このレビューはネタバレを含みます
少しずつ明らかになる彼女の人生の寂しさが生々しいので気落ちしてしまう。ただ、彼女の写真の輝きはすばらしい。撮ることがただただ喜びだったんだろうな。
日比谷で観たっけ。劇場にいるみんなで大いに笑い、泣いた、あの雰囲気が忘れられなくて、ずいぶんと長いこと「いちばん好きな映画」の座にありました(もちろんいまも大好き)。
「なんかおもしろい映画ない?」と訊かれた時に、面倒くさくなくて、最後までドキドキ面白くて、でも割とみんな観てなさそうっていう理由でコレが浮かびます。大好きなウォシャウスキー作品。
見た目はだいぶ違うのに、主役の人の身振りや話し方がすばらしくウディ・アレンで、おじいちゃんになったアレンも悪くないけど、ずっとこの人が出てくれれば安心だなあなんて思った。とても楽しめた作品。
From 手詰まり To 手詰まり。ワンシチュエーションではあるんだけどちょこちょこいろいろあって、でも目の前に広がる絶望が果てしなすぎて、どう解決するのか全然わかんないまま力入って観てた。やー、疲れ>>続きを読む
この物語の周到さと言ったら! 釘一本打ち損ねただけで全て崩れてしまう奇跡のバランスが引き起こす悲劇が、あんまり不憫で逆に笑ってしまった。映画と原作を、どちらも初めてのように楽しむことができないのは、本>>続きを読む
人生の何本かに入るくらい本当に大好きな作品。だけど観ているだけで体をえぐられるようなあんな経験は二度とできないという思いは今も続いていて、だからきっともう観ません。とてもとても強く清い。
ライアン・ゴズリングの偽物にしか見えないライアン・ゴズリングが最高によい。やさしい人たちの物語。
いま現在のぼくの中での1等賞。堂々のオールタイムベストです。全部が完璧。文句あるか。
こんなオシャレでドキドキさせるエンディングってある!? 僕が選ぶ最優秀ラストシーン賞は、文句なしにこのジュリー・デルピーに捧げます。
冒頭から続く主人公ゾンビの長ーいモノローグからの「ゾンビ・ミーツ・ガール」のシーン(ラブストーリーだからね)までがとてもおかしくてよかった。後半が事態を収束させるだけの話になって残念だったなあ。
ストーリーはさておき(笑)「映画体験」としては確実にナンバーワン、あの時ちょっと宇宙まで行ってきたよねくらいの記憶として残っています。ほんと最高だったなあ。「宇宙飛行士モノ」はコンスタントに作ってほし>>続きを読む