青いむーみんさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

青いむーみん

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アンノウン(2011年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

リーアム・ニーソンがマーティン・ハリスであるか、そうでないかの2択という思い込みを利用したところがいい。リズが爆弾で死ぬのは驚いたけど映画的に用無しだったんだろうなと思うと納得。ジーナがパクったタクシ>>続きを読む

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

3.5

自分達で蒔いた種を回収するという話。
このパターンは「お前らのせいじゃん」で最初っから最後まで突っ込めてしまうのが痛い。
ソーの斧の件とか面白いし、街を浮かして落とすってネジのぶっ飛んだ発想はいいんだ
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アベンジャーズ(2012年製作の映画)

3.6

何も考えずにアクションを楽しむにはもってこいの作品。
筋的には全員の紹介的見せ場作ってピンチ作って一致団結させてラストバトルってだけ。
敵が弱いのが残念。

バケモノの子(2015年製作の映画)

3.5

少年の成長、そして教える側もまた成長するという類の話でした。
夏休みにお子さんを連れてどうぞ。というものでそれ以上でもそれ以下でもないです。考えこむようなこともなくすっきりした気持ちで帰れると思います
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ある優しき殺人者の記録(2014年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

低予算密室ものでジャンルとしてはサスペンス/スリラーの部類。
もしフレイルティーを見る前に見ていたら斬新と思えたかもしれないが、このパターンを経験済みだと「あぁそれね」で済んでしまう。
この結末は、誰
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ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015年製作の映画)

3.8

ターミネーター2は子供の頃に見た記憶がある程度の思い入れの特に無い人間の感想です。
それでも今作のサラ・コナー可愛すぎるだろ!!!とは思います。しかし時空が捻れまくっているのでそんな変化が起こっても整
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.2

過去作見てないので詳しくは語れませんが、今年屈指の映画であることは間違いないでしょう。
どこが魅力かというととにかくド派手。太鼓ドコドコ、ギターギャーギャーとかどうでも良い装飾がどうでもよくなくて、ア
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海街diary(2015年製作の映画)

3.9

やっと見てきましたよ。是枝監督新作の美女だらけの日常映画。
どうということもない物語です。各々のいるべき場所というのがテーマかと思いきやそうでもなく、姉妹喧嘩はあるけども物語が高揚するわけでもなく、血
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ニンフォマニアック Vol.1(2013年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

スケベな映画だと思って行ったらコメディだった。しかも性的興奮よりも笑ってしまう方が圧倒的に多いから掻き消されました。例えばステイシーマーティン演じるジョーが行った電車で男を釣る遊びをステラン・スカルス>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

家族ドラマ、人類ドラマとSFが融合してさらなる感動を生む。なんてなんとクリストファー・ノーランらしい作品でしょう。 3D作品でなかったのは見てみると納得です。魅力はそこではない。物語の筋が美しいのです>>続きを読む

メビウス(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

衝撃という言葉はこういう映画に使うべきだ。とにかく序盤から強烈で落ち着く間がない。笑いを誘うシーンも有るがあまり笑えないくらい痛さを引きずってしまう。説明というのは映画にそもそも不要だと思っているので>>続きを読む

劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス(2014年製作の映画)

3.0

槙島聖護はやはり強烈な印象を残している。鹿矛囲桐斗は1クールだったからかやはり少し弱い。ただ劇場版の敵は上記した二人の足元にも及ばない。正直狡噛慎也の無駄遣い。映像に写っていたのは実はホロだった。でも>>続きを読む

LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

リュック・ベッソンってまだ小学生なんですよね?こんなことあったらすげぇな!って思い付きを無闇矢鱈にやって「だって脳を100%使えるんだぜ?何でもありに決まってるじゃないか」っていうロジック無視を平然と>>続きを読む

ジョーカー・ゲーム(2015年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

カッコつけて失敗した演出が随所に現れる作品。結城の登場シーン。リンの拷問wシーン、低質なオマージュ出演者紹介映像。とにかくダサい。嘉藤が大使宅二階でブラックノートを探していて警備が近づいてきた時。実は>>続きを読む

味園ユニバース(2015年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

渋谷すばる、二階堂ふみ凄くよかった。その点を期待しての鑑賞ならホントにおすすめ。今すぐ劇場に。赤犬もいいしでかいスクリーンに映るオシリペンペンズも見逃せないぞ。
いくつかの点に目をつぶればほんとによか
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リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

夏/秋もそうだが田舎風景+橋本愛+宮内優里ミュージックは無敵だ。それに今作はキッコこと親友松岡茉優とのからみも多く、前作よりもにこやかに見れるシーンが多くあった。しかし、たまにマジトーンで会話するとグ>>続きを読む

オブリビオン(2013年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

静かで美しい映像の映画だ。登場人物も少なく一つのストーリーに終始する。脚本に大きな破綻はないが製作者にとって都合のいい行動を登場人物に取らせすぎている節はあったから、そこに眉をひそめる人はいるかもしれ>>続きを読む

X-MEN:フューチャー&パスト(2014年製作の映画)

4.0

面白かった!序盤から能力バトルシーンで引き込まれるしジェニファー・ローレンスは相変わらずかわいいし、マカヴォイはやさぐれてもカッコイイ。物語的には激おこ人の話聞かない丸なレイヴンをカームダウンさせるた>>続きを読む

駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

4.1

素晴らしい出来映え。
非常に楽しく見られました。当時の言葉を使っているため分からにくい箇所も多々ありますが大筋理解に苦しむようなことはありませんでした。
鉄練の女じょごこと戸田恵梨香。と同時に駆け込ん
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ラン・オールナイト(2015年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

アンノウン、フライトゲームに引き続きジャウム・コレット=セラとリーアム・ニーソンタッグ。ということは細かいことは気にせずに気楽に楽しめよ系アクションだというのは分かる。しかし、どこを楽しめばいいんだこ>>続きを読む

トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

3.7

あらすじ読まなくて正解でした。映画を通じて知ることによる愉悦をとても意識した作りになっているのに文字で知ってしまうなんて勿体無い。グザヴィエ・ドランという人がどういう人であるかというのも知らなくて正解>>続きを読む

寄生獣(2014年製作の映画)

3.6

原作のことをある程度忘れてしまっている身としてですが、案外悪くなかった。原作の薄い記憶の新一よりも感情的でユーモラスに感じた分、ミギーと一体化し始めた新一との対比がうまく表現できていたように思う。でも>>続きを読む

ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

原作既読側からするとダイジェスト版としか言い様がない出来でした。まず煽り文句がまずかった。宮部みゆき作品を読む方なら知っていると思うのですが、彼女は入念に人を書きます。そこが大きな魅力です。ですが大技>>続きを読む

ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

原作既読です。非常にテンポがいいです。全く退屈せず2時間過ごせました。しかし原作が長いものを映画化する際には必ず物語を省いていくしかないんですよね。森内先生の件はフリがないので犯人がそうした動機が勘違>>続きを読む

イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ(2010年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

グラフィティ・アートが世の中に認められていく流れが人々の価値観への懐疑を添えてまとめられた90分。これはグラフィティだけでなく音楽でも絵画でも起こりうる。MBWを褒める輩の間抜け感と同時に自分もこうな>>続きを読む

寄生獣 完結編(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

田宮良子の子供奪還シーンは邦画年一のクラス。深津絵里素晴らしかった。
寄生生物パートは静かに歪に描かれていて、泉新一はその狭間とうテンション。そこに入ってくる倉森パートがどうも合わない。
そこが一番違
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

栄光から長い時が経ち再起を図るオジサン。まぁどこにでもあるような話です。今作は撮影と芝居がメインでしょう。ずうーっとワンカットのような撮り方をしているのです。人物の背中を追い、人物が他者とすれ違うとそ>>続きを読む

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.0

素晴らしいドラマだった。実話が元の映画は正直驚きもなく、想定の範囲内で終わってしまうことが多いが今作の感動は予想外だ。エニグマをアランが解くんだろ?アランって○○なんだろ?って分かってても感情を揺さぶ>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

これこそが正統派音楽映画ですね。全部ベタだけど気持ちいい。
ダンが初めてグレタを見つけたシーンのバンドサウンドが目で見えてくる感じはグッと来るポイントとても高い。秀逸なエンタメ作品。

生歌で判断でき
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

グザヴィエ・ドラン。やっぱりこの人の音楽、映像は最高だ。
wonderwallのシーンはいつまでも記憶に焼き付き続けるだろう。物語はパラレルワールドのカナダが舞台だ。複数の障害を抱えた息子とその母親。
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セッション(2014年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

強烈な映画だ。今作は様々な解釈が生まれているがどれもイマイチピンと来ないので個人的解を記そうと思う。
音楽映画?ジャズ映画?スポ根映画?どれもしっくり来ない。この映画は狂人と天才の紙一重の差をはっきり
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