achyさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.7

おじさんの意地を見せる映画。

オリジナルの方を観たのは多分10年くらい前?かなと。復習せずに観たが、もしかしたら復習したほうが楽しめたかも。

普段おじさん世代を蹴散らすつもりでお仕事頑張ってるとこ
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.8

シンウルトラマンと比べて、原作オナニー感は薄い。仮面ライダーらしからぬ最序盤の血みどろアクション、庵野秀明だなーという台詞回しと設定それら含めて、人間ドラマへのフォーカスが強めな前半部に期待が高まる。>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.7

遅ればせながら鑑賞。

笑って泣いて心震えた。

「んなアホな〜」って言わせるバカバカしい感じ。
しんみり泣かせるんじゃなく、圧倒されて泣いちゃう感じ。
音楽が全編を支配していて、終始視覚と聴覚を支配
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.2

思ってたよりもだいぶポップ。

ホラーとして、ビビらせ方の手法自体は結構オーソドックスながら、ちゃんと怖い。
ストーリーは、タマタマだが実はかなり序盤から「こんな話かなー」と思った内容通りにほぼ進んで
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.8

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い、、、、、、
テーマの選び方もただただ痛みを感じる。

オットーという男(2022年製作の映画)

3.9

スタンダードかつちゃんと外さないハートウォーミングなお話。
めんどくさい近所のジジィを滑稽に描きつつ、ジジィなりの誠意や好意がちゃんと周りに伝わっていく様がジンと来る。
トムハンクスがおじいちゃんを演
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Winny(2023年製作の映画)

3.1

題材が気になったので鑑賞。

たぶん自分が西日本出身だからだと思うが、(邦画あるあるなんだが、、)京都弁や愛媛弁の不自然さと、それに伴う関西人や地方出身者のステレオタイプな粗暴なコミュニケーションスタ
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

4.3

序盤の怒涛の勢い。
「え、この人死んじゃうの?!」の連続。
全体を通したテンポ感はまぁワクワクさせる。
後半で若干タレるが、根本にあるポリコレのテーマと登場人物のクズっぷりが気持ちいい。
平気でグロい
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.6

アクション通ってないので多分他の人ほどは楽しめなかったと思うが、どいつもこいつもバカばっかwなのと、最後の「やりすぎやりすぎw」な感じはシンプルなエンターテイメントとして楽しめた。
ゾーイすげー!

さがす(2022年製作の映画)

4.0

女の子の演技がまぁ胸締め。
答えのないところにズブっと刺しにくるゾクゾク感はまぁすごい嫌な気持ちを残すもの。
この映画の一番怖いところは、「まぁでもわからんでもないよな、、」と思わせてしまうところ。
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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.4

いやーすごい、あっぱれ。
今はもうある種定番化されてしまったが、タイムループをより物語の芯に自然な形で組み込んで構成したプロットがまず凄い。

最後までヒヤヒヤさせるのは、この物語が汎用的なプロットを
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.8

原作は確か5年くらい前に読んだが、ストーリーはうろ覚えの状態で鑑賞。
人間の薄ら暗い絶妙な感情の表現が非常にドロドロした筋に絡み合う、絶品の話。
そうそう、古谷実の話って映画向きだよねって感じてたのを
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.5

こりゃあすごい。。!

いかにもな美少女を主役に配役しなかったことで、主役2人の底力が完全に昇華されてる。(失礼!)
神がかり的なキャスティング。

「殺し屋あるある」みたいなのがあると錯覚させるくら
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.7

まー流石に安定感。
煮込み料理のようにグツグツと秘伝の調味料を使いながら作り上げたような映画。
心象の表現もスピルバーグらしいもの。
やっぱり一時代を築いた者の力を見せつけてきた感じ。
面白くないって
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ベネデッタ(2021年製作の映画)

4.2

リュックベッソンのジャンヌダルクを彷彿とさせるストーリー。
設定は堅苦しいが、非常にわかりやすくて見やすい。
神の使いと言いつつ、結局みんな人間臭い欲にまみれてる。
「あのクソ上司に似てるなぁこの考え
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.5

オスカーおめでとう!!
前評判が良過ぎてガッカリしたらどうしようと思いながら公開初日に鑑賞したが、全然期待を超えてきた!

・うすた京介みを感じるコメディ要素
・めまぐるしくて時間を感じさせない映像展
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.5

ホラーというより、ジュブナイル系の脱出ゲーム。
少年、少女の頑張りに胸打たれる感。
一方、前評判を踏まえて観ちゃったので、ゲットアウトやアスと比べちゃったところもあり、もうちょいハラハラ要素強めで来て
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

個人的に、後半以降でちょっとついていけなかったところがある。
考察を見てて「なるほど、エヴァかー」と理解し、自分がエヴァを通ってなかっただけにハマりづらかったのかなーと思った。
SFホラー→怪獣パニッ
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.6

オシャレーーーー!
オープニングから音楽と演出とで、完全に掴まれました。
でも、キレイゴトはどこにも無い。

コメディ要素も多く、「こいつらマジでwww」と言いたくなる場面の連続。実は重めのテーマも、
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

4.5

やべー泣かされたーー、、
クライマックス以降の怒涛の演出。
話の構造が見事。
エンドロールでここまで気持ちが満たされたことはない。

観たきっかけは、時間が空いてよく行く映画館でこの作品が最終上映日だ
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シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

4.0

・池井戸節全開×阿部サダヲの安定感
・大金を扱うサラリーマンあるあるの応酬
・30代にはブッ刺さりのキャスト

全体通してとっても観やすい。エンターテイメントとして濃度が高い。
馴染みある演者が多かっ
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.5

左脳に訴えかける映画なのかな。
とりあえず館長はいい人なんだろう。
なのに、やることなすこと上手くいかんなぁ、、
「表現の自由の限界」ここに尽きると思う。
社会的な立場というのが、あらゆるものに優先さ
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変態村(2004年製作の映画)

3.6

なんじゃこれ、、、
どこにも望みが無い、、、
「ようやく希望が見えてきたか?」と思った後の地獄、、、

タイトル振りかぶりすぎだろう、と思ってたが、全然そんな事ない。「いやお前マジか」の連続。

2回
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最後まで行く(2014年製作の映画)

4.0

序盤から「いやいやもうヤバいってそれ」の連続。
どいつもこいつもまともな奴がいない。クズだらけの話。
こういうプロット勝負のを邦画でリメイクっていうのも、なんだかなーって思っちゃう。
もうちょっと邦画
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別れる決心(2022年製作の映画)

4.1

上手く言えないが、観る人の性癖を選ぶ映画かなと。
少なくとも自分には刺さった。
ギリギリアウトの感情をお互いに持ったまま悲運へ突き進んでいくストーリーは胸締め。
全体的に綺麗な映像が多かったので、もう
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エル ELLE(2016年製作の映画)

3.8

「主人公カッコいい!」というレビューが多く困惑してしまった。。
ん〜ボクの読解力の問題なのかなぁ、、
倒錯した性嗜好と社会的な価値観とのはざまで周りをぐちゃぐちゃにしていく映画に見えた。
なんとなく、
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.9

全編を通しての音の演出がいい。
ハッとなったり、不安になったりと支配された感が強い。
寓話的な話なのかな。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.7

原作は数年前に一度一通り読んだが、あえて復習をせずに鑑賞。(事実結構話の筋は忘れてた)
元々好きな上原ひろみの音楽を楽しむつもりで、仕事終わりに観に行った。

想定以上。
ただただ圧倒された。

大の
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砂上の法廷(2015年製作の映画)

3.9

自分にとっては想定外の(読めなかった)オチだったので、声に出して
「お前かーーーーーーーい!!www」
と、笑ってしまった。

無駄な演出とかなく、シンプルに事実を詰めていく法廷劇を飲み込み易くお膳立
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セブン(1995年製作の映画)

4.4

直接的にグロいものを見せてこない。
全体を通してのドロドロした雰囲気と描写に対して、バディの男臭いやり取りがより映えてくる。かっこいい。
猟奇殺人ものとしてありがちなどんでん返しに頼るのではなく、主演
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.9

うまいことワクワクを持続させてくれる映画。
「犯人誰?」というところでちょっと先が読めちゃったとしても、その後もずっと緊張感が続いていくからずっと楽しめた。

状況説明が過剰なくらい丁寧なので、だいぶ
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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

4.1

この作品の一番怖いポイントは、誰も自分自身がこうならないと言い切れないところ。
「家族愛」という言葉の危うさをど直球ストレートで描き切った、個人的には胸がスッとした作品。
(モンペの映画、と短絡的に捉
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バビロン(2021年製作の映画)

4.2

・音楽ぶっ刺さり
・マーゴットロビーすげ〜
・やりたい放題の演出が気持ちいい
・クライマックス以降の胸を締め付ける展開がヤバい

後味としてはすごい切ない気持ちになるが、気持ちいい3時間を過ごさせてく
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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

4.2

・ただただタバコを美味そうに吸う映画
・ただただ酒を気持ちよさそうに飲む映画(美味そうではない)
・ただただ男のメンヘラを愛でる映画

寒そうな風景を人間臭く描写した、旅した気分になる映画。
不思議な
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#マンホール(2023年製作の映画)

3.8

上映前予告の映画が全部胸キュン系のものばかりだったので、「もしやこの映画は主演推しごりごり女子向け映画なのか、、、?」と不安になったが、、、
主演の中島くんは上手いなーと思った。終始オロオロしている一
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