青いむーみんさんの映画レビュー・感想・評価

青いむーみん

青いむーみん

雑食です。

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.8

 告知で観た印象ではとにかく強くカッコイイ女性がバッタバッタと悪者をなぎ倒していくようなシンプルな映画だったが、アクションばかりではなくストーリーがしっかりあってよく練られたスパイ映画だったのでちょっ>>続きを読む

セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

3.6

 7種類のノオミ・ラパスフェスティバル。ちょっと設定に無理がある近未来SFだけどその無理さを特に怪訝に思うことはない。七つの人格が一人の人格を共有したらどうなるかというシミュレーションを今現在では嘘く>>続きを読む

あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

4.8

 不器用な奴らの極限の必死さがスクリーンを燃やす。前篇に引き続き演技が限界突破しているので他の映画とは別物だと思わないと他作品がかわいそうだ。この熱量はオールタイムベスト級。
 テーマが非常に好みであ
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アナベル 死霊人形の誕生(2017年製作の映画)

3.5

 死霊館シリーズとアナベルシリーズは話に繋がる部分はあるものの映画の質としては別物だと考えたほうがいい。個人的にジェームズ・ワン監督作とそれ以外との差が大きすぎると思っていて、ジェームズ・ワン作品はド>>続きを読む

婚約者の友人(2016年製作の映画)

3.8

 アドリアンという登場人物のキャラクターを通じて戦後のフランスドイツの関係が描かれている。戦後すぐに元敵国へ入るということがどういうことか。戦争が終わったということが人々の隅々までに染み渡るのはどれほ>>続きを読む

ブルーム・オブ・イエスタディ(2016年製作の映画)

3.3

 ホロコースト研究に勤しむドイツ人とフランス人のイカれた男女が過去に囚われず未来を見ようとする映画。

 この二人があまりイカれてなければもっと普通に受け入れられたと思うが、あまりにも酷いイカれ方を
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わたしたち(2016年製作の映画)

3.8

 ユン・ガウン監督が是枝裕和大好きとは知っていたけど、作品を観てもそれは伝わってきた。子供たちの世界をどこまでもリアルに忠実に描こうとする姿勢も映画を観れば伝わる。大人になっても人間関係は難しい。その>>続きを読む

レゴ(R)ニンジャゴー ザ・ムービー(2016年製作の映画)

3.7

 う~ん…レゴの映画って言うともう身体が勝手に「またやってくれるぜ!」って思ってるからどうしても期待値が高くなる。その期待値を遥かに超えていった前作レゴバットマンだっただけに、半年と待たず公開された今>>続きを読む

愛を綴る女(2016年製作の映画)

3.5

 主人公が恋愛体質の上に選ぶ対象は一筋縄ではいかない男ばかり。そんな女に淡い期待を抱きつつ政略結婚してしまった男の末路とは…正に紛うことなきおフランスの映画でございます。

 いくらこの主人公に苛立っ
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あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

4.1

 いや、カッコよすぎるだろ新宿新次というか菅田将暉。自分は完全にバリカン目線で観てしまったからバリカンから見る新次への憧れが伝染してしまって、菅田将暉に抱かれたい列があったら並んでしまいそうなことにな>>続きを読む

アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.9

 あ~あ完結しちゃった。すげぇ楽しかったのに。素晴らしい映画かというとそういうわけじゃないし、ひっ掻き回す役が今回はいないからちょっと単純すぎて物語の筋的には前作、前前作より後退してるんだけど、シリー>>続きを読む

ドリーム(2016年製作の映画)

3.9

 評判の高さそのままにハイクオリティな映画になっていました。

 人種分離政策があった時代の話。仕事する棟は別、トイレは別、食事する場所も別、しかも必ず古い方、汚い方、狭い方をあてがわれる黒人女性たち
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

4.2

 遅ればせながら初クストリッツァ。どうして今まで観ていなかったのか…こんなに面白いものがあるなんて知らなかった。魅惑のマジック・リアリズムの世界に取り込まれて嵌りそう。

 コメディでありながらリアリ
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アンダー・ハー・マウス(2016年製作の映画)

2.5

 LGBTモノだったり障がい者モノだったりは基本的に全て他の人達と同じ人間であるということが根幹にあるので、もうその見方をする素地ができあがってしまった。なのでそれをより深くするような、例えば『ダイビ>>続きを読む

パーフェクト・レボリューション(2017年製作の映画)

4.2

 こりゃあ快作だ。障がい者に努力させて感動を呼ぶ、いや胸ぐら掴んで泣かせようとするようなコンテンツとは真逆の物語。確かに実在する人物が元ではあるけども実話を装ってゴニョゴニョやっていて、障がい者の現実>>続きを読む

望郷(2017年製作の映画)

3.4

 原作短編集より「夢の国」「光の航路」を連続短編として描かれた作品。あくまでも原作の映像化で、読んでいたとおりの映像、物語を観ることができた。

 光の演出などちょっと映画らしいことをやっているけど概
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サーミの血(2016年製作の映画)

4.0

 全く存在すら知らなかったヨーロッパの差別の歴史。この事実を世に放つことがこの映画の意義であるとするならば確かに受け取らせていただきました。

 老年のエレ・マリャ以外のサーミの出演者は全て本物である
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スクランブル(2017年製作の映画)

3.6

 この映画のメインはなんといってもアナ・デ・アルマスの美貌っぷりとスコット・イーストウッドのイケメンっぷりと美しい車のオンパレード。そこが楽しみなら観て損なし。
 あんまり驚けないタイプのどんでん返し
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ユリゴコロ(2017年製作の映画)

3.5

 この物語は100%殺人加害者側の立場で語られる。反省するだとかそんな次元ではなく、人の死に直面したときにだけ心が安らぐという壊れた人間の末路が描かれている。実際はそういうときだけではなかったと分かる>>続きを読む

エタニティ 永遠の花たちへ(2016年製作の映画)

3.9

 花があるから幸せなのか。幸せだから花があるのか。どちらにしろこの映画の中にはいつだって幸せのそばには花があった。

 一族の生死を分ける出来事がただただ淡々と描かれていて、伴侶と出会い、結婚し、子を
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

4.7

 こんな映画が観たかったんだよ!バカバカしいのに心の芯に来るモノがあるストーリーを持ち、悲しいくらい自分を愛せない主人公ハンクと流れ着いた島で知らない奴に酷使されまくる遺体メニーという愛すべきキャラク>>続きを読む

エイリアン(1979年製作の映画)

3.3

 コヴェナントをより楽しむために1度観たのかどうかも分からないから観てみた。シガニー凄い若い!シガニーことリプリーがとにかく強い。このリプリーが選ばれた者でも、そのために訓練した者でもなくメンタルが強>>続きを読む

DOPE/ドープ!!(2015年製作の映画)

3.0

 スラムのインテリギーク高校生がハーバード進学のためにダークサイドに堕ちる映画。

 差別やイジメで真っ暗になるのではなく仲間三人で明るく乗り越えていくので辛い感じにはならない。ワル共も本当の極悪人は
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50年後のボクたちは(2016年製作の映画)

4.0

 全世界のフリーク、ナード、サイコにバンザイ!仲間はずれ賛美映画の傑作登場。

 チックは仲間はずれにされそうな要素をコレクションしまくったキャラだが、その分強くなりすぎてしまったのか誰にどう思われよ
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俺たち ポップスター(2016年製作の映画)

3.9

 こんな楽しい映画があったとは知らなかった。観てる間はとにかく馬鹿らしくて楽しい。そこからの観た後に何も残らない清々しさが素晴らしい。

 とんでもない出演者だらけのとんでもないバカ映画だけど、そこを
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あさがくるまえに(2016年製作の映画)

3.6

 主人公が早々に離脱して臓器に取って代わられる映画。ドキュメンタリーではないし、ドキュメンタリー風にも撮っていないが全てがリアルに事が進む。意外性も何もなく、ただこうなったときにはこういう状況になると>>続きを読む

あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

3.7

 基本的には楽しい映画でコメディ要素も強くて笑えるけど、ある展開に関してこういうのだったら最近は実話でありそうという弊害が。どうも実話ベースモノと比べると強度が違ってしまって感動はできなかった。そうい>>続きを読む

三度目の殺人(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

 「あなたは器?・・・」これが全て。私の話す真実なんて誰も興味はない。みんな勝手に思うように思うだろう。ならば私は器になってあなたの思うことを受け入れましょう。だからタイトルは「三度目の殺人」それは自>>続きを読む

幼な子われらに生まれ(2017年製作の映画)

4.3

 現状今年ベスト邦画が不意に現れてすごく嬉しい。去年「少女」を撮った監督とはとても思えない。重松清の原作は主人公田中信の心情を地の文で綴っていたのでそこはどうなるのかと訝しんでいたら、全て芝居に賭けて>>続きを読む

裁き(2014年製作の映画)

3.8

 インド社会を外に発信する映画だ。インド映画と言えば3時間くらい普通にあるものだが2時間弱に抑えたのも観る人を選ばないようにしたためだろう。イラン映画パナヒ監督の「人生タクシー」と同じで自国の社会を外>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.9

 想像通り質の高いゾンビ映画だった。人間ドラマにおいても有り勝ちだが人としてダメ親父とできた子供パターンで出来ていて、成長もある。ゾンビのリアリティや切迫感、危機感もちゃんと表現されていたし、いざとい>>続きを読む

きっと、いい日が待っている(2016年製作の映画)

4.0

 個人的に児童養護施設というのは映画やドラマなどでしか観たことがないが、それらで得たイメージがこの映画でもやはり繰り広げられる。もっと気持ちのいい児童養護施設ってないんだろうか。

 この映画の好きな
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関ヶ原(2017年製作の映画)

3.6

原作も未読だし歴史も上っ面なぞっただけの知識しかないので、ただの歴史モノ原田作品と思って観ました。いつもどおり台詞は伝達できるかよりその画にあった流れの声になっているかが重要で、こりゃまた初原田作品>>続きを読む

ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

3.8

 気持ちのいい話すぎて実話ベースでないなら、運が良すぎて白けていたかもしれない。嫌なところ一つない映画で可愛い猫が見れてイケメンの歌が聴ける。難しい顔せずのんびりと観ればいい映画だ。
 ヘロイン中毒の
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ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

4.0

 殺るか殺られるかの緊張感はホント素晴らしいものがある。周り全て敵だと思いながらも協力してくれる人は信じなければ作戦を遂行することすらできない状況だ。メインの二人はこの状況の厳しさをよく分かっているの>>続きを読む

エル ELLE(2016年製作の映画)

3.9

 強くなりすぎてしまった女性はこんなにも怖くなってしまうのかと感じる。純粋培養された強く美しい女性はワンダーウーマンになるが、成長過程で毒をもられた女性はその毒を克服し、強く逞しく生きるのだがその強さ>>続きを読む

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