あつきさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

Netflixでドラマとしてキャスト1人ずつ主役回作って総集編にしたのかな、というような構成。
自分がペニーワイズだったら、大人的な恐怖を煽るかな。迫る期限とパワハラ上司とか笑

インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

4.9

ラグビーW杯に感化されて観賞。
1995年ラグビーW杯南アフリカ大会。イギリスによる占領の経験から人種間の隔たりが色濃く残った南アフリカ共和国において、ヨーロッパ系南アフリカ人とアフリ
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.5

ジョーカー観賞後。
自分の利益でなく人間の真理をついてかき乱すジョーカーのサイコパスぶりは、いま上映してるのとは別物かな。
コインの表裏、トゥーフェイス、ダークナイトとホワイト
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.7

観賞後に考える余地がある作品。
ストーリーの解釈もだけれど、階段の登り降り、エレベーターのドア、暴徒化する貧困層と呑気にコメディ観てる富裕層の対比などなど演出の見せ方が面白い。

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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.8

不思議の国のアリス観た感覚。
父親の武勇伝として語られる不思議な話という設定が、息子目線だとホラ話なのでは?って疑ってるもんだから真面目に見てると騙されているようで腹立ってくる瞬間があ
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.2

これが噂のシングストリート。
不仲な両親と歳の離れた兄弟、いじめ、バンド、一目惚れ、色々なストーリーが織り混ぜられて共感ポイント。個人的には「親だって所詮は人間」的な考え方は子供目線で
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

4.6

色使いがすごく好みだった!
ショートムービーとして、複数話に分けられていたらより見やすそう。

基本夜のシーンのため、灯りやカクテルの色味や酔っ払いの飲み方が世界観を作ってる。
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アズミ・ハルコは行方不明(2016年製作の映画)

3.0

優雅な生活が最高の復讐。

よく分からないながらも観たけれど、演じたキャストも試写を鑑賞してよく分かってなかったとは。キャスト陣はすごく好み。

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

3.5

頑張ってもう一回観ないと理解しきれない感じだった。

ブダペストの街が出てくるのもあって旅行後の飛行機で鑑賞したが、現代では観光名所の橋がまだ時代的に架かっていなかった。

響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

3.6

新人俳優は感情豊かな役より、寡黙な方が受け取り手が勝手に想像膨らませて良く映る。
平手友梨奈の存在感はあったけど、ラストのオチは2回観ようとは思わないかな。

ライオン・キング(2019年製作の映画)

4.5

実写映画を観た感覚。
朝ドラでアニメーター達がアニメーションでしか出来ない表現を追及していたが、動物を実写のごとく動かすのもアニメーションにしか出来ない表現だった。この映画を物心ついた
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キャプテン・フィリップス(2013年製作の映画)

4.0

ソマリア海賊とアメリカの救援物資船の乗っ取り。
実話に基づくストーリーのなか、先進国と途上国にすらなれていない国との環境の違いから、海賊とアメリカ人のどちらにも感情が入ってしまう。誘拐
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アラジン(1992年製作の映画)

4.3

実写を観たので改めて久しぶりに観賞したら、アニメの方が想像性は好みだった。
ホールニューワールドで雲をクッションのように掴むとこ、ハチになるジーニー、国を治めているとは到底思えない国王
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.2

松岡茉優の発する、Fuuuuuck!!

絡まる釣糸、卓球のラリー、ゆっくりと浸水していく赤い付箋。邦画で出来る表現力。
この作品がハリウッド映画だったら、駅員も釣り人もコンビ
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シングルマン(2009年製作の映画)

3.8

誰が描くのか、は大事だった。
トムフォードのメガネのイメージビデオとかショートムービー的なのがあったら見てみたい。

天気の子(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

映画館へ向かうとき傘を持っていないのに雨が降ってて、映画が終わって外へ出たら晴れていた。ここ最近の雨続きの空模様を予言した脚本が映画体験として面白かったのと、新海監督はさすが持ってる人だった。>>続きを読む

ザ・トゥルー・コスト ファストファッション 真の代償(2015年製作の映画)

4.5

インドの綿花農家は30分に1人自殺する。
バングラデシュの縫製の仕事は日給2ドル。
アメリカの服飾は97%低賃金労働の国へ外注している。

ファストファッションのブランドは会社が専用の工場を持つわけで
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ファンタジア(1940年製作の映画)

3.8

ミッキーが画面にいる時間が20分くらいしかない作品だと思っていなかった。

1940年のディズニー黎明期の作品ということで、音楽とアニメーションの融合は今作を基盤にし、多くのディズニー名シーンが誕生し
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

トイ・ストーリー哲学。

これが正しいって信念があったり、何かに所属することで力を発揮したり安心したり、そういうものへこだわり過ぎずにその時その時で選択して良い。
2のプロスペ
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アラジン(2019年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

フレンド・ライク・ミーが映画館で聞ける幸せ!
アラン・メンケンの新曲は回数聞いていけば印象変わりそう。

実写のシンデレラや美女と野獣でも感じた人種配慮は、白人の王子が出たりアフリカ系のジーニーがいる
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

観光映画。観てから行くか、行ってから観るか。
リアルト橋、カレル橋、タワーブリッジ。橋は場所と場所とを繋ぐものであり、一線を越えるメタファの意味合いがある。

見えてるものは何
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

4.3

一作目なのに、リブートだから蜘蛛に噛まれる誕生秘話もおじさんの死もすっ飛ばすとは、2から見始めた感覚。サムライミ版散々観たので理解追い付くが、今作から観た子供とか大丈夫なのか。

スパ
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わんわん物語(1955年製作の映画)

3.9

レディとトランプ、上流階級と移民。有名な食事シーンはイタリア系移民の食べ物であるミードボールパスタ。さらには、強制送還される野良犬収容所も移民のメタファ。

レディとトランプが結ばれて
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シンデレラ(2015年製作の映画)

3.6

テレビは録画しか観ない生活で、久しぶりにリアルタイムでテレビで映画を観た。
CMの煩わしさより映画欲が増したのか、鑑賞ペース上げたい。

白蛇伝(1958年製作の映画)

4.2

朝ドラで広瀬すずが作ってるアニメ、というか漫画映画。メイキング映像見てから本編を鑑賞するような、今までに無い体験になった。

日本初のフルカラー長編アニメーションで、動物の動きや水しぶ
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.9

ちゃんとサスペンス映画でファミリー映画だった。
パートナーはガーディかな。

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.0

お祭り騒ぎ!お祭りには参加したい派!

100名の社員を抱える口下手なワンマン社長がいたとして、ある時社長は給料が支払えなくなったため、ベテラン若手問わず無作為に50名を涙を流しながら
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ロマンティックじゃない?(2019年製作の映画)

3.7

突然ラブコメの世界に入ってラブコメあるあるをたくさん経験するヒロイン。こういう風刺、面白い!岡崎体育の「MUSIC VIDEO」のPVを初めて見たときと同じ感覚。

Netflixはい
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ザ・ギフト(2015年製作の映画)

3.8

電車移動中、何も集中する気力がなくなった時に試しに映画を観る。以前J.J.エイブラムスがスター・ウォーズをスマホで視聴しないで欲しいと語ったことがあったが、同じ作品を観るのに映画館と自宅のテレ>>続きを読む

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

4.0

小道具のセンス、スローモーションのセンス、画が個性的だなぁと思ったらMV出身の監督だとか。

長めの「世にも奇妙な物語」観てるような感覚で、この演出の意味はこのキャラクターの意味はなど
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ウォルト・ディズニーの約束(2013年製作の映画)

4.4

メリー・ポピンズと続編リターンズを観てからの観賞。2作品とも想像力の押し売り感が強くて、薬でトリップしてる様子の比喩かと思うほどだったけれど、今作を観ると印象も少し和らぐ。

作り手の
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メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

3.3

この物語から何を得るかは受け取り手次第という感じが、子供向けの分かりやすいプロットの作品と違って味わい深いかな。

ある少年の告白(2018年製作の映画)

4.2

Filmarks試写会にて。
実在するLGBTを矯正するための施設とセラピーの実態を基にしたストーリー。同様のセラピーの影響を受けたアメリカ人は70万人いるという。
内容だけに
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ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

3.5

無力で、理不尽で、体感時間長め。
テーマとは合ってる体感時間なのかもしれないので、この体験を大事にしたい。

ポスターの色彩と、テーマが合ってるのかは微妙かな。

グリーンブック(2018年製作の映画)

5.0

良い作品に出会えた!

アフリカ系のピアニストと、イタリア系の用心棒。
お互いに知らない文化を共有する瞬間が、フライドチキンや手紙の書き方を通じてしっかり笑える描き方をしているのが良い。

Twitt
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