Magnoliaさんの映画レビュー・感想・評価

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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.0

自分の中でちょっと想像していた映画と違った…
「チャーリーとチョコレート工場」ではジョニーディップ演じるウォンカは成功者だったけど幼少期の影響で家族愛に飢えていて、愛されている子供たちを散々な目に合わ
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.0

「捨てるくらいなら産むな」

「生まれる前に殺されるより生まれてから捨てられる方がまし」

「施設で育つくらいなら子供を欲する家庭に貰われた方が幸せ」

正解が見えない。

お風呂にいれたり、ミルクを
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

家族でただ1人の健常者の末娘ルビーに生活も仕事も頼りきっている家族に最初イラッとしたけど、父、母、兄が自分達が彼女が未来へ羽ばたく足かせになっていることに気づいて、それぞれの葛藤と心の変化にいちいち泣>>続きを読む

Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.7

人生の中であの日、あの瞬間どこで何をしていたかを覚えている日なんてそうそう無い。
しかし多くの人はこの日、この時間、何をしていたか何を思っていたかを記憶しているだろう。

まだ小さかった我が子はこの日
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.3

ナチスドイツ戦時下の10歳の少年ジョジョ。
他の多くのドイツの子供たちがそうだったようにヒットラーは英雄、憧れのヒーローだった。
同じく母も強くて優しくて明るい、聡明な母であり父親でもあった。

しか
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.2

実話に基づくマット・デイモン主演作品。
観終わった後にタイトルを確認してしまった。
「フォードvsフェラーリ」
原題も…?

どちらかというと主軸はフォードに栄光をもらせた男二人の友情物語。フェラーリ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

半地下で生活する一家が坂の上の富裕層一家に家庭教師、運転手、家政婦になりすまして入り込む。

それぞれがただ貧困から抜け出し、普通の生活さえ出来ればと思っていたはずが、間近にみた富裕層の生活とは…
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.8

今までに見たことのない不思議な映像。
広角レンズで撮影された世界が全てと思うとむしろ狭い世界に感じる。
エマストーン演じる強かなアビゲイル。「下働きの可哀想な私」から女王陛下の寵愛を受ける側近という立
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かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(2019年製作の映画)

3.5

昔から「どっちから告白した」とか「どっちの方がより好きか」とかそういうのはあったけど、面白おかしく恋愛の駆け引きを「戦い」として描かれているのがなかなか興味深くかつ奥が深い。
相手のことをとことん考え
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

4.0

いつも予告で全部面白いところを観せられてネタバレしまくるのであまり期待せずに観たけど、今回は予告の続きを観せて貰えた感じ。

時事ネタも落とし込まれていて笑っちゃいけない国際問題も滑稽で笑っちゃう。
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あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

3.5

ストーリーが単純なのでひたすら二人の微妙に変化していく気持ちをトレースしていく映画。
身分の違う二人のバッググラウンドはわりとさらっと描かれていて、周囲にも嫌な人が出てこないので心地いいです。
じわじ
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劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~(2019年製作の映画)

3.0

サウナのシーンは最高です。
他のシーンでも吉田鋼太郎さんの間が秀逸過ぎる。セリフがなくても、視線の動き一つで笑える。
田中圭さんの演出をどうして映画ではあんなにテンション高めにしたのでしょうか。
ドラ
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引っ越し大名!(2019年製作の映画)

3.3

ある程度実話に基づいているらしいけど
こんなに大名ってあっちこっちに引越しさせられていたのかとびっくり…
商人の地位が低かったのに商人にお金を借りていたのか?という矛盾が残るけど。
引越しはお金がかか
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タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

3.7

タレンタイムとはマレーシアの高校の音楽会のこと。
音楽会で披露する曲の練習を重ねる学生は民族、宗教、家庭環境、恋愛、様々な葛藤を抱えているがその奏でるメロディがときに優しく聞こえたりときに哀しみを帯び
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

4.2

子供と一緒だったので吹替にて鑑賞。
よくぞ実写にしてくれました。
壮大なスケールの自然の描写、かつ動物たちの動きとか瞳の動きとかの精巧な描写も素晴らしかった。
もう一度字幕でIMAXで観たい。

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.0

菅田くんの数式を書き出したり、読み上げたりするシーンは圧巻でした。

新聞記者(2019年製作の映画)

4.5

国民のために真実を報道する。
国民のために正しく行政を遂行する。

しかし実態は国に圧力をかけられている報道と「形だけ民主主義」と言い放ち国民を欺く行政。
その狭間にいる新聞記者と役人が目指すゴールは
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Girl/ガール(2018年製作の映画)

4.5

トランスジェンダーのララは心身ともに女性でありたいと自ら追い込んでしまっているようで、実は環境がそうさせているように思う。
父子家庭。幼い弟の世話。バレリーナになりたいという夢。
そしてトランスジェン
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天気の子(2019年製作の映画)

3.5

IMAXシアターで鑑賞。
光と影と雨の映像から匂いや湿度まで伝わってくる感じです。
君の名はファンの方にはたまらない小ネタ満載らしいです。
気がつかなかったけど…

アラジン(2019年製作の映画)

3.5

娘いたので吹替で鑑賞。
王道のディズニー映画ですが
初っ端からスピード感あるカメラワークなので動体視力と三半規管が弱い自分はちょっとクラクラ…ダンスもちょっと早送りっぽい。
個人的にジャスミンの衣装の
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アマンダと僕(2018年製作の映画)

4.2

東京国際映画祭グランプリ、最優秀脚本賞のW受賞作。

アマンダ役の女の子が素晴らしい。
彼女の表情だけで全編、心を揺さぶられ続けてしまった。しかも演技未経験のデビュー作というから驚く。彼女の演出をつけ
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海獣の子供(2018年製作の映画)

3.8

どういう解釈が正解かわからなかったけど見る側に委ねられているようなのでどう捉えてもいいらしい。
14歳の少女が自分の存在について深い考えに及ぶ不思議体験。
宇宙と空と海と人間。
生命の誕生とその神秘。
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泣くな赤鬼(2019年製作の映画)

3.5

先生も生徒も切ない。
もっと早く本気で本音でぶつかり合えばよかったのに。
柳楽優弥さん観たさに行ったけど堤真一さんが凄く良かった。

僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

4.2

ベルリンの壁建設の5年前、東ドイツはソ連の統制下の社会主義国だった。
そんな中ハンガリーでは自由を求めて民衆隆起が起きた。

高校生たちは純粋に同胞を思って祈祷したが。

それは政治的タブーであり、そ
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空母いぶき(2019年製作の映画)

3.5

想像力に乏しい自分にとってはもし日本が侵略されたら何が起きるのか?

自衛戦争とは?

憲法第9条の終わりなき解釈戦争を繰り返しているうちに日本は本当に侵略されちゃう日が来るのかもしれないって真剣に考
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

4.5

口では希薄そうで執着しなさそうなコンフィデンスマンたちの関係性の裏に物凄い信頼関係と愛を感じる。

金の亡者で下品に思えるダー子、実は頭脳明晰で繊細なのか図太いのか掴めそうで掴みきれないキャラクターも
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.0

かの名作「メリーポピンズ」のように子供は子供、大人は大人の立場でその世界に入り込める映画。

プーさん、まるで子供のように純粋無垢な心で大人になった僕に語りかける言葉はもう哲学的で、悟りの境地で、でも
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