zawaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.2

すごい脚本。
カンバーバッチの恐ろしい演技が高い評価を受けている本作だけど、むしろピーター役のコディスミットマクフィーの繊細さと妖艶さを兼ね備えた表情に魅了された。
見た目もすごく華奢でいかにもか弱そ
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.7

毎度毎度、イーストウッドの映画はこれで最後かもしれない、と思いながら劇場に足を運ぶけど、また更新された。
1〜2年のペースで映画を作り続け既に齢90歳。しかも主演もこなすバイタリティ。
彼が一つでも多
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.2

あたたかい気持ちになるロードムービー。
そして映像美。

ザックゴッツァーゲンは実際にダウン症の役者で、シャイアラブーフと劇中の様に本当の親友になったってエピソードはたまらない。

22.01.02
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

3.5

1.2と比べ、映像技術が格段に上がった気がする。スイングする時のカメラワークが滑らかなのかも。

1作品にヴィラン3人はやりすぎ。一人一人の描写が薄いし、ヴェノムに憑依されたエピソードのブラックスパイ
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スパイダーマン2(2004年製作の映画)

3.8

ドクターオク、本当は善人だったのよくわかった。最初の夫婦のシーンとかもすごく素敵なのに呆気なく壊れてしまって残念。

21.01.09 Netflix

スパイダーマン(2002年製作の映画)

3.8

トビーマグワイアは口元が特徴的で可愛い。
真面目で大人しめなスパイディー。アンドリューとトムのお喋りスパイディーのイメージが強いから、マスクしてる時に全然喋んないのが逆に新しかった。
映像に時代を感じ
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

ありがとうSONY、ありがとうDisney。ありがとうMARVEL。
色んな壁があったと思うけど、こうやってみんなの夢を叶えてくれて嬉しい。
ずっと噂はされてても半信半疑だったから、ネタバレに触れる前
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.2

こんなとんでもない顔ぶれを集めて、しかも配信作品にしてしまうなんて、Netflixは潤ってるなあという事だけど、それだけじゃなくて作品の問題提起にキャスト達が賛同したからこそ出来たのではないかな。>>続きを読む

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.5

大ヒットした完結作品の新シリーズを作るのには相当な覚悟が必要、という分かりきった事実を改めて確認させられた作品だった。

シリーズのファンは絶対に、過去作品の良さを踏襲しつつも新しいものが観たかったは
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マトリックス(1999年製作の映画)

4.1

公開当時ぶりに鑑賞。当時は小学生でストーリーも理解してなかったし大半忘れてたけど、あのサソリのシーンは衝撃だったの覚えてる。

20年以上も前とは思えないほど、古さはあまり感じなかった。むしろ今見ても
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.8

コメディ要素だいぶ強めでテンポはすごく良い。
内容的にも深すぎず、ちょうど良い長さ。逆に言うとちょっと物足りなさはある。
癇癪持ちでワガママな子供みたいなヴェノムが可愛い。
トムハーディってほんと上手
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

4.0

アンドリューガーフィールドが素晴らしい俳優だと思うのは、彼の苦悩する演技に幾度も心を打たれて来たからなのだけど、今作もまた苦悩する繊細な青年の心を確実に表現していて、ちゃんと期待したものを見せてくれた>>続きを読む

フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

3.5

ちょっとファンタジー強かったかな?
時代背景の知識があったらもっと楽しめたかもしれない。

21.11.08

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.1

しっかりお金掛けて作られた大作映画は久しぶりだったので、IMAXで観てすごく浸れて満足。映像技術、音響、役者陣の演技、どれを取ってもハイレベル。
スターウォーズが完結してしまった今、みんな同レベルのS
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.7

全然観る気はなかったけど、ミスティックリバーみたいな三者三様の視点がある映画が好きなので気になって衝動的に鑑賞。

構成的に同じシーンが重複する所もあるので、どうしても長尺になってしまうのは惜しい。
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THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

3.7

これぞジェイクギレンホール。みんなが期待する怪しさをじわじわと滲ませていて最高。

ワンシチュエーションでほぼジェイクだけを映し続けているのに飽きさせないのは流石。
ある瞬間に状況がガラッと一転するの
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

過去作を観てハマらなかったけど今作はシリーズの中でもかなり良かった。
冒頭の雪のシーンで心を掴まれて、そのままマドレーヌに感情移入しながら引き込まれていった。
レアセドゥはすきっ歯界一の美女では?
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

4.2

ベネディクトカンバーバッチという俳優を好きな人の多くは、シャーロック然り、ストレンジ然り、イミテーションゲームのチューリング然り、とんでもない天才だけどコミュニケーションに難がある変人を演じる彼の演技>>続きを読む

マレフィセント(2014年製作の映画)

3.3

良かったところは、映像がカラフルで美しかったこと、エルファニングが可愛かったこと、マレフィセントが母性を持つ様になる描写が納得感持って描かれていたこと。

アンジーってこんなに演技下手だったかと思うほ
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.4

どうしても理解できないストーリー展開だったし、理解しようと思って解説読んでみようと思ったけど諦めるくらいやっぱり訳分からなかった。

ハビエルバルデムって悪役のイメージ強いけど絶対この映画のせいで確立
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.7

めっちゃアメリカ!

最初は何が始まったんだろう、SFかな、と観ていたけど、”I can’t breathe”.のワードが出た瞬間、なるほどなと。

大切なメッセージ。多分もっと日本人も関心を持つべき
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物ブツ交換(2018年製作の映画)

2.8

こんな前時代的な場所が世界にはまだあるんだなということを知った。

映画としては、ドキュメンタリーということに甘んじている気がする。

21.07.11 Netflix

バニラ・スカイ(2001年製作の映画)

3.4

ペネロペクルスのスペイン訛りの破壊力凄まじい。

ややホラーテイストだし、時系列シャッフルか妄想かなと思ったらそういうことかー。

21.06.30 Netflix

クルエラ(2021年製作の映画)

4.0

期待以上だった。

エマストーンが最高だったのは言うまでもないけど、次々と登場する華やかな衣装に魅了されて、視覚的にすごく楽しめた。

プラダを着た悪魔のミランダを彷彿とさせるバロネスは、自尊心高すぎ
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

認知症のアンソニー視点で物語が進んでいくので、何が事実で何が幻覚(妄想)なのか、時系列すらも曖昧な構成となっている。
認知症の人が日々体験していることって実際こんな感じなんだろうなと思えた。

介護す
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インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

3.5

猫預かるなら最後まで面倒見よう。

オスカーアイザックは良い歌声。

21.05.08 U-NEXT

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.5

正直なところ気持ち悪かった。

TOKYOがしっかり東京で、俳優や製作陣もちゃんと日本人を起用しているのには好感。
東京の公共の場所での撮影はすごく難しいと言われているけど、かなりリアルに映像化できて
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ミナリ(2020年製作の映画)

4.2

すごく良かった。
観るまで分かっていなかったけど、これは韓国映画ではなくアメリカ映画。
アメリカに移民した家族が、成功を求めて挑戦しながら、家族関係を見つめていく割と普遍的なテーマだったので入りやすか
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.2

信じ難いけど実話で、描写も医学的に見て正確らしい。

かなり難しい役を演じ切ったロバートデニーロは本当に素晴らしい役者だなと再認識した。

原題のawakeningsがシンプルだけど的を得ていて良い。
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.4

楽しむタイプの映画ではない。
淡々と抑揚なく、日本人には絶対に馴染みのない遊牧民の生活を描いているので、感情移入も難しい。

主演の2人以外は本物のノマドの人たちが登場しているとのことで、そういった意
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13F(1999年製作の映画)

3.6

みんな言ってるけどインセプション。
けどインセプションより昔なので二番煎じではない。

ながらで観たせいであまり入って来なかったけど、多分この時代に作られたにしては良く出来た作品だったのでは。

21
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旅立ちの時(1988年製作の映画)

3.8

ジェイクギレンホールの母親のナオミフォナーが脚本を書いていて、いつかジェイクがInstagramで紹介していたのを見て以来ずっと観たかった作品。

リヴァーフェニックスがめちゃくちゃ美しくて、もうそれ
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

3.6

現実的にこのシチュエーションは起こり得ないだろうけど、考えさせられる映画だった。

エミリアクラークの顔いっぱい使ってクルクル変わる表情が、すごく活き活きしていて素敵だった。

21.03.19 U-
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クルーレス(1995年製作の映画)

3.3

女の子を楽しんでる映画。

ポールラッド今と全然顔変わらないけど、25年前?老けなさすぎ。

21.03.13