KANAさんの映画レビュー・感想・評価 - 30ページ目

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アメリカン・ジゴロ(1980年製作の映画)

2.5

映画としては全体的に深みに欠ける。雰囲気は結構好きな感じなんだけど。。「え、今ので終わり!?」というラストだった。まぁ、それより何より若きリチャード・ギア!もともと好きな顔立ちだけど、今作のジゴロ役で>>続きを読む

晴れ、ときどきリリー(2010年製作の映画)

2.9

始めは姉クララの理性的な視点で見て、リリーに対して多少イラッとしてしまうけれど、段々と鎧が剥がれてその奔放な生き方に惹かれていくから不思議。リュディヴィーヌのリリー役がすごくナチュラルで上手かった。『>>続きを読む

白い肌の異常な夜(1971年製作の映画)

3.0

イーストウッドがこんな異色作にも出てたとは!わぁ〜まさにハーレム状態。低俗といえば低俗だけど、ある意味男性、女性の種としての(大げさ?)本性を浮き彫りにしてる気がする。自分が感情移入してるのかしてない>>続きを読む

情婦(1957年製作の映画)

4.8

何度観ても最高に面白い推理ミステリー!ラストに2度もどんでん返しがあるのだけど(結末のネタバレは厳禁と最後にメッセージが出ます)、それを知った上で何度か観るとこれまた最初から伏線の深さを味わえて唸らせ>>続きを読む

ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)

3.4

昔のミニシアターブームの感覚が蘇った。まず世界の片隅っぽさ満点の港町ル・アーヴルがノスタルジックでいい。そして人々のあからさまでない微妙な表情でのやりとり。ツーカー感というか。説明もセリフも少ないけど>>続きを読む

ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

4.6

主演3人(+ローレンス・フィッシュバーン)の演技が素晴らしい!特にショーン・ペン。この作品でアカデミー主演男優賞を獲ったのは納得。人は善も悪も併せ持っているし、人生なんてちょっとした偶然がきっかけで狂>>続きを読む

U・ボート(1981年製作の映画)

4.6

狭くて息詰まる潜水艦内の描写がすごくリアルで、手に汗握る緊迫感の連続。もうダメかって何度絶望的な気分になったことか(>_<) 奇跡的幸運も不条理もあり。ラストのラストは何ともいえない気持ちになる。ピリ>>続きを読む

引き裂かれた女(2007年製作の映画)

2.6

よくある話といえばそれまでだけど、これシャブロルかぁ。複雑というか、微妙というか…。女として、ガブリエルの気持ちはよく分かるなぁ。どう非難されようとも(笑)ポールは鼻持ちならない感じだけど、意外に一途>>続きを読む

しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

3.2

リッチなマダムが、身寄りのない頼りなげなある青年をどん底から成功を掴むサポートをする、というわかりやすいシンプルなストーリー。家族もみんな優しい心の持ち主だし、これといったトラブルも起こらないし、あま>>続きを読む

ローラ(1961年製作の映画)

4.0

もどかしい男女の人間模様を品よく描いてるのがドゥミらしい。『シェルブールの雨傘』の序章っていうのがよく分かる。港町のナントという舞台も趣があった。アヌーク・エーメの声と喋り方はフランス語の美しさを最大>>続きを読む

あるいは裏切りという名の犬(2004年製作の映画)

4.5

すごくよくできたフレンチノワール★面白かった。フランスの名優ダニエル・オートゥイユ&ジェラール・ドパルドューの演技が渋い!いろんな出来事が幾重にも折り重なって、しかも白か黒か割りきれない。伏線も散りば>>続きを読む

アラベスク(1966年製作の映画)

3.4

クラシカルなサスペンス。ハラハラしてなかなか面白かった。清廉潔白なイメージのグレゴリー・ペックがラリってしまうシーンはレア!ソフィア・ローレンの纏うDiorの衣裳に目が点。他の映画の貧乏な役との差があ>>続きを読む

ディア・ブラザー(2010年製作の映画)

3.0

この事実そのものがスゴイと思った。兄妹愛、そしてヒラリー・スワンク演じる妹の執念!!それに尽きるような。感動というか、感服した。フィクションなら、安っぽい映画と感じて途中で観るの止めてそうだけど…。ミ>>続きを読む

きっと ここが帰る場所(2011年製作の映画)

3.5

不思議な世界観。前半は誰がどういう設定なのかとか、訳分からなかった(^_^;)否、観終わった後も怪しい?ナチス残党員探しとか大筋は理解できるんだけど、それよりディテールにたくさん意味を含ませてそうで。>>続きを読む

アルフレード アルフレード(1972年製作の映画)

2.5

終始コミカル。結婚の真理を突いてる?…ここまで単純なものでもないとも思うんだけどなぁ。アルフレードが情けないというか痛々しいというか。あの奥さんだとそりゃ疲れるよ〜。でもまぁイタリア喜劇ということで気>>続きを読む

恋と愛の測り方(2011年製作の映画)

4.0

邦題から、軽いタッチのラブコメかと思いきや、全然違う。大人の男女の(それも既婚者)の微妙な心理を見事に描いている素敵な映画。個人的にトリュフォーっぽく感じた。その内容の前に、まずアート的にツボ過ぎてK>>続きを読む

ミッドナイト・エクスプレス(1978年製作の映画)

4.5

とにかく凄まじい。今までトルコにはいい印象しかなかったから尚更ショッキングだった。実話ベースとはいえ、オリバー・ストーンの脚色が濃いのだろうけど。。ビリーがリフキに対して荒れ狂うシーンと、スーザンとの>>続きを読む

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