ぶちゃさんの映画レビュー・感想・評価 - 25ページ目

ぶちゃ

ぶちゃ

映画(917)
ドラマ(0)
アニメ(0)

クレイジー・ドライブ(2014年製作の映画)

2.0

なぜにカメオのノーマン・リーダスが一番に表示されているのか解せない本作。

他のカメオのデビッド・ハッセルホフの起用で、現実との境界線を曖昧にさせようとするも、それって「ピラニア・リターンズ」の二番煎
>>続きを読む

ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

2.5

「オープンウォーター」のサメ部分をくりぬいたような恐怖感、ジリジリとサスペンス的な手法でサメと時間が主人公を追い詰めて行く。

これを見て改めて「オープンウォーター」の怖さを痛感、怖いのは海でもサメで
>>続きを読む

ダーク・ハーフ(1993年製作の映画)

2.0

原作者自身を投影させた作家の内情の物語を、風刺劇が主戦場のジョージ・A・ロメロが監督する意味を感じず。
また、プロットも単に当時の流行のサイコスリラーに乗っかっただけとしかおもえなかった。

内容とし
>>続きを読む

ぼくとアールと彼女のさよなら(2015年製作の映画)

3.0

チャラチャラした音楽など茶化した部分こそあれど、テーマとしては骨太に恋愛と死生観、そして映画の起承転結性の類似をついてくる。

核心部ではロングカットを多用したり、モンタージュ編集も主人公たちの撮影す
>>続きを読む

X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)

2.5

敵側の理念がよくわからないことが、いちばんの問題。
唯一神になりたいという気持ちはわからんこともないけど、それはリブート一作目や二作目などの時代背景への結びつけが非常に弱く、"時代背景に呼応するプロッ
>>続きを読む

フィフス・ウェイブ(2016年製作の映画)

1.5

機械が壊れ自動車が動かなくなるという怪電波や、サバイバルしても乱れないクロエの首から上等々、描写や設定としての拙さが散見される。
カットとしても、集会場の描写や乗り捨てられた車だらけのハイウエイという
>>続きを読む

SCOOP!(2016年製作の映画)

3.0

冒頭のゴルゴ13の漫画を置いたカットからわかるように。
やってることはゴルゴ13、作戦と潜入で観客を異世界へ誘う。
主人公2人で実施で成り上がっていく様は、同監督作「バクマン」の陽陰と対になる世界なが
>>続きを読む

サザン・コンフォート/ブラボー小隊 恐怖の脱出(1981年製作の映画)

3.5

やってることは「脱出」とほぼ同じ、あほなアメリカンがマンハントされるだけ。
登場人物(獲物)の数が多い分ホラーよりな心理描写で、より素直な印象。
湿地に溶け込んでいつ襲いくるかわからないケイジャンはベ
>>続きを読む

溶解人間(1977年製作の映画)

3.0

小学生の頃おどろおどろしいジャケットに戦慄しながらも手に取った作品を再見。

ウルトラマンのジャミラとプロットは非常に類似している。

初っ端から暴走するモンスター像は、溶けていく体で力を失うことを考
>>続きを読む

ときめきに死す(1984年製作の映画)

3.0

森田芳光らしく、実験的なカットや脚本というかトンデモ演出。
淡々としたシーンなんかはいいのだが、沢田研二が役にあっていない。

否、そのミスマッチ感こそ森田芳光の狙いの骨頂だったのかもしれない。

ダークスカイズ(2013年製作の映画)

4.0

「ポルターガイスト」系ホラーとして、同年代の「インシディアス」などより良くできた印象。

起こる怪奇現象の不穏さの、演出は見えない見せない恐怖をうまく使っているし、また終盤の見せる演出も不気味だ。
>>続きを読む

NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム(2016年製作の映画)

3.0

事あるごとにスマホを向け他者や自撮り、そんなSNS依存やその過剰さを風刺する作品として「クルニクル」なんてのもあったが、よりストレートというか、そのままな風刺劇。

スリルや高揚感をもってして描いてお
>>続きを読む

ペット 檻の中の乙女(2016年製作の映画)

3.0

ヒエラルキーのせめぎ合う「ブラック・スネーク・モーン」監禁する側、される側どちらにも問題がある、しかしながら本作は、そこにおいてもっと過激で加害者、被害者どちらもがサイコパス。

題材としては面白いが
>>続きを読む

31 サーティーワン(2016年製作の映画)

3.0

ロブ・ゾンビ作品らしく、音楽のチョイスや、ラストシークエンスのカットなど絵面なんかのビジュアルセンスは素晴らしい。
また、タイトル31が意味する魔の数字"13"の裏返しを登場人物らのやりすぎ感で体現し
>>続きを読む

ドント・ノック・トワイス(2016年製作の映画)

2.0

母は強し系統のホラー、のようでようじゃないでよう、とツイストするのかしないのかよくわからない脚本。

そこで不穏さを狙ったのだろうが、演出がアレな部分がちらほらあったり、そもそも脚本において投げやりす
>>続きを読む

ロジャー・コーマン デス・レース 2050(2017年製作の映画)

2.0

2度目のリブート、前回は、原作バカ映画を割とスタイリッシュに作り直したのだけども今回は、そのバカさの演出法を現代的に改変したのみ。

差別的な南部田舎者なんかも出てきたりするのはモロに70'sな感じ。
>>続きを読む

メキシコ・オブ・デス(2014年製作の映画)

3.0

オムニバスホラーとしては、"メキシコらしさ"という題材や、エログロへの傾倒等からの統一感から見やすく感じる。

13時間 ベンガジの秘密の兵士(2016年製作の映画)

3.5

マイケル・ベイが「ブラックホーク・ダウン」を撮っていたら?「アルゴ」を撮っていたら?「アメリカンスナイパー」を・・・
と言わんばかりに複数の作品の意識を感じる作品。
実録戦争ものやイラクもののエッセン
>>続きを読む

アート・オブ・ダークネス(2012年製作の映画)

1.0

どことなく70年代ヨーロッパホラー的な雰囲気のスリラー、ジャーロ的な感じこそあるのだがイモくささが拭えない。

ジャケットのようなエログロ退廃さは作品からは全く感じられなかった。

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

2.0

起承転結の"承"部分に当たる作品として作られたのは分かるが、やはり一本の作品として完結仕切らない作品は好まない。

とにかく、新しいmarvelキャラクターを見せることにばかり力がはいっているように感
>>続きを読む