おさむちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

4.2

分かんなかったけど、面白かった。
尖り具合がオタク根性剥き出しで骨太。

やりすぎメタ&メタな展開で前作を観る必要がある。
アクションよりノスタルジック黄昏流星群。

新しく提唱されていた語群の意味が
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男はつらいよ 花も嵐も寅次郎(1982年製作の映画)

4.0

お帰り寅さんを見たら寅さん見たくなってしまった。

沢田研二と田中裕子の結婚(不倫からの)のきっかけの一作。


沢田研二がなんとしても田中裕子に会いたいが為に、寅さんに会うきっかけを寅やでつくっても
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男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

4.0

圧倒的不在の証明と走馬灯と魂。

歳を重ねる程に寅さんの色気の凄さに気付いていく。

主役の不在の中で感じるさびしさをよく味わえる。

桑田佳祐は頑張っていたけど、そうではなかったかなと思った。

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スパイダーマン(2002年製作の映画)

4.1

現在のマーベル神話の原点と言っても過言ではない。

ティムバートンバットマンは面白いけど、カルト的人気。

今見返すとセットがチープ。映画らしい映画。

ピーターパーカーが身体だけでなく心もスパイダー
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千年女優(2001年製作の映画)

4.4

恋は永遠。フライングロータスという名の純真輪廻。

往年の大女優が
少女の頃に恋した君と
満月一歩手前の14番目の月を追い掛け続ける。

大女優は様々な銀幕に出演し、その当時の回想と出演した映画がリン
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「A」(1998年製作の映画)

3.9

先にA2から観てしまったがそれでよかったと思う。

Aはオウムと広報の荒木副部長の頭文字から。

オウム真理教の日常生活、警察や地域住民との攻防、尊師に対する思いが見える。

A2はオウム真理教に反対
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ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊(2011年製作の映画)

3.4

蛇足ならぬ海老足がペンギンワールドに混ざる。オキ足か。

バタフライエフェクトというかなんというか
一見関連のない世界も全て一つに繋がっているメッセージ。

メッセージは素晴らしいが、面白さとはまた別
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.2

言及を避けたい程に心に響く。

佐々木という高校の同級生は佐々木コールでどこでも全裸になるお調子者。
こうゆう奴いたな〜で思い出される。

ゆうたは同棲してる彼女と別れてるが、まだ同居は続いていて、役
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.1

郷愁と懐古とワクワクとオタク。

仮想世界のオアシスで試練をクリアして鍵を手に入れる事が出来れば、オアシスを手に入れる事が出来る。ワンピース!!!

デロリアン出てきたのがとにかく堪らない。走る時の効
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TELL ME hideと見た景色(2022年製作の映画)

4.2

涙ちょちょぎれですまなかった。

1998年hideはXJAPAN解散後にhide with spread beaverとしてソロ活動を開始。
ツアーやアルバムを出す予定でオールナイトニッポンも出たり
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KIDS/キッズ(1995年製作の映画)

4.1

どこまでも空虚。

90年代アメリカのクソガキ共の1日。
中身も特になくドラッグ酒セックス万引き暴行とたわいもない会話。
ひたすら軽快と少女の絶望。

リアリティとエネルギーがある。

陽キャの集まり
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サンタ・サングレ/聖なる血(1989年製作の映画)

4.5

コンプレックスからの脱却。

でもコンプレックスを使って生き延びてきてしまった人生。

相反するものが同時に存在する事への葛藤。

無茶苦茶で訳分かんない描き方だけど、感じることが出来る。

それでも
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A2(2001年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ面白かった。オススメ。

オウム真理教がアーレフに名称を変えて、諸地域で活動を行うも、サリン事件等からやはり住民と軋轢を起こしてしまう。

いい映画って違う観点で物事を見れるようになるもの
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奇人たちの晩餐会(1998年製作の映画)

4.1

バカをバカにするバカがバカを見て自分もバカだと思うが結局バカはバカでしかないので踊るバカに見るバカの人類結局皆バカなのではないかというバカ話。(今11回くらい言ったかな?(バカ

フランスの刺激たっぷ
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ベニーズ・ビデオ(1992年製作の映画)

4.2

マヨネーズよりピュアセレクトな少年の心。

ビデオ撮影が好きなベニーは豚の屠殺シーンを好む。
淡々と退屈な日常を過ごす。

どんなものかと思って行う所業。

揺れ動く少年の心と親心。すれ違いの描き方が
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ドラミちゃん 青いストローハット(1994年製作の映画)

4.0

クロウと言うカカシロボットがオーロラ姫に恋をするが勇気も自信もない。
ドラミちゃんがひょんなことから彼のお助けをする事に…

15分というチャージマン研!の3倍の尺はあるものの、細かい描写など行う事も
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ドラミちゃん ミニドラSOS!!!(1989年製作の映画)

3.7

のび太の子供達がミニドラと一緒にやんちゃな事をする2011年。

大人になったのび太達の中にいないドラえもんに対して何も言及がないのが熱い。

ミニドラは可愛い。
ジャイアンの経営するスーパージャイア
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ドラミちゃん ハロー恐竜キッズ!!(1993年製作の映画)

3.4

展開がイマイチ。

緩急が弱い。道具の使い方がイージー。

ドラミちゃんクラスなら豊富な知識もありそうだが、未来スネ夫に知識を語ることを譲っている。
教育として正解だ。

ドラミちゃん アララ・少年山賊団(1991年製作の映画)

3.9

野菜の成長と美味しさを感じられる。焼き魚も美味しそう。

推奨したい。

SLAM DUNK 湘北最大の危機!燃えろ桜木花道(1995年製作の映画)

3.5

緑風高校との練習試合の一戦。

地元藤沢のゲームセンタージョーカーが出ている事が1番テンション上がった。

敵チームが木暮君の凄さを安西先生と合わせて評価するが、どんな育成してたんだ…怪我のゴリを出す
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不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

3.9

キンザザに突如舞い降りてしまうバイオリン弾きとおじさん。

彼ら2人はパッツなのでキンザザではエツィロップに挨拶が必要であるし、ツァークも身に付けなければならない。

幸いおじさんはカツェを持っている
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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.6

スケールがでっかい…

ナチス侵攻化のベオグラードにて破天荒な男2人と女優1人とそれにまつわる人生とエトセトラ。


冒頭は深夜から始まりユーゴスラビアのジプシーブラスがちんどん屋なんか目じゃない位に
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カビリアの夜(1957年製作の映画)

4.8

再鑑賞
娼婦のカビリアは仲間と違って家を持ってる。踊る事が大好き。
幸せを夢見るけれども、初っ端から男に突き落とされ、お金を奪われる。

俳優とも夢のような一夜を過ごせるかとも思いきや…

ジュリエッ
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ピンク・フラミンゴ(1972年製作の映画)

4.2

お下劣極まりなくて

音楽のセンスが秀逸

下劣さとセンスは混在する事が可能だったのか。

自由ってこういう事とも言える。
愛とも言える。
汚い。

再鑑賞
ディヴァインの存在感が神。
唯一無二の世界
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エレファント・マン(1980年製作の映画)

3.9

再鑑賞。

奇形のジョセフメリックの生涯を脚色して映画化。

衝撃的な見た目でサーカスの「フリークス」のエレファントマンとして好奇の目に晒されるジョンメリック。

アンソニーホプキンス扮するトリーヴス
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甘い生活(1959年製作の映画)

4.9

再鑑賞。
10年ほど前に観て記憶に残ってるシーンはほぼなかった。ストーリーがあってないようなものであり、何かが始まると何か別のことが次々とおっ始まって、それ所じゃない連続なのだ。

作家を夢見た新聞記
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フランケンシュタイン(1931年製作の映画)

3.9

フランケンシュタインは博士の名前(!)

ビジュアルイメージはこの映画から。

世の中にパロディが横行し過ぎてしまっており、怪物の動きが愉快に思えてしまう。

死んだ人間から新しい命の創造を目論んだフ
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ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

4.2

アナーキスト奥崎謙三が戦争で処刑をしてしまった人達へ責任の追求をしていくドキュメンタリー。

天皇にパチンコ飛ばす、天皇ポルノビラばらまく。法ではなく、己が正しいものを突き通す。
かなり過激な人物であ
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コクリコ坂から(2011年製作の映画)

3.6

爽やかであった。

旧東京オリンピック開催前の時代。
海が見える町の高校にある文化系施設のカルチェラタン。
存続か取り壊すか。

メルこと海と風間の淡み。

前情報を何も知らずに観たので???な事柄が
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ハッピー フィート(2006年製作の映画)

4.2

結構好き。

プリンスもEW&Fもクイーンもブランニューヘヴィズも流れるし、タップダンスはドリルんベースのよう。

歌を歌うことで子孫繁栄していく皇帝ペンギンだが、マンブルは音痴。
踊りがフレッドアス
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.7

179分もあるのになんだかアンビエントな佇まい。

村上春樹原作のドライブマイカーは未読。

演出家の家福氏と
お気に入りの車と
妻と
専属ドライバーと。

妙にリアリティのある会話と非現実な会話が同
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ミスト(2007年製作の映画)

3.8

嵐が去った翌日にスーパーマーケットに買い出しに行ったパパと息子。

突然スーパーマーケットは霧に覆われる…


胸糞と定評のある映画だそう。

心情を考えればそうでもある。

ホラー映画の定石が一杯あ
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.9

ディストピ〜ヤな世界。空も海も山もなく、あるのはコンクリートと無限に落ちれるんじゃないかという地下と目のない生き物。

エイリアンとバイオハザード3とドラゴンボールとハンターハンターをデジャヴした。
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影武者(1980年製作の映画)

3.9

武田信玄のそっくりさんは小悪党。
そんな小悪党が影武者としてやっていけるかどうなのか…

影武者という響きはカッコいいが、陽の目を浴びない役割…中々渋い。

そして長い。画で締まる部分が多々あり魅力的
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8 Mile(2002年製作の映画)

3.6

エミネムの半自伝的作品。

サクセスというより自分自身の殻を破り飛び立っていく過程を描く。

悲惨な生活やぼろぼろの環境の中で己の葛藤をどう乗り越えていくか。

誰がどうとか周りがどうじゃなく、己がど
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