紅梅シュプレヒコールさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

3.0

今村昌弘の「屍人荘の殺人」を実写化した本作を鑑賞

小説が大人気で私も購入して読もうとしたものの、中程まで読んだところで空気感が自分に合わず本を閉じてしまったのだが、大好きな浜辺美波が出ているとのこと
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.0

スティーヴン・スピルバーグ✖︎レオナルド・ディカプリオ✖︎トム・ハンクスという豪華な面々で贈る事実に基づいた逃走劇

物語は詐欺師であるフランクが劣悪な環境下の牢獄で震えているところにFBI捜査官であ
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スーパーティーチャー 熱血格闘(2018年製作の映画)

3.5

元軍人が教師となって悪ガキ共を熱血指導という日本では「ごくせん」「GTO」などで馴染み深い設定の本作

興味を惹かれる要因は何と言ってもドニー・イェンが主演ということで、どのような熱血指導っぷりを見せ
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ウィッチ(2015年製作の映画)

3.5

「クイーンズ・ギャンビット」で多くの人々を魅了したアニャ・テイラー=ジョイ主演のゴシック・ホラー「ウィッチ」を鑑賞

町を追放された一家が居を構えた場所で“何か”によって苦しめられていく様を魔女伝承を
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毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)

3.0

あらすじで興味をそそられたので配信を機に鑑賞

麻薬捜査官が正体不明の韓国麻薬界のボスであるイ先生を追うサスペンス映画となっています

正直あらすじから推測するにもっとはっちゃけた作品かと思っていたの
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アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

3.0

「ドーン・オブ・ザ・デッド」のザック・スナイダー監督が新たに制作したゾンビ映画「アーミー・オブ・ザ・デッド」をNetflixにて鑑賞

発表時から期待していた作品で、配信日に早速観ましたので感想を書い
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ジャッジ 裁かれる判事(2014年製作の映画)

4.0

長らく疎遠になっていた実家へと母親の葬儀で帰郷した敏腕弁護士のハンク

滞在中に判事である父親が人を轢いて連行されたと連絡を受ける

裁判を通して事件と父子のわだかまりの真相が見えてくることに…
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

1984年の北イタリアでアメリカ人留学生オリヴァーと17歳の少年エリオは出逢い、忘れられない一夏を過ごすこととなる

今では若手スターとして役者道を駆け上がるティモシー・シャラメ主演作

彼の美しい顔
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ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ(2021年製作の映画)

3.0

主人公アナの住居の前向かいにとある家族が引っ越してきたことから始まるサスペンス映画

主人公が広場恐怖症を患っており、家から出ることができないという設定のため、物語は彼女の住居の室内と窓から見える景色
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ロケットマン(2019年製作の映画)

4.0

若くして世界を魅了するスーパースターとなったエルトン・ジョンの半生を描いた伝記物語となっています

公開時期が「ボヘミアン・ラプソディ」と被ってしまったが為に、日本国内では注目をあまり得られなかった印
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.0

ヤクザという生き方しかできなかった男が時代の移り変わりにより普通に生きていくことの難しさに苦しめられていく悲哀の物語

物語は主人公の山本賢治がヤクザになる1999年、ヤクザとして生きる2005年、ヤ
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マーウェン(2018年製作の映画)

3.0

ロバート・ゼメキス監督の実話を題材とした本作

自身の性癖が理由となり、集団暴行にあったことで心的外傷を負った主人公マークが痛みに向き合うようになるまでの物語

ゼメキス監督のエンタメ作品を撮る手腕は
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.0

ウィル・スミス&トミー・リー・ジョーンズの名コンビで人気を博したメン・イン・ブラックシリーズの最新作

キャストを一新し、新生(ウー)メン・イン・ブラックとなった今作

前三作は個人的に好きなシリーズ
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AI崩壊(2020年製作の映画)

2.8

大沢たかお主演で描かれる人工知能を題材としたサスペンス逃走撃

ド直球の作品タイトルから分かる通り社会に浸透した人工知能システムが人類に対して牙を剥くという設定の作品です

随分と使い古されたネタなの
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砂の惑星(1984年製作の映画)

2.0

奇才デヴィッド・リンチによって映像化されたフランク・ハーバート原作の一大叙事詩「デューン/砂の惑星」を観た

熱狂的なファンが多いデューンという作品にもともと興味はあったのと、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.0

異才ヨルゴス・ランティモス監督「聖なる鹿殺し」を鑑賞

私は同監督作品は「ロブスター」「女王陛下のお気に入り」の二作品しか観たことがありませんが、独特な雰囲気をもつ監督だなと改めて感じました

心臓外
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ホムンクルス(2021年製作の映画)

3.0

「殺し屋1」「HIKARI-MAN」という異色の作品を数々世に放ってきた異才山本英夫の同名漫画を「呪怨」などで知られる清水崇が実写映画化ということで鑑賞しました

原作は読了済みではあったのですが、読
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トマホーク ガンマンvs食人族(2015年製作の映画)

4.0

S・クレイグ・ザラー初長編作品「トマホーク」を鑑賞

最新作「ブルータル・ジャスティス」が面白かったために、今作に手を出しました

食人族という設定は一種のサブジャンルとして定着しており、大衆向けに作
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.5

住野よるさん原作の同名小説を浜辺美波、北村匠海主演で映画化した本作を鑑賞

当時話題になっており気にはなっていたものの、タイミングを逃し未観賞のまま放置していましたが、今更に鑑賞しました

青春らしい
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.5

大島渚監督と作曲家坂本龍一の名を世界に知らしめた傑作「戦場のメリークリスマス」を鑑賞

本作は1942年のジャワで繰り広げられる日本軍とイギリス軍俘虜の複雑な関係を繊細に描いた心ふるわせる上質なヒュー
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ラブ&モンスターズ(2020年製作の映画)

3.8

化学物質によって地上の生物がモンスターに変貌してから早七年が経った頃

主人公ジョエルは離れ離れになっていた恋人エイミーの居る場所を見つけたことから迎えに行くために危険な外の世界へと出ることを決意する
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バンブルビー(2018年製作の映画)

4.5

大人気シリーズ「トランスフォーマー」の外伝的存在にあたる本作「バンブルビー」はシリーズ上1番の傑作と言っても問題ないでしょう

前作までのトランスフォーマーシリーズを監督していたマイケル・ベイの手を離
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