ayaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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花戦さ(2017年製作の映画)

4.0

コメディじゃない。いい意味で予想を裏切る、実はシリアスな本格ドラマ。秀逸なセリフにグッときて何度も涙した。。
佐藤浩市の利休を観てみたくて鑑賞したのだけれど、予想外に抑えた渋い演技が素敵すぎた。ある意
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ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.2

大好きなシリーズなのに映画館で見れず、DVDで。
今回はストーリーの軸がすごく弱かった。ギリシャのシーンは異様な迫力があって、見応えがあったけど、ラスベガスのやり過ぎなカーチェイスはなんか品がないとい
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フルートベール駅で(2013年製作の映画)

3.5

サンフランシスコ郊外で起きた実話を元にした悲劇。暖かくて小さな幸せを1人1人が噛みしめるNewYear'sEve。それがあっという間に悲劇に変わってしまうことの、やるせなさ。

イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ(2010年製作の映画)

3.8

いやー、面白かった!アート系ドキュメンタリーと思いきや、すごくドラマチック。本当に、してやられます。

前半と後半の展開、どちらもべつの意味でドキドキするんだけど、ただよう本物感と偽物感の対比にクラク
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マン・オン・ワイヤー(2008年製作の映画)

3.8

42年前に世界貿易センタービルの2つのビルの間を綱渡りでわたったフィリップ・ルティという男のドキュメンタリー。
(同じ実話を元にした映画「ザ・ウォーク」より7年前の製作)

前半は関係者のインタビュー
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ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

3.8

ラストの余韻が静かで、美しくて、素晴らしかった。911には全く触れない。でも、そうだからこそ、喪失感が迫ってくる。
もちろん「限界への挑戦」がテーマではあるんだけど、このラストだけは、アメリカ国民のた
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ゲキ×シネ「乱鶯」(2016年製作の映画)

3.6

劇団☆新感線のゲキxシネ。DVDではなく映画館で見るのは初めて。

最近、ステージアラウンド東京で「髑髏城の7人」を見すぎているせいもあって。。; 新感線っぽい派手なパフォーマンスが少ない会話劇は、新
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用心棒(1961年製作の映画)

4.0

三船の背中を映し出すタイトルバックから、もう完璧に絵になっていて、一瞬でノックアウトされる。
BGMが止み、おもむろに棒切れを放り投げて、行き先を決め、また歩き出す三船。このオープニングが、ホントにか
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JUNO/ジュノ(2007年製作の映画)

3.6

主人公のエレン・ペイジの魅力が全開。
父親も、ステップマザーも、すごく「真っ当な大人」で、自分もこういう大人でありたいなと思った。
赤ちゃんをもらう側のジェニファー・ガーナーを、リアルに、でも公正な目
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.5

すごく好みの映画でした!
丁寧で、押し付けがましくなくて、とても品のある映画だと思った。

ケーシー・アフレックのオスカー受賞は納得。何度も心をギュッと掴まれて、ツーっと涙が出てきた。。

普通は省略
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シンデレラ(2015年製作の映画)

3.3

娘たちとHuluにて。
「ダウントンアビー」ファンとしては、リリー・ジェームズの出世作にしみじみ。義姉役でデイジーも出てるのは知らなかったので興奮してしまった。とにかくドレスの美しさにひたすら見惚れる
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.5

圧巻の3時間56分。劇場で観るべき作品。
暗闇と背中合わせの日常の中で、あざやかに明滅する青春。
世界は、心は、変えられるとまっすぐに信じるナイーヴな男子と、
夢は見ない代わりに、自由に生きることで現
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.6

子連れ鑑賞。春休みで平日満席。
日本人には馴染みの薄い、ポリネシアンカルチャーがベースにあり(神話的なもの、Tatooの意味など)、そこがとても興味深かった。

もちろん絵も歌も素晴らしいし、ストーリ
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双子物語(2015年製作の映画)

3.9

「世界びっくりニュース」的な実話なのだけれど、予想外にスタイリッシュで、丁寧なつくりのドキュメンタリーだった。良作。

何よりも、2人のくしゃくしゃの笑顔が自然体でいい。最初はホントに瓜二つに見えるの
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人生の特等席(2012年製作の映画)

3.4

TVつけて、なんとなく見てしまったけど、安心して見られました。
頑固親父と一人娘のお話。
クリント・イーストウッドもさることながら、吹替の声の声優さんも渋い。。

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.4

展開があまりに出来すぎなのでは?と思いながらも、途中からは涙腺が緩みっぱなしになって、そんなことはどうでもよくなってしまう。。
これでもか、と次々に泣かせに来るので、心して見るべし。
ラスト、まさかの
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ぼくとアールと彼女のさよなら(2015年製作の映画)

4.4

監督のセンスとバランスの良さに脱帽。これが一作目とは驚き。次が楽しみ。

ありがち風な青春ストーリーかと思いきや、いい意味で肩透かしだったり。でもラストの彼女の部屋の場面はグッときて、号泣してしまった
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俺物語!!(2015年製作の映画)

3.5

いい人しか出てこない、いい話。癒されます(^^) 振り切った鈴木亮平、最高すぎる。。w

元気がないときに見たら、きっと救われます。

ハイスクール・ミュージカル(2006年製作の映画)

3.8

一度聞いたら頭から離れない楽曲が最高です。ラストの体育館のダンスも◎。
全てを兼ね備えた学園のスーパーヒーローと、才色兼備すぎるヒロイン。実際にも恋人同士だった2人がキラキラすぎる。

フレンド・リクエスト(2012年製作の映画)

3.7

思わず微笑んでしまうショートフィルム。
いくつになっても女子は女子。SNSを自在にあやつり、恋バナで盛り上がるかわいいおばあちゃん達。
置手紙を見た親友の表情がいい。きっと大昔から親友なんだろうな。

ぼくたちの家族(2013年製作の映画)

3.7

息子と父親って。。ほんとコミュニケーション弱くて、間にお母さん挟まないと話が進まない、みたいなところがある。じゃあそのお母さんが急にいなくなっちゃうかもしれないってなったら、どうするのかっていう話。役>>続きを読む

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.8

前半は爆笑の連続。後半はゾクっと来る怖さ。。
いろんな意味ですごくよく出来た映画で感心しきり。上手い。
撮影はドキュメンタリー風に行ったみたいだけど、これが映画で本当によかった。。。

ハッシュ!(2001年製作の映画)

4.2

16年ぶりに再鑑賞。今みてもやっぱり良い。

2001年当時は、ゲイカップルとこじらせ女子の関係をポップに描いたという点がフィチャーされてて、わりとキャッチーで時代性のある映画だと思っていた。

でも
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雨月物語(1953年製作の映画)

3.7

ストーリーはさておき。。。モノクロ映画の明と暗の美しさに、何度もハッとさせられました。

朽木屋敷を訪れた夜、部屋に蝋燭が灯り障子が次々と明るくなるシーン、若狭が鏡を見るシーン、昼間湖のほとりで琵琶を
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フィラデルフィア(1993年製作の映画)

3.7

病のトム・ハンクスの神々しさ。素晴らしい。愛するオペラを語るシーンが忘れられない。

当時きっと減量したのだろうけど、一瞬ちょっとティム・ロビンスにそっくり。。(^^;;)

何気なくつけたテレビで数
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.8

オシャレムービーだわあ。。
美男美女すぎる3人組を見てるだけで楽しい。
そして最高にかっこいい音楽にシビれるなあ。。

オデッセイ(2015年製作の映画)

3.7

見ていてつらくなるような話を、うまく最後までもっていってくれるのが、レトロなディスコ音楽とマークの飄々としたキャラクター。
やり過ぎ感をうまく抑える感じの演出がいい。

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.0

最後はどこへ着地するのだろうと、ハラハラしながら、すずさんを見守ってしまった。。祈るような気持ち。

キャロル(2015年製作の映画)

3.5

色使いや映像、ファッションも、すごく素敵なんだけれど、個人的にどうしてもケイトブランシェットの声や表情に恋することができず、感情移入は難しかった。
でも映画としては、隙がなく、とても完成度の高い作品だ
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