青いむーみんさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

青いむーみん

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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

 マジカルガールを直訳すれば確かにそうだけどもまさか魔法少女のことだとは思わなかった。ご多分に漏れず話題になっているのは知りながらもあらすじは見ずに映画館へ向かったので余計に驚いた。
 オープニングに
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.8

 エディ・レッドメインは今ナンバーワンの俳優と言ってもいいんではないだろうか。ディカプリオがオスカーを獲り、話題を掻っ攫っているが、昨年の受賞者エディ・レッドメインが下降することはない。はっきり言って>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

3.8

 孤独な人と孤独な人が共鳴し、今の環境を捨て、前に進む決心をする話です。言わずもがなルーニー・マーラ目当てです。当然のように彼女はスーパーかわいいですよ。おもちゃ屋で働いている時の衣装なんて地味なんだ>>続きを読む

キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

3.6

 シビルウォーが凄いらしいので公開までにと思い見ました。アベンジャーズは見ていたのですがキャプテン・アメリカがどうやって生まれたのかは全く知らなかったので、やっぱり改造人間だったのかと改めて知ることに>>続きを読む

オデッセイ(2015年製作の映画)

4.0

IMAX3D字幕にて鑑賞
 原作既読です。素晴らしい映画化です。ワトニーは常に前向きでハッピーに火星を過ごしているように見えるかもしれません。しかしこれはログです。悲嘆に暮れていてもそれを残さなければ
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ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

3.7

IMAX3D字幕にて鑑賞
 映画も本も情報を出来るだけ入れずに見るので本作もあらすじすら読まない状態で見ました。もちろんワールドトレードセンタービルを綱渡りするのは知ってましたが。実際見てみると、イベ
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.5

 久しぶりの橋本愛作品。寄生獣ぶりだったのですが相変わらずお美しい限りでそれだけで見に行った価値がありました。
 作品自体は小野不由美さんの原作を3年ほど前に読んでいたので知っていたのですが原作はすご
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

 誰がなんと言おうが俺はこれを薦める。全編楽しませてくれる良作だ。多分このルールを思いついただけで作り始めて風呂敷の包み方を思いつかないまま作り終わったんだろうけど、ずっと狙われているってのはスリリン>>続きを読む

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

3.8

 さすがスピルバーグ&トム・ハンクス。思った通りの出来で良かったです。
 まず言いたいのはアベルことマーク・ライランス。芝居に見えないレベル。この人本当に凄い。話さなくてもずっと観てられる役者ってのは
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ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年製作の映画)

4.0

 若返りの薬でも使って本物が出演してるのか?と思わせるほどアイスキューブがアイスキューブだし、エリックがエリックだ。ん?ドクター・ドレー?あれは違うな。薬が相当高いのだろう。特にエリックを蘇らせるのが>>続きを読む

クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

3.8

 複雑な存在。誰もそうは言われたくないし思われたくもない。しかし彼は実際複雑だ。スーパスターの息子ではあるが妾の子。その母も早くに亡くし、育ての母は父の本妻。妾の子が描かれる多くの場合は金もなく、父か>>続きを読む

PAN ネバーランド、夢のはじまり(2015年製作の映画)

3.5

 最高でした。ルーニー・マーラスマイル4発浴びてノックアウトです。もうルーニー・マーラが妖精でいいよ。人魚もルーニー・マーラでいいじゃないか。何を争ってるんだ。みんなでルーニー・マーラを崇めればいいじ>>続きを読む

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

4.1

 やっぱりカッコイイよガイ・リッチーブランドは。ガイ・リッチー好きな人に薦めるなんて無意味だけど、ガイ・リッチー好きにまずオススメ。あとはキングスマン好きな人にも合うと思う。でもよりオシャレだからそこ>>続きを読む

ヴィジット(2015年製作の映画)

4.1

 今までのシャマランではない路線だが間違いなく傑作だ。主役たちに困難を乗り越えさせて過去を克服するという点においてその表現方法がずば抜けていい。まさかあんなエンディングになるとは。映画として出来がいい>>続きを読む

ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館(2012年製作の映画)

3.4

 主人公の行動がひたすら制作側にとって都合のいい行動すぎる。なんでこうしないの?という疑問符が振り払えない。特筆すべき点は、館で徹夜の日。ひたすら怒涛の攻めを受ける。なんかもう笑っちゃうくらい怒涛。こ>>続きを読む

フッテージ(2012年製作の映画)

3.7

 かなり出来の良いホラーだと思います。中盤までは怖さもバッチリ。あるシーンを境に「うーん・・・」となりますが明確に張られた伏線をしっかり回収してくれるので割りと気持よく見終われます。
 殺人シーンが多
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.3

 久しぶりのキアヌ映画。噂に違わぬガンアクションで期待通りの映像を見せてくれる。しかしこれはキアヌに感情移入させるように作っているのか、そうでないのかよくわからなかった。そうでないならば何を表現したか>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.0

 これは萌え映画と言ってもいいかもしれない。その対象はアン・ハサウェイではなくデ・ニーロ。デ・ニーロ扮するベンの行動や台詞、仕草が非常に魅力的でそれが全編にわたっている。アン・ハサウェイの魅力、ファッ>>続きを読む

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

 見ても全く関心しないマインドファックムービー。本当はまだ観てない人に言いたいんだけどネタバレ込で書きたいからしょうがなく隠させてもらった。
 この映画、主人公が多重人格者でした。やっぱり多重人格者で
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バクマン。(2015年製作の映画)

4.1

 まず最初に言いたい。原作読んでないけど、漫画原作モノ最高峰ここに現る!
 今作は漫画に関わる人達の話であって必殺技が飛び交うアクションでも時空の異なる世界の話でもない。比較的現実に則した物語なので映
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

 静謐な音楽、光を非常に意識した映像、共に落ち着いており暖かく感じた。物語は主人公セオドアの成長譚。彼は心の隙間を埋めるため人工知能彼女を手に入れ、生活を共にして影響されていく。この人工知能彼女は世界>>続きを読む

アントマン(2015年製作の映画)

4.0

 健全な優秀作品です!蟻の大群とかどうしても無理って人以外は楽しめるのではないでしょうか。蟻が無理でない人はむしろ蟻萌えという新ジャンルを感じられるかもしれません。アントニー!!
 CMなどで見る限り
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

 最高でしょ。いやぁマシュー・ヴォーンはホンモノだわ。キャラ、ガジェット、アクション、アクシデント、音楽、全部センスいいとか文句なしすぎる。
 傘でガード&ショット、ライターは手榴弾、グーグルグラスと
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.7

 静かな男の静かな映画だ。ただ怒らせたら破壊し尽くすまで終わらない男。この点において96時間のリーアム・ニーソンを超える徹底っぷり。しかも手口が残酷。ダークナイトからのダークヒーローブームの中の一作品>>続きを読む

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

 常に光に拘って撮られたのがよく分かる映像だった。光の演出が素晴らしい映画は絶対にハズレない。なぜならそれだけでいいもの見た気がするからだ。しかしこの映画はそれだけではない。音楽も素晴らしい。ポストク>>続きを読む

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.0

 LAの美しい夜景に潜む狂気。ただ彼からすれば狂気でも何でもない。むしろ正当性のある意見を持ち、他人を説き伏せる説得力もある。彼が言っている通り新しいことを修得する能力も高く、何かを成し遂げるための気>>続きを読む

ワイルド・スピードX2(2003年製作の映画)

3.0

 今作も1作目と大差ない出来。相方が典型的な馬鹿なワルなのでかなりイライラさせられる。しかしよく考えて見れば主役ブライアン・オコナーも結構な馬鹿だし、そもそも幼なじみで仲が良かったんだからと思うとだん>>続きを読む

ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

 これは酷い代物だ。トム・クルーズのプロモーションビデオと散々言われているが、何が酷いってクライマックスで撮りたい画のために全て都合よく道具を登場させている点だ。バイクに乗った敵が突然登場したり、なぜ>>続きを読む

ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

2.8

完全に初見。本当にこれが7つも続いたのかと疑問になるくらいの映画だった。アメリカのワルの典型的なシーンいっぱい集めて車中心の話にしました。ってぐらいで真新しいものは何もなかった。これから追っていくのが>>続きを読む

ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

 この映画の魅力は簡単。イヴことエミリー・ブラウニングがずーっとかわいいこと。キャシーことハンナ・マリーも恐ろしく美しいこと。かわいらしいシーンも盛りだくさん。ファッションも沢山魅せてくれます。でもマ>>続きを読む

日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

3.7

 台詞は必ずしも全て聞こえなくてはならないわけではないといういつもの撮り方。ユーモアも当然交えてくる。で、メインに役所広司がいて沢山の人が関わる群像劇。あまりよろしくないけど熱い三谷幸喜みたいになって>>続きを読む

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

 超有名アクションシリーズ大作の第一作目。超有名監督ブライアン・デ・パルマを迎えて気合十分の作品だったのだろうけれど…。これ大失敗作です。
ブライアン・デ・パルマのいいところは出ている。持ち味のミステ
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野火(2014年製作の映画)

3.8

凄まじい映像だ。極限の状況下での精神がこれでもかと描かれている。その精神がグラついたとしても禁を犯すとこうなってしまうのだというラスト。しかし説教臭さがないところが今作の美点だ。何も押し付けてこない。>>続きを読む

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ジュラシックパークなんてもう忘れてしまって久しい。ロスト・ワールドも見たはずだけど覚えてない。でも今作は楽しかった。
一幕目の兄弟でモノレール?に乗っていて弟が親の離婚の話を急に始めたのはタイミングが
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.6

魅力は頭の中の見せ方。噛み砕かれてわかりやすくなっていて非常に理解しやすい。カナシミという陰キャラが必要じゃないんじゃないか?と思わせて実は…という典型的な形はいいんだけどムカムカとイカリが別々な意味>>続きを読む

君が生きた証(2014年製作の映画)

3.9

テーマが素晴らしい。このテーマを扱うものとして最高峰の映画ではないだろうか。
ポスターのコピーの「息子が遺した奇蹟の音楽」はサムにとっては「息子の遺した軌跡の音楽」なのだと思う。
音楽映画としてははじ
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