zawaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.6

結末について腑に落ちずネットで考察探してみたら納得できた。
妄想落ちでなくて、全て現実だったと考えると、すごく皮肉が込められた映画だとわかる。
肩書きや外見に固執する人の中には、周りで殺人が起きてても
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グーグーだって猫である(2008年製作の映画)

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猫と吉祥寺。

自分が吉祥寺に通ってた頃より更に前に作られた映画だけど、井の頭公園とかハモニカ横丁とかいせやとか、懐かしい場所がたくさん出てきて心躍った。
楳図かずおがゲスト出演してるし、見覚えありす
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ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

3.1

設定は面白いけど、ストーリー展開は理解できないし共感できないし、救いも無く、何が伝えたいのか謎。

20年近くを描いてるので、アンハサウェイの芋っぽい姿から、洗練された姿、美しさ絶頂の姿、少しやつれた
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ラスベガスをぶっつぶせ(2008年製作の映画)

3.9

カジノ好きの韓国人の友達が薦めてくれた映画。
ぶっ飛んだ邦題のせいか、日本では知名度の全くない映画。シンプルな原題の「21」とは、無論ブラックジャックの事を指している訳だけど、劇中で主人公の年齢が21
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.1

盲信のすごさ。子供は純粋だから強く信じ込む。
けど柔軟でもあるから違うと理解したら素早く切り捨てる力も持ち合わせている。

コメディを混ぜて戦争、人種差別に対する反論を示している。愛って言葉で全て片付
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.5

狂気と言えばこの人。破壊行動で心を整理するってのは普通のアプローチではないが、理解できないことも無いような。
なんかちょっと清々しい気分になったと言うか。

これはなかなか難解な類の映画だけど、邦題が
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.8

善い人の話。

サムロックウェルの役がめちゃくちゃに良い。

20年前の話だけど、その頃からメディアの(時として裏付けの無い)過熱報道による被害者って居たんだなあ。
今みたいにSNSが無い分マシな部分
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アースクエイクバード(2019年製作の映画)

3.8

日本が舞台で、エンドロール見ると製作に携わった人も殆ど日本人なので、観ていて違和感なかった。ハリウッド映画でよくある、日本が舞台なのに台湾とか韓国でロケしてるのショックだし、ツッコミたくなるので。>>続きを読む

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.2

人が人を好きな部分も、人が人を嫌いな部分も的確。
だから付き合って、結婚して、喧嘩して、離婚するんだなってのが纏められている。

主演二人の感情のぶつけ合いが最高すぎた。
スカヨハは、アクションもでき
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

EP8を初めて観た時、見たこともないフォースの表現や、大騒ぎしているスターウォーズフリークを嘲笑うかの様なレイの出自への解答に納得できなかった。
だけど2年ぶりに観てみたら、「フォースは万物に宿るもの
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.1

3時間半、覚悟して臨んだものの、やはり長い。「楽しむ」より「耐える」という感覚だった。
特に最初の2時間は登場人物の多さや話の複雑さから殆ど理解できず、脱落しそうになった。

CGとメイクの技術が凄ま
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しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

3.8

実話ベースということだけど、調べてみるとなかなか脚色が強くて、事実とかなり異なる描写もあるのは残念。

慈愛に満ちた人々の話。子供達も何の躊躇いもなくマイケルを受け入れるのは、母の適切な教育の証。
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あなたは私の婿になる(2009年製作の映画)

3.4

確かにハートウォーミングな家族だけど、自分だったらこの家には嫁ぎたくない。

19.11.27 class

もしも昨日が選べたら(2006年製作の映画)

3.4

邦題が酷い。昨日を選ぶんじゃなくて、未来を早送りするストーリーなんだけどな。

良い事も悪い事もあってこその人生という、当たり前のことを気づかせてくれる映画。

19.11.25 class

ベイウォッチ(2017年製作の映画)

3.8

ふざけまくってるコメディと思ってたら予想に反してシリアスなクライムシーンが出てきたのでのめり込んで観てしまった。

全キャストがハマり役。そして男女ともにセクシーすぎてはちゃめちゃ。気楽に観れる良い映
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グリーンマイル(1999年製作の映画)

4.1

何故か今まで観る機会のなかった作品。
刑務所が舞台なのにファンタジーのカテゴリというのが不思議とマッチしていた。

電気椅子のシーンは衝撃的で、子供の頃に見たらきっとトラウマになっていただろうな。
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.3

これは最高。
才能溢れる子供達の可愛いさがとんでもないことになってる。
最後の最後までロック。

19.11.13 class

インポッシブル(2012年製作の映画)

4.0

子役が上手いなと思ってたらトムホランドだった。とても可愛い。

悲劇の中でも他人に手を貸したり、譲り合ったり、人間の美しい部分を描いているのが胸に刺さった。

実話ベースとのことで、ハッピーエンドを迎
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カリフォルニア・ダウン(2015年製作の映画)

1.0

地震大国の日本人からしたら、地震の描写が全然リアルじゃない。

派手なパニック映像を撮りたいがために地震と津波を題材にしてみたって印象。
アクション映画ばりの何でも有りな描写のせいでどんどん現実味が失
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チアーズ3(2006年製作の映画)

3.5

何も考えずに観れる単純明快なストーリー。
ほんとアメリカの高校生はイケイケすぎ。

19.11.04 class

ハートビート(2016年製作の映画)

2.9

主役の男女ともにキャラクターに全く魅力を感じなかったけど、コンペのシーンは見応えあった。
風呂敷広げた割に何も回収せずにあっさり終わるラストは謎。

ソノヤミズノの顔が好き。微かに日本を感じさせる。
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クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

1.0

絶対自分で選んで観ない映画。

よくワンシチュエーションで90分持たせたなと思うほど、チープでリアルさが無い。
ワンパターンの演出が続くので途中から怖くなくて笑えてきた。

19.10.24 clas
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僕のワンダフル・ジャーニー(2019年製作の映画)

3.7

1作目より主役と相手役のビジュアルが良いので感情移入しやすい。

19.10.22 class

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.7

生まれ変わりの話。

悪くいうとかなり都合良い話。これを言ってしまったら仕方ないけど、全部英語圏に生まれ変わるのはおかしい、とか。

警察犬のエピソードが好き。

動物がメインで出てる映画って本当にす
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子連れじゃダメかしら?(2014年製作の映画)

3.6

コメディー色がかなり強いけど、 離婚やパートナーに先立たれたシングル達の恋愛という、意外に教育的な側面を持つストーリー。

blendedという原題がすごく良いんだけど、何故ラブコメの邦題はふざけてる
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

徐々に狂気の濃度が上がっていくのにゾクゾクした。

アーサーの生い立ちは勿論強く関わっているけど、それ以上にゴッサムという都市そのものがジョーカーを生み出す要因になっている。

数あるバットマン作品の
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.9

思ったよりかは狂ってなかった。
完全に我を失うのではなく冷静な部分があって、それが逆に怖い。
音楽がかなりオシャレでマッチしてないんだよなあ。ただそれも良い。

19.10.03

リアル・スティール(2011年製作の映画)

4.1

色んな人から薦められて観ようと思いつつジャケットに惹かれず手が伸びなかったけどついに鑑賞。
脚本素晴らしかった。

王道の親子モノ。ストーリー展開はかなりベタ。ロボット対戦が面白いから、先が読めても楽
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

4.3

ジャパンプレミア試写にて。

前評判から、ブラピ史上最高の演技と声高かったけど、間違いない評価。
120分間映され続ける切迫している表情をずっと見ていられた。ここまでシリアスで胸を締め付ける演技はこれ
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ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

4.3

循環しちゃう話。
うまいなー。

高身長のイギリス人がロングコート羽織ってたらそれだけでキマるズルさ。

19.08.25

ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.7

デイミアンチャゼルは音楽映画以外も撮れるとわかった。

教科書に載る偉人の偉業は、達成された内容しか知ることはないけど、見えない部分にどんな苦悩や苦労があるか知ることは重要。

19.08.18

シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

3.8

読めない展開。誰を信じるのか、振り回されて面白い。

アナケンドリックは無知で純粋そうに見えて、したたかさと奔放さを持っている役がかなりハマっていた。
ブレイクライヴリーのスタイルが良すぎて、2人並ん
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.2

レオとブラピが横に並んで画面の中に映っているということが夢の様で、その夢の様な画に終始見惚れていた。
もう本当に、この2人が共演すると言う奇跡を実現させたことに拍手を捧げたい。タランティーノありがとう
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.9

自分がこの立場だったらどうするだろうって考えた。祖母の気持ちはわかるよなあ。

片目猫のフレッドがお利口で可愛い。

19.08.14