みねともさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

みねとも

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アマンダと僕(2018年製作の映画)

4.5

感動。
「エルヴィスは、ビルを出ました。」
そうかもしれない。でも、希望を持つ権利はある。
突然襲った悲しみと、喪失感を乗り越えるのはむずかしい。
向き合って、人生をつづけるしかない。
アマンダとダヴ
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ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)

3.6

西部劇で描く兄弟愛。
今やあちこちの映画にひっぱりだこ俳優、ホアキン・フェニックスが弟。
アニキはどうしてもリヴァーを思い浮かべてしまい、寂しい。
本人は、イヤかもしれないが、ホアキンの中にリヴァーが
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アナと世界の終わり(2017年製作の映画)

3.7

イギリス人キャストたちが
No such a things as a Hollywood ending !
とか歌いながら、見事なハリウッド的ハッピー?エンディングだった。
アナ役エラ・ハントちゃんの
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.0

ゴジラとモスラはアチチだ
的なセリフに笑った。
東宝ゴジラとスーツアクター中島春雄さんへの
リスペクトを感じた。
ケンワタナベもガッジッラではなく
ゴジラ→と発音していてなんか嬉しかった。
ゴジラは史
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クラッシュ(2004年製作の映画)

3.3

脚本力が必要な人生交錯もの。
うまい脚本と思う。
ただ、大声で口論ばかりするアメリカ人が苦手で。
まぁ、常に議論してるのがアメリカ人なんだけど。

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.5

しょっぱなの場面から笑った。
昔はパンツの定番、今じゃ笑いの定番ブリーフ。
バードマンて、マイケル・キートンはバットマンでしょ。ラストだけ、ちょっと違う気もする。
それがなければ満点。

バイス(2018年製作の映画)

3.3

ロングライドさんの試写会で鑑賞。

政治家。
自分の会社の利益のために戦争を起こせる人種。
ブラックジョークにもならないイラク戦争のくだりは必見。
存命の人物をここまでディスれるクリエイター魂を見た。
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荒野にて(2017年製作の映画)

4.5

身勝手な父親に育てられたチャーリー。
母親は赤ん坊の彼を見捨て出ていった。
不遇な境遇にも関わらず、純真さを失っていない少年に育った。
食事のマナーはひどい。だってマナーを教わっていないから。
それな
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ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

3.5

公開当時、ソフィア・コッポラが酷評されていたが、
改めて鑑賞すると、そんなにひどくないと思った。
コネ感が反発を呼んだのか。
でも、コニー役タリア・シャイアも、監督の妹ですよ。
ニコラス・ケイジも親戚
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さざなみ(2015年製作の映画)

3.5

あとから、じわじわくる怖さ。
ラブラブの夫婦でも、ふとしたきっかけでドン引きし、
愛情が覚めちゃうかも。
覚めるどころか、「なんでこんなキモイやつを好きだった分からない」
というレベルにキライになるか
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シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

3.0

女子対決で、SNSがらみと現代的な作品。
演技力対決では、アナ・ケンドリック独り勝ち。
ブレイク・ライブリーは、美女すぎるのがハンディキャップになる。
一昔前なら、ブレイクの役は、男性がやるような役。
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天国でまた会おう(2017年製作の映画)

3.4

とにかく美しい仮面の数々に感嘆♡
せつないストーリーなのだが、心にずっしり響くというまではいかなかった。
おしゃれで美しい世界観は、アート作品を見ているようで心地よい時間だった。銀座とかお洒落な街で鑑
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.7

魔夜峰央先生の世界観が、完全実写化できる時代になるとは😢
埼玉をディすり、愛を感じる映画。
とにかく笑える。
はじめて、「埼玉っていいな」と、思った。
加藤諒👏パタリロにも期待。

母を亡くした時、 僕は遺骨を食べたいと思った。(2018年製作の映画)

2.3

わたしも母を亡くしたが、まったく共感できなかった。
そういう考え方もあるのか、という感嘆もなかった。

メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

3.8

私の人生のベスト10映画に入る『メリー・ポピンズ』(1964)の続編。
あまり期待していなかったが、前作の世界観をきちんと引き継いでくれていて楽しめた。
「オフ ウィ ゴー」バスタブにザブンでワクワク
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かぞくわり(2018年製作の映画)

3.0

日本のファンタジー「伝説」をうまく持ち出して描いていると思った。
この映画のファンタジー感、私は好きだった。
映画内のアートも好みだった。
ただ、ご当地映画なので、地元の製作委員会が強すぎて、いろんな
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.0

ガガ様、やっぱいい声ですね。
オーオーオオオ♪「シャロウ」めっちゃカッコイイ♪
ブラッドリー・クーパーも、やっぱイケメンです。
映画としては…うーん……
4度目のリメイクはやりすぎなのでは?

メアリーの総て(2017年製作の映画)

3.1

あえてエル・ファニングを主演にした意味は?
『マイ・プレシャス・リスト』のベル・パウリーも出演していてうれしい。
小説『フランケンシュタイン』は読んでみたい。

ねことじいちゃん(2019年製作の映画)

2.9

主役の猫ちゃんベーコン萌え♡
ベーコンの飛び猫姿が見たかった。
岩合さんの猫&風景撮影技術はスゴイ!

運び屋(2018年製作の映画)

3.9

late bloomerという言葉が、胸に突き刺さった。
遅咲きの花。
悟ること、謝ること、始めること。
90歳でも遅すぎるということはない。
偉人レベルの輝きを放つイーストウッド監督が、
マジカッコ
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.6

ウトヤ島にいた1人の少女の視点で、銃乱射事件の72分間を描く。
犯人が何人いるのか、誰なのかも分からない恐怖。息を殺して見続けた。

罪のない若者を殺しまくっても
いっこうにあきらめない犯人のイカれ具
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.2

映画を観ながら、ワクワクした。
内容じゃなくて、映画の圧力がすごくて!
特に兄役の松浦祐也さんの表情に心が揺さぶられた。
妹役の和田光沙さんとともに、米国アカデミー賞ものの演技。ホントに。

メジャー
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.2

ヴィゴ!ヴィゴ!ヴィゴ!
オスカー獲ったマハーシャラ・アリは、もちろん素晴らしいけど
ヴィゴ・モーテンセンも良いじゃないの!
タル腹に肉体改造して役作りして、アラゴンとは別人に変身。

教科書に書いて
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.0

アカデミー賞前に駆け込みで視聴。
アルフォンソ・キュアロン監督の少年時代の自伝的な物語。
メキシコの「ローマ」地区が舞台。
白黒なのに美しく迫力ある映像。
淡々とすぎる時間を過ごすうちに、主人公クレオ
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.4

やばい……ヨルゴス・ランティモス監督作を面白いと思ってしまった。
だって、こんな王道女子ドラマを撮るとは思わなかったから!
舞台は、イギリス王室、アン王女とお気に入りの女子二人の勝ち負け対決。
こんな
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.3

月面着陸。
なんたる犠牲の上に成し遂げた成功よ。

自分の命を賭けても、友人の命を賭けても
挑戦せずにはいられない宇宙関係者たちのサガを感じる。

冷戦期のソ連とアメリカ、どちらが早く史上初を成し遂げ
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ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス(2018年製作の映画)

3.3

ファッションデザイナー、環境保護活動家。
世間をかき回すために生まれてきた革命家。
イイと思ったことを、批判されても貫く精神力がスゴイなぁ。

でも、超年下のパートナーをうまくあしらえないところが、女
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.9

なんにも考えずに爆笑していたら、知らぬ間に考えさせられていた。
ボディ・ポジティブの考え方って、受けいれる周りの問題だと思ってたが、
自分の心の問題だったのね!

アイ・フィール・プリティ(私って、イ
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シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.0

死について
こんなにも美しく切なく描いてくるとはおもわなかった。
次どうなるのだろうと、惹きつけられながら、
最後、泣いた。
ゴーストストーリーというより
癒しの物語。
愛ではなくて恋だけど、
少年と
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.3

途中何度か、「ながい」と思った。
ちょっと苦行っぽくもあったが、ゴーストがどうなるのか見届けたくて
見続けた。
驚くことに納得のラストが待っていた!
途中の苦行もこの答ならと納得。
ホラーではありませ
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くるみ割り人形と秘密の王国(2018年製作の映画)

3.1

ラッセ・ハルストレム監督、どうしたの?
もっと監督らしさを押し出してほしかった。
ディズニーマネーに負けてしまった感がスゴイ。
お金をかけてCGを豪華にすればイイってもんじゃない。
雰囲気はもちろん楽
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

名曲「ボヘミアン・ラプソディ」をスタジオで作っているメンバーたちの楽しそうな様子。
その後の、フレディとメンバー間の亀裂。音楽以外のストーリーも意外としっかり心に届いた。
フレディの苦悩が切なすぎて、
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体操しようよ(2018年製作の映画)

3.8

改めて草刈正雄ってイケメンなんだなと再確認。そしていい俳優さん。
会社人間だった人ほど、定年後に何をしてよいかわからなくなる。
人間だれしも「必要」とされていたもの。ラジオ体操だって何だって、ハマるも
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オンネリとアンネリのふゆ(2015年製作の映画)

3.5

フィンランドの作家マリヤッタ・クレンニエミの児童文学の映画化第2弾。とにかくオンネリとアンネリのおうちの小物や二人の服装がカワイイ♡
衣装は、アウリ・トゥルティアイネン。
クリスマスの準備風景も楽しそ
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.8

ファンタスティック・ビーストシリーズ第2作。
いよいよ本格的に『ハリポタ』化してきました!
その分ファンタビファンには、物足りないかも。動物たちや、ニュートの役割が減ってしまいそうで……

ニュー
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Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~(2017年製作の映画)

3.4

何度も映画化されている「クリスマス・キャロル」。
クリスマスシーズンにピッタリのこの小説を英国作家ディケンズが書き上げる様子をファンタジックに描く。
ディケンズ役のダン・スティーヴンスが、ロン毛が似合
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