同じ時間、地球上のどこかで繰り広げられるタクシーの運転手と客の会話劇。
人口の数だけドラマがあって、この映画はそのうちのたった5つに焦点当てただけやと想像して、勝手に興奮した。
盲目の女性をのせる>>続きを読む
時間を逆行する者と順行する者が同時に大暴れするもんやから、何が起こったん!?の連続で、アドレナリンを垂れ流したまま2時半が過ぎました。
ありえへん出来事が起こってるわけやから、混乱して当たり前。でも>>続きを読む
血生臭さのなかに、ほんのり爽やかな石鹸の香りがするような、素敵な映画やった。
働くとは?生きるとは?幸せとは?
風呂場での殺しと処理を「仕事ですから」とこなしたり、給料もらってニヤけたり。明らかに私>>続きを読む
南イタリアの風景と、官能的な美男子たちの戯れ。そして、二人の恋に寄り添うように奏でられる音楽。
恋のライバルや、社会の風当たりに直面するのが定石だが、目に見える邪魔者はこの映画に登場しない。しかし、と>>続きを読む
ジェンダーを取り上げる映画は最近特に多いけど、みんなが見たくなかった見ようとしなかった側面にスポットを当ててる。誇張なのかリアルなのかさえ分からん。毎日のように目にしてるけど、ほんまの意味で理解や共感>>続きを読む
ええなあ、このハチャメチャ感。
カーチェイスシーンはめちゃめちゃ面白いんやけど、もうええわ!っていうツッコミを待ってるかのごとく長い。
とはいえ、最高の音楽と、ぶっとび脚本と、ロケットランチャーをぶ>>続きを読む
主人公をはじめとするスケーター達のように、純粋な気持ちで観た。あー、近所に住んでたお兄ちゃんどうしてるんやろ。とか、うわ、こんなんしてたなー。とか、ふと思ってしまった。
雰囲気だけの映画や、おしゃれ>>続きを読む
えらそうなこと言うけど、物語は制限があるほうがおもろいんやね。キサラギとか、フォーンブースとかもそうやもん。
舞台はほぼアルプススタンドのみで、肝心なマウンドは映らへん。でもだからこそ、おもろい!>>続きを読む
失礼やけど、今までウェス・アンダーソン監督の作品は雰囲気だけで楽しんでた。この「ダージリン急行」を無音で垂れ流してるお洒落バーを数軒見たことがあるので、私だけじゃないはず。
非現実的な事象は>>続きを読む
愛くるしいなあ!
精神不安定の男は7人の姉(多すぎやろ)に干渉しまくられ、ただでさえ爆発寸前やのに、美女に一目惚れされる。
物語が進むにつれて、彼女もまたクセ強とすぐ気づくのも面白いし、大パニックに>>続きを読む
「大人はお金で子供を買えるのに、子供は大人を買えないの?」
子供ならではの、ドキっとするセリフが散りばめられてる。いわゆる泣ける映画でもないし、社会批判を叩きつける映画でもない。でも、我々大人が大切に>>続きを読む
スクールカースト底辺のはみ出し者たちの青春。想像しやすいあらすじや思て、見るのを先延ばしにしてた。けど、想像を超える名作やった。
終盤、なかなか衝撃的な伏線回収がなされてビックリした。トンネルのシー>>続きを読む
未だに夢に出るわ。何してくれてんねん。
「call me by your name」で発揮した美しい映像と繊細な心理描写が、ホラーに振り切ってもうたらこんなことになるのか
時間も場所もバラバラの事件が複雑に絡み合いながら、1つの真実に収束する様は衝撃の連続だった。ミステリーとしても人間ドラマとしても傑作や。
この複雑な構造を2時間に収めてること自体がすごいのに、ここ!>>続きを読む