achyさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.8

これはもう、プロットを書いた時点での勝利。ワンシチュエーションでここまで展開を見せるとは。
欲を言えば、主人公のパーソナリティをもっと色濃く描くことで最終的な帰結により厚みが出たんではないかと。

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.9

ずっと力んじゃうw
展開は読みやすいかもだけど、圧倒的な緊張感がずっと続く映画。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.7

んー、なんとなく説教くさい感じがずっとする。
でも、映像はさすがA24。めちゃくちゃ綺麗。あと、アダちゃん可愛い。

インフェルノ(2016年製作の映画)

4.1

ラングドン教授シリーズ3部作の中では一番好き。
記憶をなくしたトムがその記憶を紐解いていく、と言う物語を通してのスジがシンプルでとても見やすい。
そもそもダヴィンチコードがアクション過多と感じてしまっ
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

前半のサイコ感が非常にテンポ良く、「うわーヤバい人だー」と思わせ期待感がガンガンに高まっていくが、、後半のおっぱいのあたりからやや冗長に感じちゃったかな。
ラストを地獄のファンタジーに持ってったのはな
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.2

終始、ハイウッドへの愛を感じる映画。
ブラピの渋さ、ディカプリオの可愛らしさが本当にいい対比。
事前調べは必要な映画だと思う。どんでん返し好きな人にはちょっと物足りないかもだが、ただただ「昔々のハリウ
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.4

こう言うと良くないが、主人公がバリバリの美少女っていうわけじゃないのがすごくいい。いかにもガリ勉真面目少女って言うのが、同じアジア圏の私にも入って行きやすくなる。

YouTubeでレコメンドされてる
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ほんとキレイな画を見せてくる。
そのくせ全裸男の恐怖感w
見事な対比だなぁ。

衝撃的なトラウマ映像表現っていうフレコミからだいぶ気合い入れて見に行ったが、んー、、
グロいとか怖いとか言うよりも、ある
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.6

後で気づいたが、サラってウルフオブウォールストリートの最初の奥さん役だったのね、、全然気づかなかった、、
俳優さんはみんな演じるの上手いなぁ、、(当然)

タイムループモノの中ではちょっと変化球の設定
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.7

んーー好きな設定なんだけどなぁ、、
クレイジーなはずなんだけど、もっとクレイジーな描写が観たかったのかもなぁ、、

イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.4

ちゃんと怖いし、ちゃんとハラハラする。
ラストの描写もなかなか味わい深い。

なんとなく性感染症がテーマなのかとも思ったが、違うかな?

あともうちょっと自分が若ければ主人公たちに没入出来たんだろうな
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

4.2

ダイエルグレイグもかっこいいし、ルーニーマーラも超キレイ。
それでいろんな事情が超絶生々しく描かれるもんだからヒヤヒヤさせられる。
犯人誰だって事よりも、この2人のバディの絆が性を伴って強くなっていく
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.7

意識高い系のクズが好きそうな映画w
(多分に漏れず、自分も好き・・・ww)
3時間という長さで飽きさせないテンポ感は凄まじい。英雄譚でも説教でもなく、リアリティを以って最後まで描き切るという最高のエン
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天使と悪魔(2009年製作の映画)

3.4

ラングドン教授シリーズの中では最もアクション多め。パニック系とも言えるかな。
象徴学の側面が薄くただただ混乱の中であくせくするトムハン。クライマックスのアメリカ映画バリバリの表現がちょっと自分には受け
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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

4.0

原作を読んでいた中で映画化の話になり、期待に胸膨らませ観に行った作品。
個人的に原作では象徴学の話に味わい深さを感じていたため、割とアクション多めなのがちょっと違和感だった。
とは言えゼロベースで映画
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.0

展開自体は自分の期待していた方向ではなかったのと、そこまでどんでん返されることもなかった。
でもシンプルに主人公やその周りの狂人じみた仕事ぶりにドキドキさせられる映画。

サスペンスとか言うより、ある
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ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

4.2

【全人類、この会議の参加者になり得る】

彼らの仕事の根幹にあるのは、「ユダヤ人はこの世に戦争をもたらす危険な因子」ということ。
彼らは平和を願うからこそ、ユダヤ人を根絶しようとした。

いまこの時代
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.1

男臭いスポ根映画だろうと思って観てこなかったが、そういう物を敬遠しがちな人にこそ刺さりそうな映画。(個人的に、タイトル変えた方がいんじゃね?とすら思う)
ブラピ渋いなぁ。。。男が惚れる理想の男。配役ぶ
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テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.0

なんとなくだが、各人物の心象があまりに薄く感じてしまった、、
テッドがシリアルキラーであると知っている前提で観たが、恋人視点の映画だとしたら恋人の心の描写がもうちょい観たかったかなぁ、、テッド視点だと
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.2

なんだろう、、
ストーリーは凄い好きな感じなんだけどなぁ、、
群像を追ってく構成だから、心象描写がちょっと少なく感じたかも。営業部長の焦りとか、もっとドキドキしたいと思ってしまった気がする。

インビジブル・ウィットネス 見えない目撃者(2018年製作の映画)

3.9

「衝撃度200%」は絶対言い過ぎw
でも、ちゃんとびっくりさせられた。

真実を紐解いていく過程は緊張感もあり、誰も信用できなくなるほどいろんな想像を巡らせるが、「そういうことかーーーい!!」と絶対に
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.6

密室系ミステリー。ミスリードやちょっとずつのバラシの加減がとても気持ちいい。
でももうちょい心理描写のはらはら感を感じたかったかも。

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.6

妄想狂を描く上で、敢えて「コメディアン」という題材を選んでいるところがニクい。
あからさまにおどろおどろしい描写はないが、徐々に「あれ?こいつヤバ。。。」となっていくのがヒリヒリする。

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.8

まぁ、1が圧倒的だったからなぁ、、
1を観た人へのファンムービー的な印象。

モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

3.6

モリコーネは昔から大好きだが、ドキュメンタリー映画として?という点で言うと、まぁあくまで記録映画ということなのかと。
もちろん「へーそうなんだ、興味深い」と思う場面はいっぱいあって楽しめたが、正直NH
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.1

あらゆるどんでん返し映画の原点とも言える作品、、というのは知ってたが、観たことなかったので鑑賞。
無駄な演出は全く無い。バラシのタイミングも絶妙。何から何まで美しいプロットだと感じた。
ただ、やはりも
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.4

あまりに最近多い「タイムリープもの」の一つだが、グロさ・キュートさ・コメディ要素・テンポ感が見事に絡み合い、完全に引き込まれてしまう作品。

ありがちな設定を、演出や演者の力で見事に昇華している。いや
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13の選択(2014年製作の映画)

3.8

「いやいや、お前そのゲームヤバいんじゃね?w」と、おそらく観た人全員がツッコミを入れ、さらに観た人全員の予感どおりヤバくなってくという、とてもわかりやすい作品。
正直この手の話がSAWを超えることは出
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アス(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

このオチ、全く想定してなかった、、、
気づかなかった自分がちょっと悔しいが、見事な裏切られ方に大満足!

ジョーダン・ピール作品は、社会問題という皮を被せてテクノロジー的ファンタジーに寄せてるところが
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.5

カルトってほんとすぐ身近にあるんだなと感じてしまう。美談と快楽と共感が揃っちゃうと、こういうコミュニティって成立しちゃう。
なおかつ、圧倒的な自然美を敢えてずっと白昼で描くことでコミュニティの歪さがよ
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.4

人種問題をテーマに、、みたいなことじゃなく、そこってあくまで一要素でしかなくて本筋がばりばりのサスペンス。
説教くさいメッセージ性を中心に置いてないのが凄くいい。

「そういうことかーーーー!」って絶
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HANA-BI(1997年製作の映画)

4.6

北野映画保守本流の暴力描写でありながら,ど真ん中から純愛を描いた異色作。
ラストシーンで奥さんの肩を抱き寄せる武には流石にグッと来させられる。
あとは音楽がまぁヤバい。モリコーネのように全編を支配する
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ソナチネ(1993年製作の映画)

4.6

かっこいいなぁ、、

8年ぶりくらいに鑑賞したが、セリフで語らず画角と表情で語るから、ワンカットでの情報量が群を抜いてる。だからこそ展開が早いため、他の監督であれば4時間くらいになるような話をギュッと
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アウトレイジ(2010年製作の映画)

4.4

何も考えずにドンパチエンターテイメントを観れる映画。
北野映画らしい余白の美というのは無いが、殺し方大喜利を見ながら「うわぁ、、、」と言うための作品かなと。
とは言え、台詞回しや映像はまさしく北野映画
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TAKESHIS’(2005年製作の映画)

4.7

北野映画の中では「暗黒期」と言われているなかの一作だが、個人的には一番ぶっ刺さった映画。
構成的にやりたい放題できるという背景を踏まえて、たけしの頭の中をハイテンポで怒涛の如く描き切っている。
苦悩の
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