白さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

白

映画(1227)
ドラマ(23)
アニメ(0)

過去を逃れて(1947年製作の映画)

4.5

月の光のような君が。
「愛の欠片が残っていないか確かめて」

天才マックスの世界(1998年製作の映画)

4.5

"chet baker sings"(1956)のレコード盤。
手持ちと固定の歪な共存。横移動の快楽。

半落ち(2003年製作の映画)

1.5

全然面白くない。心はいつもあの場所にあるというやつを凡庸に描いたもの。

怒り(2016年製作の映画)

1.0

最低の映画。
レイプを欲望する本土からきた男性と、女性を守れずに問題の矛先を本土男性に向ける沖縄の男性という構図が、レイプした米兵を問題とせず、国内の男性間における女性を媒介にした男性規範の維持になっ
>>続きを読む

驟雨(1956年製作の映画)

4.0

「足下」のクローズアップ、そのモンタージュ。

カウチ・イン・ニューヨーク(1996年製作の映画)

5.0

bach partita no 1

"Like someone on Love"の感動的な窓ガラスの反映はこの映画に由来する。

サクリファイス(1986年製作の映画)

4.5

元シェイクスピア俳優のいる世界が破滅にむかうさなかに、”世界を救済できる人の名”を郵便配達員=言葉を届ける人が知らせにくる。

父なる”言葉”=詩というエディプスコンプレックスを映像がどう乗り越えてい
>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.0

キッチンが広くて羨ましかった。
マッツのダンスが上手いという伏線は回収されなかった。

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

傑作!
西島の職業が犯罪心理学者で、香川が人を支配する役という点で「人の内面に侵入していく」意味での重なりがある。

最初の階段の踊り場でのシーンで力の支配をトリガーにした交渉の失敗が、逆に最後のシー
>>続きを読む

あ、春(1998年製作の映画)

4.5

春はどこかにいた。まるで忘れられた音楽のように、南から風に吹き寄せられて、どこかに潜んでいた。