tsumumikiさんの映画レビュー・感想・評価

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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.5

豪華客船の中で繰り広げられるインフルエンサーやセレブ達の身勝手な振る舞いとブラックユーモア満載の会話、中盤までは面白かったのに、遭難後は少しずつ陳腐になっていきシラけてしまった。
もともと曖昧なままの
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地球防衛軍(1957年製作の映画)

3.2

怪獣モゲラと宇宙人、レーザー光線などとにかく突っ込みどころが沢山あって、そこが楽しいこの時代の特撮映画。
地球防衛軍も頑張ったけど佐原健二が大活躍だった。

プリンセス・シシー(1955年製作の映画)

4.3

今年も開催された大好きなロミ・シュナイダー映画祭で初鑑賞。
可憐で、溌剌としたロミ・シュナイダーのプリンセス・シシーはあまりに可愛い過ぎて逆に切なくなってくる。時折見え隠れする16歳とは思えない少し影
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.6

評価のあまり高く無いこのマーベル映画、されどやっぱりマーベル、ラストはしっかり盛り上がり、気持ち良く締め括ってくれた。
3人の少女達、その中ではメガネをかけたジュリア役のシドニー・スウィニーが可愛く、
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按摩と女(1938年製作の映画)

3.7

ユーモラスなのにどこか切ない按摩さん。淡々とした高峰三枝子と佐分利信の佇まいに子役の存在がピリリと効いている。
彼らの行く末が少し気になる、そんな余韻が残る作品だった。

愛しのタチアナ(1994年製作の映画)

3.5

可もなく不可もなく、流れるように終わってしまった。

ギフト(2000年製作の映画)

3.7

ケイト・ブランシェットは若かったけど抜群の演技力、非現実的でミステリアスな設定でも全く違和感が無い。
配役で何となく犯人がわかってしまう場合があるが予想がつかない多才な顔ぶれが揃い、最後まで見応えがあ
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恐怖省(1944年製作の映画)

3.8

恐怖省?バザーのケーキが事件に発展?不思議なタイトルとあらすじ、主演のレイ・ミランドの名前に引かれて鑑賞。先入観を持たずに出会った作品、先の読めない展開と適度のスリル感があり、画質の悪さが気にならない>>続きを読む

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.5

湯川先生が全ての謎を解き明かす。ならば警察はいらない、、。

フリック・ストーリー(1975年製作の映画)

3.7

素敵にスーツを着こなす刑事役のアラン・ドロンはいつも通りのスマートな立ち位置。意外だったのはジャン=ルイ・トランティニアン、氷のような眼差しで冷酷な殺人者を見事に演じていた。
わかりやすいストーリーだ
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ビートルジュース ビートルジュース(2024年製作の映画)

3.8

映画の世界観が好き。前作を見ていなくても大丈夫だが、主要な人達が重ねてきた年月を感じる事ができるのは楽しかった。
マイケル・キートンとウィレム・デフォーの過剰演技は破茶滅茶だけどもはや笑うしかない。
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仁義(1970年製作の映画)

3.5

フランス映画ならではの味のある渋さ。三者三様、最初から最後までひたすら渋く、サスペンスというより3人が織りなすクールな男達の友情物語だった。

脱獄犯役、どこかで見たはずと思っていたら
「死刑台のメロ
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ハロー・ドーリー!(1969年製作の映画)

3.5

楽しいミュージカル映画なのは認める。オープニングもワクワクの滑り出し、なのに大好きなバーブラの歌声を持ってしても気持ちがが今ひとつ乗らず、いつものようなときめきが感じらずに終わってしまった。

スパイ・ゲーム(2001年製作の映画)

3.8

スター俳優の為のよくあるスパイ映画かと思いきや、なかなか奥深く、会話の中にはいろいろな伏線が隠されていて緊張感もスピード感もあり、ラストは胸熱の盛り上がり。
そしてなんと言ってもロバート・レッドフォー
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.8

音楽も素晴らしいけど俳優さん達の声も心地よい。ストーリーのラストは予想していた展開なのにその予想をはるかに超えていく感動が。
終わった後はもう一度はじめから再生して耳を傾けていた。

無防備都市(1945年製作の映画)

4.0

いつか観てみたかったロッセリーニ監督の作品、街中で繰り広げられたナチスの残酷で理不尽な振る舞いや抵抗勢力の悲惨な状況がリアルに伝わってきた。
2部構成となっている1部のラストはよく紹介される場面で目に
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巴里の空の下セーヌは流れる(1951年製作の映画)

3.8

私にとってパリの空の下は明るいイメージだったが、この映画にはどちらかというと暗い雲が立ち込めていた。

2組の恋人同士を軸に、少女、貧困層の老婆、労働者、モデル、医者、殺人鬼などなど、登場人物は多いの
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.8

ただの犯罪映画というより犬達と人間の絆を描いた斬新で不思議な感覚のサスペンス。
哀しげな主人公の独特な雰囲気がずっと気にかかり、使われている楽曲がそのモヤっとした不安な気分をさらに深めていく。最後まで
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無法松の一生(1958年製作の映画)

3.9

ある時はバカ丸出しで、ある時は逞しく、ある時は心優しい、実直で純粋な心持ちの松五郎。どの場面を切り取ってもそれぞれの顔を三船敏郎が見事に演じきり、目が離せない。ラストは物悲しく松五郎の心意気に思わず涙>>続きを読む

ベートーベン(1992年製作の映画)

3.5

昔見た気がしてたけど全く覚えていなかった。ワンコ映画としてあまりに王道過ぎるストーリー、ながら見するのに丁度よかったかも。

ダンボ(2019年製作の映画)

3.0

原作の世界観とはまるで違う。たえず悲しい目をしているダンボをはじめとしたすべての象さん、これが演出とはいえ可哀想過ぎた。物語の中のサーカスの興業主と現実の映画の製作サイドがもはや同じレベルに思えてきて>>続きを読む

過去のない男(2002年製作の映画)

3.7

淡々とした台詞まわしと独特な雰囲気で、特に面白いとは言えないのにちょっとクセになってしまったアキ・カマウリスキ監督作品。

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.7

感情の様々なエレメント、喜びのためには時には悲しむことも怒ることも大切、いつもハッピーではいられない。
ビンボンとの別れや幼少期の記憶が薄れていく様子は寂しかったけど、久しぶりに自分の記憶を辿ってみた
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私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター(2022年製作の映画)

3.4

姉弟のこじれた理由を知りたく観ていたけれど、大した理由はなかったのかこちらが感じる事が出来なかったのか、、。ぼんやりした雰囲気のまま終わってしまった。

フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

4.0

久しぶりに鑑賞。
まずはカッコいいケヴィン・コスナーに惚れ惚れ。往年の名プレイヤーに野球をしてもらうというファンタジーだが、そこだけにフォーカスしているのがこのお話の心地よいところ。好きな場面は若いア
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エクソシスト(1973年製作の映画)

3.7

公開当時は巷で大騒ぎ、年齢制限で観に行けず悔しい思いをした映画。その後、地上波で観たが、大幅にカットされていたのか、少しも怖くなく、肩透かしだった思い出が。

今回改めて観てみると、怖いとか怖くないと
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男はつらいよ 知床慕情(1987年製作の映画)

3.8

鑑賞記録。4年前に観たがよく覚えている寅さん作品。三船敏郎と淡路恵子、存在感抜群だったな。