森田和敬さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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悪名高きろくでなし(1963年製作の映画)

1.0

コレは奇跡的な作品
だってテンポは良いのに盛り上がらないんだもん

時代云々を別にしても笑いがスベリっ放し
気付いているんだからいないんだか分からないけど
軌道修正もせずに進んじゃうから
中盤を過ぎた
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

5.0

駄作の分際で130何分だ140何分だが氾濫する昨今
こういう映画を観ると心が洗われるね

重いと軽いのバランスが絶妙で完璧
いくらでもビターで重たく描けるにも関わらず
あくまでもエンタメに徹している姿
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前科 ドス嵐(1969年製作の映画)

5.0

初の日活ヤクザ映画
ストーリーは東映をキレイに
コンパクトにしただけなんだけど
コレはコレでなかなか

青木義朗と今井健二の鬼畜っぷりが最高
特に青木義朗!
哲の小指をニタ〜ッと詰める顔なんか最高!
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機界戦隊ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー(2022年製作の映画)

5.0

アホでクレイジーなゼンカイジャー
クレイジーではあるけどどちらかと言えば真面目なキラメイジャー
どうなるかと思えばなかなかのベストマッチ

開始早々ゼンカイ空間に引き摺り込まれるキラメイジャーに笑いっ
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野獣狩り(1973年製作の映画)

5.0

邦画は
中でもアクション映画はこの位の時代のやつに限るね

シナリオも簡潔だし
低予算ではあるんだけど
気合いと情熱でカバーしているとでも言うか

木村大作のカメラもデビューだから以上にギランギラして
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ザ・レポート(2019年製作の映画)

5.0

NETFLIXの専売特許かと思ったら
Amazonも骨のある良い映画を作るんだね

ジャンルはサスペンスに分類されてるけど
ある意味スリラーだね
それくらい恐ろしい
行為そのものは勿論のこと
誰一人と
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

5.0

ストーリーに起伏があるわけでなく
一人の人間が狂って行く様をただ映す
それだけの映画を名作にしたのは
名匠・名優・名優脚本家がガチッと合わさる奇跡が起きたからだろうね

文句ナシのスコセッシ最高傑作で
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

やっていることはツールに多少の違いはあれど同じなんだけど
巧い見せ方に忘れさせられる

ブレア・ウィッチ〜やパラノーマル〜みたいにこういうテイストの続編はコケるんだけど
コレは考えて作られていたから二
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アンテベラム(2020年製作の映画)

1.0

ここまでの期待っ外れは久しぶりかも

冒頭から分かっちゃうのは良いの
数観てりゃそりゃあ読めちゃいますわ
この映画はそこまでの持って行き方は確かに巧い
巧いんだけど
オチが読み通りだから最後の最後で萎
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7月22日(2018年製作の映画)

5.0

ハリウッドが撮るとエンタメにしちゃうか感動レイプかのどちらかにするから
やっぱりこういうのはNETFLIXだな

グリーングラスって臨場感ある手持ちのイメージだけど
リアルと娯楽のバランスに優れた監督
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

5.0

後半が強引だったり
序盤で読めたりするけど
見せ方・描き方が巧いからラストまで飽きずに観せてくれる

クロエの頭良い描写の描き方や
クライマックスの自然な盛り上げが良い
こんな真実があったのだ!
みた
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ミッドナイト・マーダー・ライブ(2022年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

人を食ったラスト系は好きだし
パクリも構わない
だけどこの映画は最悪な形でその二つをやってる

劇場で観た限りだから朧だけど
パクリ元のゲームはキッチリと主人公なりのキャラクターを描いてたからこそ傑作
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

面白いは勿論だけど
演出もシナリオもとにかく巧い映画

ドンデン返し物って一度観れば充分が殆どだけど
何度観ても飽きないし面白いのはコレとスティングくらい

意外とカイザー・ソゼの正体や伏線など分かり
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疑惑(1982年製作の映画)

5.0

やっぱり清張は野村芳太郎だな
深い部分をジックリ描いてくれるし
最初から最後まで緊張感がビッシビシ!

メインから脇の脇まで巧い人しか居ないから演技合戦ならぬ演技大戦

やっぱり桃井かおりだな〜
善に
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ディンゴ(1991年製作の映画)

1.0

マイルス・デイヴィスの存在感で何とか保ってる

ベタは構わないし大好きだけど
コレは酷すぎる
起承転結の起承だけだから盛り上がりもせず無の状態で観てた

マイルス・デイヴィスの格好良いの何の!
後半チ
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異人たちとの夏(1988年製作の映画)

5.0

観たい観たいと思ってはいたけど機会に恵まれず
やっと観れたんだけど
いやぁ・・・素晴らしい以外浮かばないや

ラストのエクソシスト2は要らないんじゃね?とか言いたいことはあるけど
両親との異界パートの
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L.A.コールドケース(2018年製作の映画)

5.0

やっぱり潜入者を撮った人だけあるわ
今回も傑作だった

潜入者と同様
妻子との関係だったり市警内やギャングとの戦いなり幾らでも盛り上げられる要素はあるにも関わらず
敢えて地味に
淡々と盛り上げてる感じ
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五日物語 3つの王国と3人の女(2015年製作の映画)

5.0

こういう映画はたまりませんなぁ〜

何年か前に本当は恐いグリム童話って本が流行ったけど
まさしくそういう映画
それぞれの国の話がオムニバス風に描かれてるんだけど
ビジュアルもストーリーも全てが好み
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限りなき追跡(1953年製作の映画)

1.0

映画自体はテンポよく進むんだけど
キャラクターの薄さが面白いまでに至らせてない

81分という短い映画だから脇まで目が行かない
行かせる暇が無かったのか
主人公の存在感が薄すぎる
ただ居るだけとでも言
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デンジャラス・バディ(2013年製作の映画)

5.0

シナリオ自体は直球ド真ん中だけど
メイン二人の魅力で面白くなってる

メリッサ・マッカーシーが凄まじい
毒舌の波状攻撃もさることながら
容姿なんかもはや卑怯(笑)
反面弟の病室前での涙なんかはやれば出
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

5.0

良いねぇ〜
いかにも捻くれバカが嫌いそうなリアリティ皆無のバカさ!

爺さんの過去はサラッと言うのみでアクション全振り
このアクションがまぁ〜揃って面白い!
ラストなんか飛行機にぶら下がっちゃうからね
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カウボーイ(1958年製作の映画)

1.0

シナリオは悪くないんだけど
キャラクターがダメ

グレン・フォードと対立していたジャック・レモンがその真意を知った時
レモンは・・・だけど
気持ちの移り変わりが性急すぎて感情移入が出来ない

ジャック
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城取り(1965年製作の映画)

4.0

舛田利雄もやれば出来るじゃないかと思ったんだけどね〜

前〜中盤は凄く面白い
笑いを挟みつつの仲間を集めつつのミッション・インポッシブルでね
ダメなのはラスト
近衛十四郎を読んでいながら何で決着をギャ
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真田幸村の謀略(1979年製作の映画)

1.0

いやぁ・・・こりゃあ酷い!
ここまでとは思わなかったわ

忍びが宇宙人なのはエンタメの一つとして構わないんだけど
その後の展開に一切活かさないってどうなの?

ラストだって柳生一族の陰謀まんまだし
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必殺仕掛人 春雪仕掛針(1974年製作の映画)

5.0

前作にあったコミカルさが消え失せ
今回は殺伐としてハードな空気

必殺ってコレだよね
いつか自分も殺されるんじゃないか
畳の上で死ねるワケねぇやって悲壮感溢れる空気が最高

それを体現するのはやっぱり
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ブルース・リー/死亡の塔(1980年製作の映画)

1.0

まぁ映画とてビジネスだからね
コイツを使って儲けようは否定しない
ならせめてキチンと作りなさいよ!

全てが雑!
ブルース・リーのダブルの顔の隠し方なんか端から隠す気が無いレベルだし
ライオンなんか動
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非常宣言(2020年製作の映画)

4.0

航空パニックとしては面白かったんだけど
最後の最後にダメな所がでちゃったな〜な映画

ソン・ガンホとチョン・ドヨンの名優二人がやっぱり良い!
イ・ビョンホンも悪くないけど霞んでる
ガンホは硬軟の見事な
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必殺仕掛人 梅安蟻地獄(1973年製作の映画)

5.0

やっぱり名優って映画なりTVドラマなりを高めるよね

シナリオ自体はTV版のままだけど
緒形拳が見せてくれる
小柄だし目も二重だしで全く違うけど
さすがの演技で忘れさせてしまう
軽妙から仕掛人の目の芝
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

5.0

やっぱりブラッド・ピットは良い映画を作る

セクハラもレイプも進行形だから派手さも無く凄く淡々とした映画なんだけど
絶妙な盛り上げとバディ感で飽きさせない作りになってた
徐々に証言が集まり出すクライマ
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新・平家物語(1955年製作の映画)

3.0

映画自体は源氏物語のエピソード0という感じ
木下恵介の演出も他作品に比べて平凡だし決して面白くはないんだけど
ハイレベルな美術が最後まで観せてくれる

隅の隅の隅まで拘り抜かれたセットにはウットリさせ
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風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

4.0

黒人差別云々があったから敬遠してたけど
エンタメとしてメチャクチャ面白くて驚いた

約4時間の長さを全く感じさせないテンポの良い演出が素晴らしい
一代記とタラ脱出や貧民窟での危機などエンタメの配分も見
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天国から来たチャンピオン(1978年製作の映画)

5.0

タイトルからスポーツ+ファンタジーを連想するだろうけど
中身は人情喜劇の名作

ジャンルは違うけど
ホワイトハウス狂騒曲の様な傲慢なりワルがある出会いによって真人間になるという手垢に塗れがちな要素の使
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君が落とした青空(2022年製作の映画)

1.0

いやぁ・・・こりゃあ酷ぇ
どこをどう言えば
何を何と言えば困惑するくらい酷い

タイムリープ史上最低の映画
恋はデジャブやミッション:8ミニッツみたいに何かを変える努力したりするでもなく
いや
一応は
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モエカレはオレンジ色(2022年製作の映画)

1.0

こんな映画ばかり観てりゃ早送りで映画を観る様なバカが育つわな

全てが平板どころか真っ平
私の方がアイツのこと好きなんだからねっ!的なノイズが無いのは良いんだけど
山も谷も無いから退屈どころじゃない
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日本統一54(2022年製作の映画)

5.0

今回は氷室達って言うより田村達がメイン

トラがとにかく大暴走!
長谷川の時が時なだけにヒヤッとしたけど
無事でホッとした
竜次と氷室の場面もだけど
トラと田村の絆にも泣かされる

次回からの敵は香港
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日本統一53(2022年製作の映画)

5.0

氷室組を立ち上げ
東京に本格参入開始の第1章

前回までがシリアスだった分
今回は通常運転のコメディ編
ウキウキ山崎一門もだけど
久し振りのコミカル川谷
やっぱり親父はこうじゃなきゃ!
嫉妬する姉さん
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