AyanoMurakamiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

AyanoMurakami

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MIND GAME マインド・ゲーム(2004年製作の映画)

4.5

どエライ映画を見てしまった。

ずうっと気になりつつも、なんとなく観ていなかった映画ってある。

そして、観るべき時に観れてしまうものなんだろう。

これはドラッグムービーである。
ぶっ飛びすぎてる。
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セレステ∞ジェシー(2012年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

人気作みたいなこと書いてあったから借りたけど、そこまでだった。

仲良しな夫婦が離婚するまでの話。旦那が他で子供作って離れるなんて最悪だけど、それでも、それだから、散々強がって他でデートしまくって、で
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淵に立つ(2016年製作の映画)

4.0

浅野忠信が怪演すぎる。あの真っ白いつなぎは何かあると思ってたけど、赤い浅野忠信になった時のすごい、すごさ。

怪演なのに色っぽくて、怖くて、リリーフランキーとかピエール瀧みたいだった。

話的には救い
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ピースオブケイク(2015年製作の映画)

3.0

あまあまあまい。綾野剛、松崎桃李、菅田将暉、峯田和伸とかなり豪華な顔ぶれ。

リアルな部類の少女漫画。頭使わなくていいけど、苦い思い出が蘇るかも。こんな恋してみたいわ。

下北や高円寺の街並みがたくさ
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何者(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

もう、苦しくて苦しくて。自分の辛い就活を思い出した。

最後にみんな5年生だったってのはうわぁとなったな。二階堂ふみさんの空回り感とかやっぱうまいなって思った。

ツイッターがかなり効果的に使われてて
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

2.5

初めてのウディアレン作品。
てっきり背景が絵画調になると思ったらならないのね。(それとも眠って見逃した?)

ふわぁっとした中で進むストーリー出てくる偉人たち。交友録が観れたのは面白かった。

けど、
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.5

蒼井優さんのベッドシーンが多くて眼福。
男の人に抱かれて、存在意義を感じる部分はわからなくもない。

前半の時計のクレームを言うシーンが良くて、いるいるってなる。関西弁が良い意味で耳に残る。嫌な女の役
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ギブリーズ episode2(2002年製作の映画)

3.0

声優が豪華すぎる。鈴木京香さんとか合ってたなぁ。

少し大人向けの現実味のあるジブリ。エピソードじゃなくて合間のノリノリのアニメーションが好きだった。

きっと一人一人にモデルもいるんだろうなぁ。

猫の恩返し(2002年製作の映画)

3.0

猫好きには猫がたくさん出て来てそれだけで嬉しい。

バロンはいちいちかっこよすぎたけど、全体的にはふんわりして昼間にみるのにちょうどよかった。

濱田マリさんが声優やってるねこさんが個人的には好きだっ
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ルーム(2015年製作の映画)

3.5

もうちょっと明るい映画かと思ったんだけど、結構重たかった。

17歳で誘拐された女の子が男の子を産んで、しばらく暮らすんだけど男の子が5歳になった時に脱出を試みて、世界に出会ってく。でも楽しいことばか
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愚行録(2017年製作の映画)

3.0

まさにイヤミス。後足が悪い。みんなやなやつ。でも、自分もやりかねない、危うさギリギリと思わせるリアリティがある。

くすぶってる中年に差し掛かる役って、本当に妻夫木さんは似合うなぁ。
満島さんもやっぱ
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かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

2.0

官位を授けようっっの部分が観たくて借りたけど、んーー。あんまり好きなタッチでは無かったな。

内容としては、高貴な姫君になるために勝手に親の期待や、躾や、結婚相手や、なんやかんや押し付けられてる様子が
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

2.5

演者の迫真の演技は凄すぎだけど、ちょっとモヤモヤしてしまう結末。

もう少し盛り上がりが前半でも良かったんじゃないかな。

メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ポノックの成り立ちについては良く知らなったけれど、ジブリの遺伝子が生きるスタジオなんだと思った。

夏休みにお母さんと観に行ったあの感覚が蘇った。

魔女の宅急便やもののけ姫、ラピュタなど往年の名作の
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.0

第二次世界大戦時のフランスの海岸ダンケルクでドイツに追い詰められた英兵と同盟国の仏兵の奇跡の脱出劇を映画化。

臨場感ありすぎて、ずっと心臓がぎゅっとしてた。もうヒリヒリしてシンドい。

ダークナイト
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海月姫(2014年製作の映画)

3.0

原作を読んでて、キャストが豪華と聞いて鑑賞。オタク女子とオシャレ女装男子のファッションガールズムービー。2時間の尺にかなりギュギュッとまとめた感はあるものの、まずまず。ファッションショーのシーンはなん>>続きを読む

火天の城(2009年製作の映画)

2.5

安土城を作る番匠という大工さんの話。椎名桔平さんの親方さまは少し違和感。自然を相手に重機を使わず城を作るってことは本当に大変なんだなってことが伝わる映画だったけれど、それ以外では特になく、ちょっともど>>続きを読む

シンプル・シモン(2010年製作の映画)

3.5

アスペルガーのシモンが主人公。スウェーデンの映画なので、出てくる服やインテリアがとても可愛い。自分のせいで彼女と別れた兄のために恋人を探していくのだが、、、。触られるのが嫌で女の子を殴ったり川に落とし>>続きを読む

ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ(2009年製作の映画)

3.0

太宰治原作。浅野忠信さんの映画が観たくて借りたものの、主人公の男がダメすぎてダメすぎて。お金盗むし女つくるし心中するし開き直るし拗ねるし。支える奥さんは健気を超えて執念さえ感じる。良い子の奥さん演じさ>>続きを読む

天才スピヴェット(2013年製作の映画)

3.5

アメリのジュネ監督の作品。10歳の男の子のロードムービーかな。家族に距離を置かれてるって感じ、誤解かもしれないけどあるよね。主人公のt.sがとても可愛くて特に困り顔が最高。細かいところでおとぎ話のよう>>続きを読む

STAND BY ME ドラえもん(2014年製作の映画)

4.0

名作の呼び声も高く、思い切って鑑賞。あれ、ドラえもんや、のび太ってこんなに幼かったっけ?とびっくり。声優さんが変わって初めてみたのもあるかもしれないけど、ドラえもんて可愛いなぁ。世代を超えたキラーコン>>続きを読む

海を感じる時(2014年製作の映画)

2.0

ひたすらに暗く分かりづらい。そして聞こえづらい。身体を求める男と、愛を求める女のすれ違う物語。身体だけでもいいから求められたいというのは、ほんとのところ、ウソなんだよな。結局苦しくなる。池松壮亮の身も>>続きを読む

ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

3.0

ヒットをだしてスランプに陥る青年作家が理想の女の子を書いたら現実に現れて…ってポップなファンタジーかと思いきや、そうでもなくて。
相手を思い通りに出来るからこその虚しさもある。パッとしない感じの主人
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.0

ずっと気になっていた作品の中。有名レストランの雇われシェフが、すべてを失ってフードトラックで一からやり直すロードムービー。ツイッターやバインなど今のツールを使って拡散したり、テンポも良くて飽きさせない>>続きを読む

聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-(2011年製作の映画)

3.5

真珠湾攻撃を率いた海軍軍人山本五十六の日独伊三国同盟あたりからの内容。予習バッチリで観たのもあり、苦手な戦争も出てくる内容ながらスラスラ観れた。
長岡藩出身という生い立ちにも触れて、南雲さんとの対立が
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きみはいい子(2014年製作の映画)

3.5

観たら泣くかなと思ったけどそうでもなかった。押し付ける感動作というでもなく、ふと心に寄り添うような作品。冒頭の尾野真千子の虐待シーンはキツかったな。それと、高良健吾が甥っ子にトントンされるシーンと、生>>続きを読む

やわらかい手(2007年製作の映画)

3.5

イギリスの映画。難病の孫の医療費のためにおばあちゃんが選んだ仕事は風俗店。滑らかな手は噂を呼び、店のナンバーワンに。でも、息子にバレて…。
コメディと言いながら、おふざけではなく真面目に淡々と、いや
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つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語(2012年製作の映画)

2.5

亡くなりそうな妻 「艶」の夫と、艶と関係した男たちと、その男の周辺の女たちの物語。
オムニバス的な作りなので、1つ1つがあっさりしていて、もっと観たいなというのが正直なところ。
小泉今日子が乱闘するシ
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マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(2011年製作の映画)

3.5

またしても歴史を映画で学ばんとす。鉄の女サッチャーの物語。引退後の老いた姿から回想的にストーリーは展開する。とにかく鉄の女のメンタルは徹底的に強い。己の信じる道のために突き進む姿は、時に賞賛され、酷評>>続きを読む

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.5

最初は笑ってしまう、そして最後は怖くなってしまう、そんな映画。ヒトラーが現代にタイムスリップというシチュエーションはありきたりだけど、会話の緻密さ、詳しいことはわからないけど見た目も含めての再現性の高>>続きを読む

乱暴と待機(2010年製作の映画)

3.0

小池栄子のキレっぷりがいい。山田孝之のくさりっぷりも。本当の兄妹じゃないのに一緒に暮らす男女と夫婦の物語。浅田忠信のキモ兄っぷりと、美波のあざとさと、こじらせっぷりがいい。どうにもならない感じだけれど>>続きを読む

川の底からこんにちは(2009年製作の映画)

3.5

満島ひかりの演技が好きだ。ちょっと飛んでる役のが活きる気がする。物言いがイラっとするのに、うそっぽくない。本当に上手なんだろな。「しょうがない。中の下の女だし。」とずっとうだうだいってるくだりはしんど>>続きを読む

大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

3.0

実話を基にした映画。歴代の大統領に仕えた黒人執事の物語。実の子が活動家になったり、ベトナム戦争でなくなったり、それでも大統領に使え続ける。黒人差別やデモへの鎮圧や暴動は本当にひどくてつい最近まで起きて>>続きを読む

アリス・イン・ワンダーランド(2010年製作の映画)

2.5

チェシャがかわいい。確かに意外にも勇者モノだった。ティムバートンの世界観なのかな。皮肉や暗さもある部分が、絶妙になくもないファンタジーの世界を作り出してる。続編もどう描かれてるのか少し気になる。アンハ>>続きを読む

トイレのピエタ(2015年製作の映画)

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野田さんの脱力な演技がいい。花ちゃんもとんがってる感じがいい。リリーさんや、大竹しのぶさんなど脇役がかなり豪華な中で久しぶりに邦画らしい邦画を観た。淡々と物語は進むけれど、絵が完成したトイレのシーンは>>続きを読む

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

2.5

やっぱりだめだった。戦争映画は見られない。細切れに眠りながらだったんだけど、ヒトラーの追い詰められっぷりと、ベルリン市街戦のどうしようもなさが伝わって来た。市民をないがしろにするヒトラーの描かれ方は、>>続きを読む