おさむちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

8 Mile(2002年製作の映画)

3.6

エミネムの半自伝的作品。

サクセスというより自分自身の殻を破り飛び立っていく過程を描く。

悲惨な生活やぼろぼろの環境の中で己の葛藤をどう乗り越えていくか。

誰がどうとか周りがどうじゃなく、己がど
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コーチ・カーター(2005年製作の映画)

4.1

不良高校不良バスケットボールチームが熱血コーチによって…

コテコテスポ根だけど、好きです〜。

とは言え選手達は初めから元々のポテンシャル相当あったのでは…

サミュエル最高です。アホみたいな映画も
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ベナジルに捧げる3つの歌(2021年製作の映画)

3.7

短編ドキュメント。

アフガニスタンの難民キャンプにいる結婚した青年。

軍隊に入りたいが父は猛反対。

教育を受けたいけれどもそんな環境はない。

愛の歌を歌う姿やダンスの姿が微笑ましい。

選択肢
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無法松の一生(1958年製作の映画)

4.2

欲のない両津勘吉。

金獅子賞取ってる。

大正の人力車で生計を立てる松五郎の一生を描く。

牧歌的な風景やのんびりとした時間と四季を感じられて日本古来の美しさがよく分かる。

たまに独特な撮影技法が
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復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

4.3

芸達者の方達のおかげでじっくり観てしもうた…
方言ばかしで何言うちょるかさっぱりじゃけん

字幕ありがよかとよ。

日本のシリアルキラーの西口彰事件を題材にしたお話。

一貫して相反するものが同居する
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もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

4.4

示唆に富んだ内容。

考察を見て分かった事は元ネタが豊富にあるということでした。そういった所では全く理解をしていなかった。

詩的な内容
生きていく事で見る世界を限りなく小さな走馬灯で語り合うかのよう
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プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

3.9

なんだかんだの定番のシンデレラストーリーをすっかり楽しんでしまった。

ファーザー(2020年製作の映画)

3.9

色彩も構図も綺麗でもっと見ていたいシーンがあったけど、さらっと終わる。

アンソニー扮するアンソニーホプキンスが様々な家を転々とし、突然見知らぬ場所にワープをしてしまい、戸惑いながらもその場を難なくや
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

1.3

どうしちゃったの…

いいところそれっぽくなぞっただけで出来が最悪やないの…

マーズアタックを楽しむ感覚で観ればいいのだろうけど、求めていたのはそれではなかった。いや、それにしても非道い。

内容が
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.2

スタイリッシュで楽しい。

ブリティッシュな雰囲気が好ましい。

もはや何も言うことはないくらい。

バイオレンスが過激なのは好みが多少分かれるかも。
個人的には大満足です。

花火がとっても綺麗です
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スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ(2008年製作の映画)

3.6

エピソード2と3の繋ぎで観たものの、特に観なくてもよかったかも…

ジャバ・ザ・ハットの息子のプクプクが誘拐されて助けにいくアナキンとオビワンとアソーカ(モデルはもののけ姫のサンらしい。)

世界観を
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飼育の部屋 終のすみか(2003年製作の映画)

3.5

監禁される19歳と監禁する郵便配達員。

気持ち悪かったけど、鳩に突っかかったり、何の意味もない日が出てきたり、所々緩すぎるシュールが面白い。

低予算感でガバガバ設定でツッコミを楽しめる映画。

1
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ジングル・オール・ザ・ウェイ(1996年製作の映画)

3.7

TAS
Tool-Assisted Speedrun(ツール・アシステッド・スピードラン)
Tool-Assisted Superplay(ツール・アシステッド・スーパープレイ)
TASはアクロニムで
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ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

3.8

レオ様の麗しき美しさ。クレアデインズの弾ける美しさもいいんですけど。

90年代のドタバタごった煮感が楽しい。ごちゃごちゃしたこってり感。そんな雰囲気でエンディングでレディオヘッドってのは面白い。笑っ
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スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

4.0

こう見直すと旧三部作は5が好きかもしれない。
それもオビワン曰く見方による違いですな。

エンタメとしては安定感!スピード感とかジャバザハットらへんの特殊メイク最高なんだけど、ストームトルーパーの弱さ
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サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

4.7

編集が素晴らしい。流れがとにかくスムーズだし、クールだし、グルーヴィ。

スティーヴィーワンダー マヘリアジャクソン ニーナシモン スライ&ザ・ファミリーストーン フィフスディメンション BBキング
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スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

4.1

スターウォーズの魅力大爆発!

戦闘シーンもライトセーバーも血も余す事なし!

R2-D2とチューイの活躍が好ましい。

やっぱり1.2.3からの繋がりがエモいです…さりげない言葉一つ一つが響く。
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オデッセイ(2015年製作の映画)

4.0

安心のリドリースコットの良作。

科学的解説はさっぱりなれど、弛みなし。

エンタメとしてこまけぇこたぁいいんだ、という映画。(矛盾は極力感じさせなかったりリアリティを見せる演出は外さない)

音楽も
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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

4.0

厨二病心をくすぐる圧倒的世界観。

ライトセイバーの音も光線の音もたまんないです。

荒くれ者が集まるバーも最高です。

もったりしたテンポ感はあるけれど、冒頭の音楽聴くとやはりテンション上がらずにい
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ザ・ビートルズ:Get Back(2021年製作の映画)

4.4

8時間3部に別れたThe Beatlesのアルバムlet it beのドキュメント。

かなりのボリュームで何から話せばよいのやらと言うところだが、満足であった。

屋上のコンサートは特に感極まるもの
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アウェイ・フロム・ハー 君を想う(2006年製作の映画)

4.0

長年連れ添った妻がアルツハイマーになり、介護施設へ。

記憶を失っていく妻に対して夫は…

忘れられることのやり切れなさ。
忘れる方はハッピーかもしれない。甘美とも言っていた。
今までの事を忘れたい位
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グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

3.8

グロ耐性を最近まっっったくつけてなかったので、久々のものは中々キツかったけど、とても刺激的だった。

導入部分の会話のテンポの悪さが凄まじく、とてつもないB級だなと思ったけど、物語の本筋に向かっていく
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.0

左と右の闘い!

東大の生徒達と三島由紀夫の討論。

三島由紀夫という人間に興味があったので、見てみた。

自分にとって難解な内容で全てを把握でき得るものではなかったものの、討論として非常に生産的な場
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プリピャチ(1999年製作の映画)

3.7

チェルノブイリから近いプリピャチ川に由来する街。
ドニエプル川(耳にしたのは歴史の授業以来)に合流する。

原発以降ゴーストタウンと化してしまったが、そこで生活を選択する人もいた。
チェルノブイリ原発
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泥の河(1981年製作の映画)

4.2

戦後10年の大阪の泥の河で少年の友情が描かれる。

小説原作。

小童戯れるシーンは少年心をくすぐる。

大人達が道徳的で優しい世界。こうあって欲しい。

細かな所作から出る情緒が微笑ましい。
のすた
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

1.1

R25くらいにして若人が観てはいけない映画にして欲しい。

数学の予備校講師と女子高生が
日本の世俗社会に馴染めないが故に馴染もうと奮闘していく話。

冒頭におけるまともじゃないというのは
会話がツー
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ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

3.9

クオリティはとても高いのだが、音の使い方もバッドトリップも緩急の付け方も不快極まりない。
会話の不穏さもホラー映画たるものではあるが、苦手。

映画内のカタルシスには一定の評価は下せるものの、この監督
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ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997年製作の映画)

3.8

小さい頃にレイトショーで観に行って楽しかった記憶がある。

改めてみると補正要素を感じた。
観せ方は当時の最新の技術を駆使していて、スピルバーグ監督流石!!!のエンタメとして充分に楽しめるものであるが
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トータル・リコール(1990年製作の映画)

4.2

ポールバーホーベン監督は最高なのです。(スターシップトゥルーパーズ、ロボコップetc)

グロ描写と人間の欲望や汚さ(リアリティ)とB級感とダイナミクスが同時に存在する。

近未来で仮想現実によって火
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.6

晩年イントゥザワイルド。

車で旅して旅先で短期的な仕事で食い繋ぐ。ノマドのコミュニティはご年配ばかり。
広大な景色が自由さを想起させる。

周りの人から家に来て住みなよと言われる事もあるが…

選択
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

2.8

The Beatlesの歌を聴けるのはテンション上がるけど、曲があまりに有名過ぎるのばっかりで表面なぞってる感が否めない。

脚本も全方位的にしていて、なんとなく面白そうにしているような感じで結局ブレ
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おもひでぽろぽろ(1991年製作の映画)

4.2

東京生まれ東京育ちの昭和の娘が夏の長期休暇に憧れの田舎へ里帰り。

ふとした時に思い出すのは小学校5年生の頃のおもひで。
苦い事だったり甘酸っぱかったり。

新天地で自らを振り返りながら、浄化されなか
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(2017年製作の映画)

3.9

高校時代の元カノからうなじを剃って欲しいと言われたら…

想像を膨らませる事の出来るやきもき感が堪らない。

名前の呼び方とか黒子とか食べ方とかくすぐる

気まずい空気も想いあればこそなので、振り返れ
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ゲームチェンジャー: スポーツ栄養学の真実(2018年製作の映画)

3.9

シュワちゃん菜食だったの…

菜食のトップアスリートがどうして菜食なのか。
肉=タンパク質の概念を覆してくれる。

精力、持久力、健康においても菜食が優れている。
コロッセウムのグラディエーターや先祖
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平成狸合戦ぽんぽこ(1994年製作の映画)

3.9

狸にまつわるエトセトラ。

日本の狸にまつわる話や慣用句などありとあらゆるものが出てきておったまげた。
ようここまで…というのと狸関連がストーリーに直接必要かというとそこまででもない。
日本の伝統的な
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