Magnoliaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.2

不自由な境遇の人に
神様はより多くの奇跡を与えてくれるんじゃないかと思う。

それは幸せを感じる力が本人にも周囲の人にも強くなったときに。

オギーやその家族や友達が教えてくれる。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.5

300万円の低予算で製作したにも関わらず世界中で様々な賞を受賞し、話題沸騰のこの映画、ミニシアターで上映していた時は並ばないと観られなかったので全国上映決定してからの待望の鑑賞。

俳優さんも無名なの
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.3

これはアトラクション。映像の迫力があり過ぎてストーリーが入って来ません。

映画館出てからもドアの陰から恐竜が突然出て来そうな錯覚になったということはそれなりに楽しめたんだと思う。

未来のミライ(2018年製作の映画)

3.0

5歳児って空想の世界で生きてるんだろうなぁと思っていたけどホントに子供の頭の中を覗いているようなワクワクさがなんとも楽しい。

育児の大変さとか子供の動きもリアル、真っ只中で育児してる人が見たら泣けち
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

是枝監督がドキュメンタリー出身なのでその方向で作られているとは感じつつ、社会問題に対する監督の強いメッセージ性があたかもドキュメンタリーを見ているかのようでした。

貧困、年金の不正受給、不倫、ネグレ
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.5

ヒュージャックマン主演の映画はなぜ複数回、映画館に足を運んでしまうのだろう。

どの歌も印象的で曲を聴くとそのシーンがすぐに浮かぶけど、自他共に認めるマイノリティな人たちがエンターテイナーとして輝き、
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ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

4.3

上の句、下の句を観たときは面白いけどそれ程感動した映画ではなかったけど…

この結びを観てから上の句、下の句をもう一度観ると時の流れと登場人物たちの成長とそれを見守る大人たちの暖かさに感動しました。結
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ボス・ベイビー(2017年製作の映画)

3.5

赤ちゃんかつ中間管理職の弟は
両親の前では思いっきり可愛いベイビーで両親の愛情を独り占め、兄の前ではボスのように上から目線で指図する憎たらしさ。

赤ちゃんになったりオッサンになったり、ころころ表情の
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あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

4.0

前編から一気に見れば良かった。

前編で散りばめられた人物達の物語が一気に回収されて最後の試合で戦う者もリングサイドでも色んな思いが錯綜する。

同じ憎しみを抱いていた人が憎しみを捨て新たな道を歩みだ
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あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

4.3

寺山修司原作。前編、後編ってだけで長いのに前編だけでも長い映画。でも主役の二人に絡む多くの人々の人生や時代背景なども描かれていくのでどうしても長くならざるを得ないような。

物語に登場する人達の愛とか
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エルネスト(2017年製作の映画)

4.0

日本キューバ合作映画。

キューバ革命も、その英雄チェ・ゲバラも知らないでいきなり観てしまったもので歴史を学びながらオダギリジョーを追うという鑑賞になってしまった。

この映画の主人公はチェ・ゲバラで
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.5

純愛ってこういう表現の仕方もあるのかと原作の沼田まほかるの才能に感嘆。

ユリゴゴロほどの狂気的な愛ではないけれど軽薄な登場人物たちと、真反対のひたすら愛を捧ぐ阿部サダヲと、どっちにも普通の感覚では感
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.0

目的の為なら手段を選ばない血も涙もない、一見鉄の女。
それなのに目的を果たした瞬間、女神に見えてくる不思議。
畳み掛けるようなクライマックス、彼女のことをわかっているようでわかっていなかった自分に何故
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笑う故郷(2016年製作の映画)

4.0

鑑賞後、ニヤニヤが止まらない。
ブラックユーモアとサスペンスと大人のセンス溢れる対話劇。

主人公ダニエルのノーベル文学賞受賞式のスピーチから始まり、次回作が書けず燻っているところに名誉市民として故郷
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ユリゴコロ(2017年製作の映画)

4.5

実に衝撃作。
映画でしか味わえないので気持ちを強く持って是非観てほしい映画だとおもう。

殺すことを心の拠り所としてる人間。
リストカットが快感になる人間。
そんな人間と夫婦になる人間。
そんな人間を
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ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣(2016年製作の映画)

4.5

セルゲイ・ポルーニンというバレエダンサーのドキュメンタリー映画。

才能に恵まれること、それが人として幸せとは限らない。
スポーツ選手でも音楽家でも俳優でも早くに頂点を極めてしまい、その先に見えるもの
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トリガール!(2017年製作の映画)

3.8

鳥人間コンテストにかける大学生たちの話で久しぶりに映画館で爆笑した映画。

技術チームがミニオンズみたいな動きで面白かったし、あのストイックにトレーニングに励むパイロット役は土屋太鳳ちゃん以外に出来る
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写真家 ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと(2012年製作の映画)

4.3

ニューヨークの写真家、ソールライターのドキュメンタリー映画。

ファッションカメラマンとして活躍した後、「カラー写真のパイオニア」として色彩感覚豊かな日常の写真を撮り続けた。
「見るもの全てが写真にな
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打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

4.0

岩井俊二監督の実写版の方。
こちらは主人公は小学生で複雑な環境の女の子とクラスメイトの男の子たちのひと夏の出来事。スタンドバイミー的な。

子供たちの演技が決して上手じゃないんだけど瑞々しく、映像も今
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.5

原題は"a dog purpose"

飼い主との絆を生まれ変わっても忘れない感動物語だけど、原題知ると哲学的な感じ。

死ぬ度にいちいち泣けてけるんだけど犬のしゃべりがもう少し少ない方が観る人がぐー
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関ヶ原(2017年製作の映画)

2.5

早口過ぎて、台詞のやりとりも食い気味で、なのに戦国時代の各国の方言も混じり、歴史知識も浅く、時代劇見慣れない自分は置いてかれました。

セトウツミ(2016年製作の映画)

3.5

取り留めもない、オチのない、ゆるりとした関西高校生、瀬戸と内海の会話、二人の間を に漂う空気感がただただオモロイ。

深夜番組の、まったり一杯やりながらボーッと若か知り頃のアホさ加減を懐かしみながら観
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.3

実話です。
敬虔なキリスト信者のデズモンド・ドスは人を殺す為ではなく、救う為に戦うと志願。しかし軍隊では良心的兵役拒否者は「臆病者」とされ、銃の訓練を拒否したので軍法会議にかけられる。しかし元軍人の父
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.0

クラウドファンディングで一躍話題になった映画。

質素に暮らし、ささやかな幸せを感じ、そうやって時代を生きていた日本に原爆が落とされ、生きながらえても体も心も傷を追ったすずさんのような人がいたことを忘
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

4.2

どうしようどうしよう。
一言でも語ったらネタバレしそうで怖い。
肩凝った。展開も早くて、引き込まれた。
オープニングの20年の走馬灯のような映像が素晴らしかった。
取り敢えず予告に騙された。あれはよく
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.3

悲しみを乗り越えられない、乗り越えようとしない中年の男と敢えて悲しみに向き合おうとしないのに心のバランスを崩してしまうティーンエイジャーのそれぞれの葛藤を追うストーリー。
人間本当に悲しいときってこう
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カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.5

舞台はハリウッドの社交界、ウッディアレンの淡々とした語り口。テンポの速い展開。お洒落感満載。

最近も似た様な展開の映画を観たような。あちらは歌って踊ってましたが…

ただこちらは郷愁を感じない後半が
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.5

人生の最後に確認しておきたいことは自分を愛してくれた人が誰かで、愛を遺していきたい人たちが誰か。
自分だったら余命僅かと宣告されてから自暴自棄になる暇もなくそれを行動にうつしていけるだろうか。
そこに
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帝一の國(2017年製作の映画)

4.1

楽しい。とにかく楽しい。
役者さんたちが突き抜けた演技で最高でした。高校が舞台なのになんだか日本の政治を観ているようで。
永野芽郁ちゃんのエンディングも可愛くてしょうがない。

美女と野獣(2017年製作の映画)

4.0

吹替と字幕の両方観ました。
字幕は主要キャスト以外の人達も歌が素晴らしく印象に残りました。

こんなにネタばれしてる映画もないのにどうして涙出るんでしょうか…

追憶(2017年製作の映画)

3.5

木村大作さんの大自然の撮り方は壮大なスケールで、映画館の大きなスクリーンで観る価値があります。
若手の演技もじっくり味わえる昭和の雰囲気漂う落ち着いた映画でした。

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.0

実話に基づくストーリーなので結果はわかって観ていくのだけれど。
生みの母と育ての母とのシーンの対比はとても映画的な魅せどころでした。
子どもとしては生みの親を探す事への葛藤、親としては血の繋がらない子
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