なちゅんさんの映画レビュー・感想・評価 - 33ページ目

ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出(2015年製作の映画)

4.7

エリザベス2世の少女時代の実話を基にしたストーリーらしい。
もちろん映画用の脚本ではあるだろうけれど、ロイヤルファミリーとはいえとてもチャーミングな家族で、見ながらにまにましてしまった。
サラ・ガドン
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きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

4.4

正直期待してなかった。
ありがちなお涙頂戴のストーリーじゃないのかと。それでも借りたのはそういうチートなストーリーに感情移入して、感情的になるのが必要な時があるから。

確かに声を上げて、ちょっと尋常
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ショコラ(2000年製作の映画)

3.0

甘やかで刺激的で、チョコレートってあまりにも官能的な食べ物。

ヴィアンヌのからりとした性格と朗らかな笑顔が本当に魅力的だった。
ストーリーとしては、とてもファンタジーで勧善懲悪的なテイストがすごくあ
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ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

4.1

友人にお勧めしてもらった1作。
ただただファンタジックでハッピーなのかと思えば決してそんなことはなく、通奏低音のように、切なさや哀しみみたいな翳りがずっとちらついていた。

全部が全部自分の理想通り、
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.3

ブームから遅れること約1年。
ストーリーは「大人のおとぎ話」ってところかなあ。
現実と回想と空想が入り混じるところなんかすごくフランス的な映画だった。ウディアレン的な思考の飛躍、というか。

何が正解
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アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

3.0

良いはなし。大人のおとぎ話って、まさしくそうだなあと。

2パターン想像した結末のうちの1つではあったけど。

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.8

All is well!!
笑いあり涙ありってこういうことを言うんだよ!と思える最高のボリウッド映画!
オチは想像つくといえばつくけど、それでもスカッとする。

ただただ最高にバカで、でもものすごく人
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

4.8

昔英語版のノベライズを読んでいて、なぜか今まで映画は観ていなかった。
この映画にそぐわない真夏に見てしまったけれど、とてもハートウォーミングできゅんとくる映画。なんで今まで見なかったんだろうと思うほど
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.4

苦しくなるほどの愛情と、狂おしいほどの恋慕。
アデルの気怠げな様子も、涙にくれエマに縋りつく姿も、エマのとろりとした笑みも激情的に言葉を並べ立てて感情を爆発させる姿も、2人の見せる顔はすごくリアルで、
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ルーム(2015年製作の映画)

3.8

子供は思っているよりはるかに順応性が高いのかもしれない。

「ROOM」を出て、外の世界とのギャップ、あるはずだった自分の人生とのギャップに、ジョイこそが一番苦悩する。
ジョイとジャック、2人の「人生
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マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.8

ストーリー自体は単調だとは思う。
けどみんな寂しくて、みんな切なくて、つまらないと切れるものでもなく。
とにかくノラがチャーミングで、ジュード・ロウがかっこいい。

ブルーベリーパイ食べたくなったな。

ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

4.0

アン・ハサウェイの魅力的で豊かな表情にくらくらきて、キュンとくる。
愛おしい人ほどすれ違ってしまうのかなと思った。互いを大事に思うからこそ、踏み切れず、だからと言って親友として吹っ切れる訳でもなく。2
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ベスト・キッド(2010年製作の映画)

3.5

ハンがドレにあげたのは清廉な真っ白の道着。

大人も子供も関係ないのよ、本当に大事なことの前では。

美女と野獣(2014年製作の映画)

3.5

ディズニーの美女と野獣ではなく、その原作となった古くから語られるおとぎ話のほうの実写映画化。
ハッピーエンドはハッピーエンドだけど、ファンタジー先行じゃなくて人間らしいストーリーでゾクゾクする。

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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

4.0

キリスト教ミステリー、西洋史ミステリーはどこまで史実に基づいていて、どこまでがフィクションかが見極められない所がすごく好き!
元々西洋史、宗教史が好きな分野でもあるので、疲れる分楽しい。

君の名は。(2016年製作の映画)

4.0

とにかく光がきれい。こんなにも空間に満ちる光を描き切る人がいるんだと感動。

ストーリーも良かった。けど、そういえば何を期待して見に行ったんだっけ。

日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

3.0

重厚な映画だった。
戦争は正義VS悪ではなく、正義VS正義なのだとは良く聞く話だが、その国の中にもいろんな正義がひしめき合いぶつかり合っていたのだと知る。
みんなが被害者で、みんなが加害者。
戦争は良
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夏の庭 The Friends(1994年製作の映画)

2.6

絵が綺麗で、素朴で、純粋な少年映画。
エンドロールの主題歌がイマイチ合ってなくて残念な気持ち。

GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

3.5

終盤ゴジラさんが可愛く思えてきた。
最後にじゃぶーん!と海に帰る姿なんかもう、かわいい。ゴジラさんかわいい。

ファインディング・ニモ(2003年製作の映画)

4.0

天下のディズニーだから評価は割と考えずに見てました。

親に顔見せに帰らないとな。

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

4.5

美しくて熱っぽいメロディーが頭から離れない。

劇的なドラマがあるわけじゃない。淡々と、街角で歌う「彼」と花を売る「彼女」が音楽で心を通わせていく姿が描かれている。だがそれが、たまらなく美しい。

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めぐりあう時間たち(2002年製作の映画)

3.9

大学時代に原作を読んだっきり、映画を見ていなかったので。

交錯する3つの時代と3人の女性の物語。
愛と死とを繊細に、危うげに描いている。どちらも決して完璧には美しくはないが、気高く、尊い。
ジュリア
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