認知症の爺さんの主観と現実の描写がクロスして構成されるストーリー
あまり気持ちの良い映像体験とは言えないけど
麻薬中毒と酒に溺れていく姿ばかりがフォーカスされてて、パーカーの演奏の凄さがいまいち伝わりづらいなぁと思った
それでもイーストウッドは題材にして撮りたかったんだろね
虚構と現実が侵食して溶け合っていく、残酷でもの悲しくて美しいラストはとにかく圧巻
大阪の街並みも夜のネオンと雨、スチームの陰影でブレードランナーみがすごいんだけど、
畑のシーンでも煙焚いててどんだけ好きなんすかリドリー・スコット!
高倉健も松田優作も良かったなぁ
何が真実で何が正しいのか
胃がキリキリするような展開で見応えのある2時間半
ドキュメンタリー監督としての職業倫理を示そうとした駐車場での告白とラストの由宇子のふるまいにしびれる
何が何でもシャバに出たい!
ただただ脱獄&収監のリフレインなんだけど異様におもしろい
裁判所の待合室で窓越しにふたりのオンナが目に映る
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「こん時見えたんじゃ社会が…。諦めかけとった社会が見えたん>>続きを読む
辛い出来事が次々と起きて客観的に見れば過酷な少年時代のはずなんだけど、家族と炭鉱の人々の存在によってそういう風には感じられないし、ヒューのその後の人生は決して悲観的なものではなかったという確信、とはい>>続きを読む
社会的成功も不和もスポーツ・競技であることからも解き放たれて、干上がったプールの上をスケートボード走らせてる三人を見て名伏し難い感情に心を揺さぶられる
スケボーマインド!
途中から気づいたんだけど>>続きを読む
アニタオディって全く知らなかったんだけどめちゃくちゃスゴい
ジェリーマリガンがゴリゴリでドルフィはとてもエンジェリックな目をしている
タイトルに想像する夜感はあんまり無い
めちゃくちゃ真昼の港町のさ>>続きを読む
マイキーは人間の卑しい部分が具現化したような救いようのないクズで、見てる分には痛快で晴れ晴れしい
物語は結局デフォルト=裸体に戻ることになって、そんな状況でも(だからこそ)17歳のエロいミューズに夢>>続きを読む