苺だいふくさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ラスト サムライ(2003年製作の映画)

3.0

海外の人がみた、大和魂と散る美学。
日本人がみんなそうとは限らないけどね…

渡辺謙さん演じる勝元は、カッコよかった。池松壮亮さんがちっちゃくて可愛かった!びっくり!

トリック劇場版 ラストステージ(2013年製作の映画)

3.7

感動した。
今回は今までと少々テイストが違うように感じ、初めは違和感を抱いていた。だが、ラストが良かったのでモヤモヤは吹き飛んだ。

いつもながらの豪華キャストと様々な仕掛けに、楽しませてもらった。
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.0

キャストが豪華!好きな俳優さんたちばかりだった。
複数の物語が重なってゆく話だが、ひとつの話で映画1本作れそう。
瑞々しい話が多いので、観た後良い気分になる。クリスマスにぴったりかも。

劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル(2010年製作の映画)

3.6

今回は、心が痛む話だった🥺

いつも通り安定のコンビを楽しめるのはもちろん、豪華キャストに驚かされた。

バンサンケツマ、なんか力強そう。私も唱えてみようかな。逆から読みたくなるけど…

方言うま!と
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トリック 劇場版2(2006年製作の映画)

3.6

バンバン人が殺されて、すぐに自殺しようとする…だけど、面白い!

演出に遊び心があって、毎度毎度楽しめる。ずーっとシリーズを見返していると、作品がうまく繋がっているのがわかって楽しくなる。

良いコン
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トリック 劇場版(2002年製作の映画)

3.7

ドラマ版もそうだが、伏線回収がすごい。ちょっとしたセリフや設定にも楽しむことができる。

何気にキャストも豪華だし。
ドラマでも、椎名桔平さんやガッツ石松さんがまさか登場するのかとびっくりしてしまった
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.7

ビジュアルもストーリーも、怖い…

人間がペットや奴隷として扱われているシーンでは、ドラーグ族が人間に、人間が動物や昆虫に重なって見えた。
なんの感情も抱かずに虫を殺し、犬や猫などのペットを自分の思い
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弥生、三月-君を愛した30年-(2020年製作の映画)

1.0

こんなにベタでクサい作品、久しぶりに観た。びっくり。

2人の人生を長期的に描いた点では映画「糸」と似ているが、クオリティは全然違う。
繰り返し流される「見上げてごらん夜の星を」には、もはやウザったさ
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響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

3.0

響、こっわ…
天才は変人だとは言うが、もはや犯罪者レベル。暴力の度合いがおかしい…

周囲の大人たちの演技が良かったが、やっぱり北川景子さんの演技にはどうしても抵抗がある。

今日から俺は!! 劇場版(2020年製作の映画)

2.5

ドラマの方がキャストも豪華で、中身があったような…
今回は暴力シーン多めなうえに、戦う理由もとても陳腐に感じた。

ただ、30代で高校生を演じられる強さはすごい。違和感ない!
登場人物たちの吹っ切れた
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ママレード・ボーイ(2018年製作の映画)

1.5

すんごい自意識過剰。
早くから話して、誤解を解いておけばいいのに。

みんな自分勝手で、想像でことを進めるからそんな事態になるんだと思う。

恋愛映画としてではなく、登場人物たちの安易な行動にじれった
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mellow(2020年製作の映画)

2.5

恋愛って難しいなと感じた。
自分の気持ちを伝えるのにとてつもなく勇気が必要なのはもちろんだが、それを相手が受け入れるとは限らないし…

主人公が花の届け先の夫婦と会話する場面に、不条理を感じた。
勝手
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ピンクとグレー(2016年製作の映画)

3.2

菅田将暉さん、流石…
ダメダメのクズ男から鼻にかかる男まで、本当に同一人物?って思ってしまう。
彼のカメレオンっぷりを堪能できる映画だった。

昔、原作を読んでいたものの、全く内容覚えていなかった。こ
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Our Friend/アワー・フレンド(2019年製作の映画)

3.5

とても切なくて、痛々しい映画だった。

相手のことを大切に思い行動するものの、自分自身の人生も大切。
登場人物それぞれが葛藤を抱えている様子が印象的だった。
看取るって綺麗事じゃないよなと、ひしひしと
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.4

テーマも内容も。すごく難しい。

ちゃんと内容を理解できたのかよく分からない。ただ、本当の自分を周囲に見せることができずに苦悩する主人公たちの思いは、強く伝わってきた。

手紙を学校に持っていかなかっ
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さよならドビュッシー(2013年製作の映画)

3.0

清塚さん、演技うま!むちゃくちゃ自然。
ピアノ演奏のみならず、難しい感情表現も求められる役柄だと思うが、彼にとても合っていた。

彼に限らずピアノ演奏のシーンが比較的長めなので、クラシックを味わいたい
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グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

グッドバイするつもりが、グッドバイされた男の話。

原作が未完なため、太宰がどういう結末にしようとしたかは分からないが、原作とは全く異なるものという認識で観た方がが良い。
人生喜劇とだけあって、むちゃ
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.6

宮本、すんごい単純でバカだけど、応援したくなる。

自分のことしか考えていないが、真っ直ぐで彼女を思う気持ちの強さは感じた。
でもちょっと行動が無鉄砲すぎるが…

勝負、そうやって勝ったのか。つい笑っ
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くれなずめ(2021年製作の映画)

3.4

男子高校生のくだらないノリが延々と続くが、彼らの抱えている思いに切なくなった。

ほんと男子ってくだらないこと全力でやるよなーと思いながら鑑賞してた。

ところどころ「5人」って言ったり「6人」って言
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.3

脳死の受け止め方って、とても難しいと思った。心臓が動いている人の「死」に対して、どうやって心の整理をつけるのか。
非常にセンシティブな問題が描かれていた。

お母さんがなぜ一緒に外出していたのか、理由
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アウトブレイク(1995年製作の映画)

3.5

怖い。今世界が置かれている状況ともリンクしていた。
ただ、無知が一番恐ろしくも感じた。何も知らないから、危険な行動とってしまうんだな…

日本の『感染列島』と展開が似ていたが、恋人との結末に価値観の違
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長いお別れ(2019年製作の映画)

4.0

綺麗事だけじゃなくて、家族の問題や繋がることの難しさが丁寧に描かれているように感じた。

中野量太監督って、家族を描くのがすごく上手🥺
「湯を沸かすほどの熱い愛」もそうだったが、きっと誰もが共感できる
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坂道のアポロン(2017年製作の映画)

2.7

ベタなストーリー。ただ、昭和の長崎やジャズという設定は少し意外だった。

劇中にも、こんなにジャズ出てくる?というくらいのジャズ祭り。音楽好きにはいいかも。

個人的には、ディーンフジオカさんの役柄は
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ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

3.6

柏木くんの死の真相を知っても、全く柏木くんには同情できなかった。
彼が一番利己的で独善的で、周囲を傷つけているように見えたのは私だけ?

刺々しくて周囲を攻撃したり、そうと思えば脆かったり。大人にはな
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ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

3.3

そこで終わる?っていう終わり方。
完全に後編も観る前提で作られてる。

続きが気になって、前編見終わって即後編も見た。まんまと制作者の意図にハマってるかも。

陰陽師 II(2003年製作の映画)

2.3

日本の歴史と伝説が入り混じっていたような…

晴明、男性なのにアメノミコト演じるの?
それでアマテラス出てきてくれる?
完全にファンタジーだと割り切って見ないと、混乱する。

深田恭子さんと市原隼人さ
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his(2020年製作の映画)

3.8

とても静かな映画。

LGBTだけではなく、仕事と育児の両立など、現実味溢れる問題ばかり。
綺麗事にせずに描いているところが、好き。

同性愛がどうこうというより、個人の葛藤みたいな部分に焦点が当てら
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夜のピクニック(2006年製作の映画)

3.2

学生時代、意味不明なウォーキング大会あったなーと思いながら鑑賞。

それぞれの登場人物から、目の前の1人に上手く思いを伝えられないもどかしさを感じた。
きっと子供であれば素直に伝えて、大人になれば上手
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.2

日々の何気ない暮らしの尊さを教えてくれるような作品。

多少の奇跡は起こるものの、劇的なてんかはなかった。
だからこそ、一人ひとりの人生そのもの、がドラマなんだと思わせてくれた。
ほっこりする映画だっ
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.3

キャストが豪華。
犯人役の方、誰が演じてるのか全然気づかなかった…
さんまさんもカメオ出演してるとは。びっくり。

内容は、東野圭吾が原作とあって、飽きない展開。テンポが良い。
役者さん達の演技をじっ
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フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)

3.0

ストーリーは、驚くほど予想通り。
良くも悪くも予想を裏切らないかも。

慎一郎は能力を他人のために使ったのに、葵は…。
なんだかんだで、自分の良いようにしか物事を見ていないようにも感じた。

「3月の
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罪の余白(2015年製作の映画)

3.3

内野聖陽さんと吉本実憂さんが演じる2人の心理戦。

吉本さんの悪女っぷりがよかった。
「はい、おしまい」と言って手を叩く場面、強い者が弱い者に威嚇するみたいな感じでモヤっとした。

せっかくの悪役ぶり
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ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ(2009年製作の映画)

3.0

構成やセリフはほぼ小説のままだと感じた。
太宰治の小説が好きなだけに、映像化するとどうなるのかと楽しみにしていたが…。
やはり、太宰の作品は活字の方が生き生きしている。

役者さんも一流で演技の見応え
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ハルフウェイ(2008年製作の映画)

3.2

すんごい青春。
ベタな恋愛胸キュン映画と違って、とてもリアル。高校生の日常や、思春期ならではの自己意識の高さが丁寧に描かれている感じがした。

セリフの言い方も自然で、映画を観ているというよりむしろ、
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ハンニバル(2001年製作の映画)

3.3

シリーズの中で、最もレクター博士が行動する話。
あんなに動いている博士、初めて見た。

この作品が、いちばん描写がグロいかもしれない。
豚に食べられ、生きたまま脳みそさらされ。思わず目を背けたくなった
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レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

3.5

人間の狂気性を感じ、恐ろしくなった。
もちろん音楽やグロい描写によるものもあるんだろうが、何かに執着した人のエネルギーの強さは怖い。

犯人が背中に掘ったレッド・ドラゴンは、本当に生きているようだった
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