candydandy2507さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

candydandy2507

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アバウト・ア・ボーイ(2002年製作の映画)

3.5

ヒュー・グラントの、ヒュー・グラントによる、みんなのための映画。ダメ夫くんをやらせたら世界一。また、あのタレ目にやすやすとやられてしまう。

アルゴ(2012年製作の映画)

4.0

ベン・アフレック監督、主演。実際にあったイランのアメリカ大使館人質事件。なんと、命に関わる深刻極まりない状況なのに、冗談みたいな救出作戦。みんなで一芝居。首尾はいかに。

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.0

俺達ァ健康優良不良少年だぜ!AKIRA全6巻持ってるぜ!映画はちょっとグロかったけど、金田がかっこよかったぜ!DVDも買っちゃったぜ!大友克洋、大好きだぜ!また「童夢」とか、読もおっと。

ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

4.0

マット・デイモン。自分が何者か思い出せないのに誰か分からぬ猛者たちに次々に襲われていく。それでも、どうやら素早く状況把握をしたり、頭も体も反応してしまう。オレを動かしているのは何だ。そして組織は?
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

3.5

いつものようにヴァイオレンスは徹底していて気持ちいいのは事実だが、反面、言い過ぎかもしれないが何か奴隷制をおもちゃにしているようにも感じられて、諸手を挙げて賛成することはできないなあ。

アフタースクール(2008年製作の映画)

3.5

全体的にB級的テイスト。子どもたちと見て大興奮。大泉洋は苦手なんだけど、それをさっ引いても面白い。すぐにまた見直さなくちゃね。「あのなあ、お前がつまんないのは、お前のせいだ」。

CUBE(1997年製作の映画)

3.0

それほど高尚な映画ではないと思う。なるほどねえという箇所はたくさんあるんだけど、あまり深読みする気にもなれないなあ。まあ、低予算でできるだけのことをやってみました、という感じかな。

マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

3.5

原題は「BEING JOHN MALKOVICH」。スパイク・ジョーンズ監督。一種のSF? 未来に行くか、宇宙に行くか、あとは脳内に行くか、ということか。

海街diary(2015年製作の映画)

3.5

是枝裕和監督。大好きな鎌倉というだけで〇。長澤まさみをずっと見てるだけで◎。あとは、是枝的。やや冗長と言えば冗長。ロメールっぽいと言えばロメールっぽい。

スペース カウボーイ(2000年製作の映画)

3.5

クリント・イーストウッド監督、主演。トミー・リー・ジョーンズ。よしゃあいいのに難事に乗り込んでいく老人たち。形を変えた西部劇か。

ゆれる(2006年製作の映画)

3.5

西川美和監督。香川照之、オダギリジョー、真木よう子。兄弟間の確執に絡んだ三角関係。田舎と都会、地味と派手、沈滞と成功、安定と不安定、倫理と衝動、温厚と無軌道などなど、兄弟間の二項対立はかなり図式的。三>>続きを読む

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.0

20年ほど前、仕事のついでにブロードウェイで観たときはまったく不勉強で、台詞は(歌詞は)3パーセント!くらいしか分からなかった。ごめん、エポニーヌ。許して、ガヴロッシュ。でも曲に感動してCDを慌てて買>>続きを読む

アデルの恋の物語(1975年製作の映画)

4.0

フランソワ・トリュフォー監督。イザベル・アジャーニ。ファム・ファタルとか、狂気じみた役をやったら天下一品。その目、思わず神秘的で吸い込まれていく。ドボーン、その瞳の中に飛び込みたくなってくる。日本だと>>続きを読む

マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

4.0

クリント・イーストウッドとメリル・ストリープ。よく言う愛と恋の違い? 日常と祝祭? 平穏と興奮? 子どもと自分? 永続と一瞬? 安定と刺激? 倫理と本能? 役割と自由? 理性と感情? 頭とからだ?>>続きを読む

太陽に灼かれて(1994年製作の映画)

4.0

舞台は、革命から20年ほどのソビエト時代のロシアのある村。牧歌的生活に忍び寄る戦争と革命の影。「コトフ同志」と呼ばれ革命の英雄である夫と若い妻と幼い娘。そして、大家族のような人たちが住む家は官舎か。そ>>続きを読む

スミス都へ行く(1939年製作の映画)

4.0

フランク・キャプラ監督。ジェームズ・スチュアート。原題は「Mr. Smith Goes to Washington」。田舎のボーイスカウトの団長がひょんなことから上院議員に選出され、「都会」(ワシント>>続きを読む

ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

3.5

イーサン・ホーク、ジュリー・デルピー。このシリーズ、3作目。相変わらずよくしゃべる。大好きなシリーズなんだけど、夫婦の話となると少し重いかなあ。やはり、物語はボーイ・ミーツ・ガールが面白く、それもその>>続きを読む

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

4.0

イーサン・ホーク、ジュリー・デルピー。このシリーズ、ご贔屓にしています。本作でもよくしゃべる。世の中の諸君、恋人同士はこうあるべきですぞ。まあ、パリだからってのもあるけど。

ブリット(1968年製作の映画)

4.0

スティーヴ・マックイーン、ジャクリーヌ・ビセット。サンフランシスコの街を駆け抜けるカーチェイスだけでも4点。車が跳ねる、飛ぶ!手に汗握るとはこのことだ。

ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

4.0

ジャック・ドゥミ監督。冒頭数分間の路上、橋上のダンスが圧巻。それだけでも5点。カトリーヌ・ドヌーヴも若い。ジョージ・チャキリスも切れてるし。できたら撮影にその一員として加わりたかった、そんな気にさせる>>続きを読む

日の名残り(1993年製作の映画)

3.5

カズオ・イシグロ原作。アンソニー・ホプキンス、エマ・トンプソン。名優の名演。あのとき言葉にしていれば・・・。何十年経っても、忍ぶ恋は忍ぶ恋。今の時代、こんな恋の形はもうありえないだろうな。

ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)

4.0

原題は「DIAL M FOR MURDER」。邦題よし。「北北西…」もそうだが命令形がいいのかな。ヒッチコック監督。ほぼ室内劇。サスペンスが溢れている。グレース・ケリー、危ない!で、どうなるの?えっ死>>続きを読む

荒野の決闘(1946年製作の映画)

4.0

原題は「MY DARLING CLEMENTINE」。ジョン・フォード監督。ヘンリー・フォンダが足を柱にあてがいながら椅子に座っている姿がいい。ワイアット・アープとドク・ホリデイ、OK牧場の決闘、そし>>続きを読む

E.T.(1982年製作の映画)

4.0

スティーヴン・スピルバーグ監督。アメリカの映画なのに、すでに日本の国民的映画の一つと言っていいだろう。ぬいぐるみや人形の中に隠れている(?)シーンが面白かった。当時、テレビでも、たとえば「オレたちひょ>>続きを読む

ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

4.0

原題は「Mon oncle」。ジャック・タチ監督・主演。スタイリッシュに描かれたモダンな社会を飄々と歩いて行くユロ氏。全編楽しい。戦後たった10年ほどでこんなにとぼけた楽しい映画を作る人がいたことに驚>>続きを読む

カビリアの夜(1957年製作の映画)

4.0

フェデリコ・フェリーニ監督。ジュリエッタ・マシーナが迫真の演技。娼婦役。カビリアの愚かなまでに正直な感情表出に魅入られて思わず忘れてしまいがちだが、彼女は娼婦だということ。自分の体以外売るモノがない境>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.0

2回目。東欧の架空の国。楽しい映画だが、構成は細密画のように緻密な仕上がりになっている。時間がさかのぼり、さかのぼり、さかのぼる。まあ、面倒なことを考えなくても、粋でスタイリッシュな画面の連続や、悪意>>続きを読む

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

3.5

デヴィッド・リンチ監督。映画を快感原則だけで見てはいけないとは思うけど、テーマは倒錯、それを不快(深い?)と思うか思わないか。壊れている人たち、ぎりぎりか。

猿の惑星(1968年製作の映画)

4.5

原題は「PLANET OF THE APES」。MONKEYSではない。「猿のは臭え」でもない。チャールトン・ヘストン。最初にテレビのロードショーで見たときの衝撃はすごかった。いわゆるCGのない時代、>>続きを読む

荒野の七人(1960年製作の映画)

4.5

本家「七人の侍」よりも分かりやすい。ユル・ブリンナー、スティーヴ・マックイーン、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーン、ロバート・ヴォーン、ここまでは覚えているが、後は忘れた。

アラビアのロレンス(1962年製作の映画)

4.5

ピーター・オトゥール。これも中学一年で見た。はっきり言って何も分からなかった。ラクダの乗り方を覚えたくらい。大人になって見直したが、やはりこのあたりの世界史をやってないとよく分からない。3回目に見たと>>続きを読む

ベン・ハー(1959年製作の映画)

4.5

チャールトン・ヘストン。初めて見た洋画の一つ。中学一年だった。キリスト教も古代ローマもよく分からず、そもそも字幕について行けず、戦車戦くらいしか印象に残っていなかった。その後、見直し、やはり自分が何も>>続きを読む

風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

4.5

ヴィヴィアン・リーとクラーク・ゲーブル。長い。長すぎる。でも一度は見ておきたい文芸大作の一つ。南北戦争の進展とともに衰退していくアメリカ南部の白人支配階級。しかし、そんな知識などなくても、運命に翻弄さ>>続きを読む

書を捨てよ町へ出よう(1971年製作の映画)

3.5

寺山修司監督。タモリが初めて世の中に出てきた頃、寺山の「思想模写」のようなものが持ちネタにあり、とても鋭くて面白かった。オレも友人と寺山のものまねごっこをしてふざけていた。そんなことが成り立つほど、寺>>続きを読む

マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

4.0

デヴィッド・リンチ監督。ナオミ・ワッツ恐るべし。「ショーシャンクの空に」にも出ていたリタ・ヘイワース。ここでも出てきます。もう一回見てみたい、そう思ったらリンチ監督の術中にハマったということ。でもそれ>>続きを読む

イブラヒムおじさんとコーランの花たち(2003年製作の映画)

4.0

邦訳は原題の直訳。舞台は1960年代のパリ、移民の多い地区。愛のない家で育った孤独なユダヤ人少年と、向かいで店を営むトルコ人雑貨商。オマー・シャリフの存在感がすごい。なんか、まるで地球のように、歴史の>>続きを読む