

かっこいい
暴力と笑い。この時くらいから、あんまり描きたいもの変わってない感じがする。

最後のセリフがまんま「首」だったのも、自分の作品からある種わかりやすく引用してたってことなのかもなと思った

息子の部屋(2001年製作の映画)

4.0

途中で集中力が切れて感想がまとまらず...記録用にメモ

・患者へのインタビューと家族との交流が交互に映し出され、あるようなないような相関が時々生まれる感じはちょっと面白かった

・最後のByThis
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水の中のナイフ(1962年製作の映画)

4.3

途中で集中力が切れて...感想まとまらず。
とりあえず記録

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.1

・簡単にいうとヴィムベンダースの考える「清貧」っていうことなんだと思う。
・日常のカットは美しく、日々気に求めないような儚く細やかな美しさに対して、ひとつひとつ拾い上げる姿、自分の仕事を慎ましく丁寧に
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ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.6

2らしく、ベリベリネタを擦り倒すというのがよかった
ひとむかしまえのアメリカ映画らしく、シンプルな脚本とド直球のアクション映画という感じ

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

思ったよりおもしろかった。
映像的なかっこよさやキレのある編集はMVぽいかっこよさがあった。
映像が結構モリモリなので、話の筋自体はシンプルなのもよかった。

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.4

鈴木亮平がめちゃくちゃよく、ヤンキーの「こうありたい」を体現しているような男性的なセクシーさがある。

最後はシュワちゃんの映画ぽく、どつきあいで決めるあたり、やくざも警察も根っこ同じ感があり、よかっ
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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.7

ヤクザ映画というジャンルをあまり見たことがなく、北野武のアウトレイジ基準でみて、バカヤロウこのヤロウってあまり言わないんだなと思った。

松坂桃李が上司(役所広司)の復讐にいくシーンが1番カタルシスが
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(2023年製作の映画)

3.8

映画館のとなりに座っていたおっさんが、おそらく大のたけしファンだと思うんだけど、爆笑しながらみていて、俺がおかしいのかおっさんがおかしいのか、よくわからなくなってしまった。

____________
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

・ジュラシックパークのゴジラ、ジョーズのゴジラ、大日本帝国の亡霊としてのゴジラ、不能男性の自信を取り戻すためのゴジラ

・人間ドラマに思ったより比重が大きく、また言葉で説明しすぎるスタイルが気になるこ
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帰れない山(2022年製作の映画)

4.8

・めちゃくちゃよい

・人生において色々試すか、極めるか、もちろん正解はない。山を通して、2人の男が生まれ育ち死ぬまでを描いている。

・主人公の方が街育ちで裕福でとれる選択肢の多さがチラつく感じや3
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