ミヅキさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

ミヅキ

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生きる(1952年製作の映画)

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この映画の中で志村喬の顔のデフォが目見開いて口半開きの絶望フェイスなのが少しツボでした

音が割れてるから若干聞きとるのに苦労する

ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

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下手したらB級になりかねない設定だし実際CGとかだいぶクオリティ怪しかったけど、全体的にはちゃんとしたラブストーリーになってた

ふたりで、粘土で手を湿らせながらろくろを回すシーンは映画史に残る名シー
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無防備都市(1945年製作の映画)

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これまたネオレアリズモ代表作品

フィルムノワールの源となっただけあって、陰鬱で倫理が歪んでて救いようのない雰囲気が似てる

ヘッド・フル・オブ・ハニー(2018年製作の映画)

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「ティル・シュヴァイガーはドイツの国民的俳優だよ」と言われてふーんと思っていたが、まさかノッキン・オン・ヘブンズ・ドアの人だなんて最後まで気づかなかった

自転車泥棒(1948年製作の映画)

4.2

ネオレアリズモ代表作品

正統な手段で手に入れたものが盗みという行為によって奪われてしまうことから始まる負の連鎖

ブルーノがモッツァレラをびよーんって食べてるシーンがかわいい

遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.2

ジェイクギレンホールは若い頃の方が全然癖のない顔してる、笑顔がめちゃくちゃチャーミングな少年ってかんじ

威張ってるだけのお父さんかと思ったらお母さんにだけは弱くて、なんかもう後半から愛おしいとすら思
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ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

アレサフランクリン歌うまぁ
最後はエルビスで終わるのね、まあ監獄で歌う歌と言ったらあれしかないか

キリストや修道女に対するこれでもかってぐらい仰視するショットが印象的
教会で青い光に包まれがら「バン
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風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

5.0

ごめんなさいずっとみなきゃと思ってたけど4時間の長編っていうのでハードル上がってて先延ばしにしてました

隅から隅まで面白い、これを王道と言わずして何を王道と言うんだっていうぐらいまっすぐな映画だった
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僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

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エーッこれ実話なの

演技がわざとらしくてちょっとしらけてしまうところがあって、実話の凄味みたいなものを活かしきれてないと思った

けど、こんな話があったことを知れてよかった

ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

4.2

カサカサ動く城の防衛軍団が身軽すぎて笑っちゃう

いやありえないでしょって思うシーンもアニメだからゆるされちゃう

夜と霧(1955年製作の映画)

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“命令に従っただけ 責任はない”
“では責任はどこに?”

“たまたま”その時代に生きていただけで、”たまたま”上の命令に従っただけ

組織に所属し、規則に従い自らの頭で考えることを放棄する怠惰さ
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第三の男(1949年製作の映画)

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印象に残ったのは恐らく日本人なら誰でも耳にしたことのある軽快なテーマ曲と、”兄弟愛のスイスでは500年の民主主義と平和で鳩時計止まり”という台詞

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

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奥さんであるジェーンが犠牲にしたものが多すぎて泣けてくる

ジェーンが与えられるものに対してホーキングが与えられるものが圧倒的に少なくて、ジェーンの負担がどんどん積み重なっていく

無条件の愛にも限度
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ミスター・ロジャースのご近所さんになろう(2018年製作の映画)

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ずっとみたかったドキュメンタリー映画

フレッドの言葉はあまりにも透き通っていて、大人から見たらむしろ陳腐に聞こえてしまうようなものばかりだけど、純粋な子どもには真っ直ぐ伝わっていることがよくわかった
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日の名残り(1993年製作の映画)

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もどかしい。

私情を抑えて忠実に使え続けるStevens。バトラーという立場としては一流の振る舞い方ではあるけど、その分私生活が完全になおざりになっている。仕事という面では評価できるのかもしれないけ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

実際に起こった事件であるシャロンテートの殺害は60年代ハリウッドの終わりを象徴する出来事だといわれている。しかしタランティーノは最後にシャロンテートを生かす形で映画を締めている

この事件を予め知って
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東京物語(1953年製作の映画)

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素朴という言葉がぴったりな映画

飾らない日常風景、会話を通して芯のあるメッセージを押し付けることなく伝えられるのが小津

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

5.0

東西ドイツ分裂時代、東ドイツの秘密警察シュタージが、反体制の疑いのある劇作家(ドライマン)とその恋人を諜報するフィクション

手に汗握る展開だし、伏線もしっかり回収されてるし映像で語ることもできてる秀
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トップ・ハット(1935年製作の映画)

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ミュージカル黄金時代の伝説ペア、Fred AstaireとGinger Rogersが送る、スクリューボールコメディ要素も入った映画。

アステアは歩き方ひとつでダンスの才能が垣間見えるからすごい。踊
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

トラヴィスが好きになった女性を誘う時の台詞にはいつも、孤独な心理状態や、肉体的に搾取されてる状態から救って”あげる“という意味合いがにじむ。トラヴィスの考える“女性らしさ”には偏りがあり、おしつけがま>>続きを読む

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

5.0

アダムドライバーが“Being Alive“を心の底から熱唱する場面、最高のオマージュでもあるし彼の気持ちを見事に代弁してるようで感動した

最高でした