ハルさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

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久しぶりに観たらめちゃくちゃ刺さってしまってめちゃくちゃ泣いてしまった 両親が言い争っていて家の中がめちゃくちゃで、家にいたくないとき、毎回エイモンの家に曲を作りに行って、エイモンはいつもそれを優しく>>続きを読む

東京物語(1953年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

親子という関係は絶対に交わりを解くことができない互いの人生に不可分な関係として解釈されがちだけど、本当はちゃんと交わったのはあるいっとき 大人になっていけばいくほど、自分にしか切り拓けない人生と生活が>>続きを読む

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

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ニューヨークの路地裏でサエないドレスを捨てるエヴァのこと、すごく好き

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

"今科学者が解雇されてる 違う意見を言っただけで それに世間は僕の言葉に耳を貸さない 個々の政治イデオロギーのせいだ" "アメリカ合衆国の大統領は大ウソつきだ!"という台詞、ここ数年の社会の分断と混沌>>続きを読む

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

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壁紙、カーテン、小道具、家具や衣装との配色、作り込まれた画面にずっと夢中だった ロイヤル・テネンバウムのおじさんはわたしが最も嫌いなタイプのおじさんだけど、ネクタイとシャツとジャケットの色合わせはいつ>>続きを読む

麦秋(1951年製作の映画)

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恋愛じゃなくていい 結婚は恋ではない 一緒にいたいと思う人、「この人なら心から安心できると思う人」とずっと一緒にいたい じゃあそれに異性愛の前提や恋愛の前提は果たして必要なのか、ということを終盤ののり>>続きを読む

家族を想うとき(2019年製作の映画)

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息の詰まるような貧困、そのあまりの解像度の高さに横っ面を張られたような気持ちになった ケン・ローチ作品、めちゃくちゃ信頼しているのでいい加減な気持ちでは決して観れない 

ゲームの規則(1939年製作の映画)

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1回目よくわからなかったけど、バザンのルノワール論読んで3回ぐらい観たら面白すぎてぶっ倒れそうだった 

モンソーのパン屋の女の子(1963年製作の映画)

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講義や試験で頭を使ったあとに市場みたいな雑踏に行くと脳が心地よいの、わかる さくらんぼの贅沢、最高

Summer of 85(2020年製作の映画)

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ツーリングしてる二人、めちゃくちゃマイ・プライベート・アイダホじゃん!となった 

ハッピーアワー(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

なぜ、序盤中盤と長い尺を使って丁寧すぎるほど丁寧にコミュニケーションを取る、他者と通じ合うということにトライしてきて、またその大切さを説くような台詞を言わせてきたのにこんなラストなのかわからなさすぎる>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

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終わったあと、本当に魂が抜けたみたいになってしまって、とても現実に戻って来られなくて、公園を40分ぐらい彷徨ってからやっと電車に乗った