かの有名なアル・カポネが率いたことで知られているシカゴのマフィア組織「アウトフィット」。彼らの抗争に巻き込まれたスーツの「仕立て屋」ではなくて「裁断師」をきっての性格俳優マーク・ライランスが好演。『イ>>続きを読む
This film strongly encourages us, the audience, to imagine what lies outside the frame. I think that>>続きを読む
毎度恒例「残念邦画クオリティ」とでも言おうか。相当無理のある展開に唖然。脚本が明らかに不足している。フォロワーによる「佐藤浩市じゃね?」というボケコメントだけは何気に面白かったので嫌いじゃない。
きっての演技派(メソッド)俳優であり、監督としてもそつなくこなすブラッドリー・クーパーはもはやポスト・ショーン・ペンといえる存在だ。キャリー・マリガンも当然、素晴らしい。そしてなんと言っても日本が誇る>>続きを読む
大学に馴染めないオリヴァーは金持ちのフィリックスとひょんなことから仲良くなり、彼の実家で暮らすことになる。が、案の定、来てみて大失敗。どこか不気味な執事。『スーパーバッド 童貞ウォーズ』を観て爆笑する>>続きを読む
安定のラブコメ。「ハッピーエンド過ぎるだろ」と突っ込みたくなるのも当然だけど、まあクリスマス映画だからそこまで求めてもね。あと単純にクリステン・スチュワート× マッケンジー・デイヴィスという組み合わせ>>続きを読む
クリスマスだから人殺しサンタの映画を。さっき観たザック・スナイダーの映画よりも数千倍面白いよ。それはそうと本作をアジャがリメイクってマジ?
既視感に溢れたビジュアル(なんかフュリオサみたいなメイクと髪型の女戦士いるし…)、スローモーションを多用した新鮮味のないアクション…ハリウッドの連中が皆そろって『七人の侍』に憧れるのは勝手だけど、それ>>続きを読む
新進気鋭YouTuber(兄弟)の長編デビュー作ということで身構えたが、その作りは実に堅実。設定こそ斬新だが、その演出は変に気を衒うこともなく、実に「真面目」。そういう意味では逆にキテレツなものを期待>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
これは邦題もしくは英題が良くも悪くもミスリードの役目を担っている。文化的背景の理解が乏しいから余計にそう感じるのかもしれないが、要所要所、「伏線が伏線になっていない」と感じる箇所があってよく分からない>>続きを読む
ジェラルド・バトラーはいつも遠くの家族と連絡しながら危機的状況に陥っている気がする(苦笑)このまえの『ロスト・フライト』然り。あと騙された通訳の人が気の毒すぎる。戦闘描写はリアルで見応え充分だが、様々>>続きを読む
キンチョールを握りしめて化け物相手に右往左往するキャラ立ちしまくりなジュリー、竹中直人の顔芸、暴れる室田日出男などを見ているだけで楽しい。カメラワークやチェーンソーなど『死霊のはらわた』の影響大。女子>>続きを読む
日本の家は海外とは造りが違うし、フロッギングはなかなかできないよね(いや、できなくて良いんだけど)。
Netflixにありそうなライトなアクションコメディで、こちらの想像を全くもって超えてこないところが逆にすごい。ちなみにこの作品はApple制作。マーク・ウォールバーグは『ディパーテッド』や『マイル2>>続きを読む
人生は、夢の中の夢。本作のこのキャッチコピーは劇中のダリオ・アルジェントの台詞によると、エドガー・アラン・ポーの詩から引用した言葉だという。その言葉が象徴するように生きることからフェードアウトする夫婦>>続きを読む
韓国のオリジナル版は未見(それでもきっと案の定オリジナルのほうが面白いんだろうなぁと元も子もないことを思ってしまった、というのはここだけの話)。
そしてやはりというか、同監督の『ヤクザと家族』同様、>>続きを読む
吾輩はロバである。ロバ視点で人間の愚かさを見つめる。EOどこへ行く(かわいい)。劇中、EOに酷いことをするフリーガンどもにめちゃくちゃ怒りが湧く。あいつらは絶対許さん。メッセージは『オクジャ/okja>>続きを読む
歩道にトラックで突っ込み複数の死者を出し、死刑判決を受けたチェコスロバキアのスプリーキラー、オルガ・ヘプナロヴァ。
「不可解なる人間という生き物」に迫ることの出来る手段のひとつが映画であるが、本作も>>続きを読む
主人公に極めて残酷な枷をいくつも与える王道のザバイバルものだが、豊富なアイディアと衝撃的な映像で観る者を飽きさせない。時事的に否応なくガザやウクライナを連想させてしまう主人公の境遇や背景(設定)にやる>>続きを読む
作品と関係なくて申し訳ないんだけど、話題になってる渡辺さんのブログの勇気を讃えたくて、この作品を過去に拝見したのを思い出したので、記録しておきます。
このレビューはネタバレを含みます
切れ味良いオープニングで掴みはオッケー。
ヒッチコック『鳥』のような死体を捉えたショットや不気味な鹿の群れなどの不穏なシーンが良い。
厭世観(ジュリア・ロバーツ演じる妻の「わたしは人嫌い」という言>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
『パニック・ルーム』『パラサイト 半地下の家族』などを彷彿とさせるスリラー。ヒッチコック、黒沢清からの影響も思わせる。原作は未読だが、いかんせんその動機がよくある説得力のない安っぽさ。いや、だとしても>>続きを読む
もともとあまり興味がある監督ではないし、役所広司の「完璧な日々」には正直あまり食指が動かないけれど、これは大好き。ハンブルグでもカウボーイハットを被るデニス・ホッパー。贋作を描くニコラス・レイ。救急車>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
トランプ後のクソ大国アメリカが生み出した「陰謀論者モンスター兼ラッパー兼迷惑系動画配信者のくそビッチ」が謎の老婆?相手に大暴れでもうめちゃくちゃ。もちろん彼女は反リベラルのロゴTシャツを着ている。同監>>続きを読む
人殺すまでが異常に早いのは良いが、憎きヴィーガン相手とはいえなんでそんなに冷静なんだ。知らずに旦那に人肉食わされた妻も冷静どころか、美味しい!あなたも食うべき!とか言っちゃう(妻は習慣的にシリアルキラ>>続きを読む