なちゅんさんの映画レビュー・感想・評価 - 31ページ目

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.5

アガる。間違いなく。

音楽もアクションも本当にかっこよくて、前作に続き最高としか言えない。

何言ってもネタバレになってしまうね。
お願い、これで最後だなんて言わないで!

ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

4.6

この手の映画は絶対泣くから…と避け続けて来たピッチ・パーフェクト。やっぱり最高で、やっぱりボロ泣きでした。

最初はムカついて仕方ないオーブリーも心を開いてみればとてもキュートだし、最後の決勝でのリリ
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Re:LIFE リライフ(2014年製作の映画)

4.3

ヒュー・グラントいいなあ。落ち目のクズの役が心なしか多い気はするけど、何故かどれも品があって知的に見える。

教師なんて向いていない、嫌いだと言い張った彼が、どんどんその面白さというか、学生たちとの交
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50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)

3.9

あったかくて優しいラブストーリー。
ヘンリーのひたむきさで家族みんなが変わったような感じ。彼に出会わなければルーシーはずっと1日を生き続けていただろうし、きっとそれはいつかガタがくる。

ここまでまっ
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.0

静かで、シンプルな愛。
その自由さえ許されないこの閉塞感。

じんわりと笑うマルコのその笑顔が切なくて愛おしい。
彼を見つめるルディの母親以上に母親のような慈しみでいっぱいの微笑みと、さらにその2人を
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セレステ∞ジェシー(2012年製作の映画)

4.4

大好きで大事で、ってそれだけじゃ一緒にいられないのね。何もしなくてもそばにいてくれるだなんて、傲慢。そのことに気づくのが2人とも少しずつ遅かったのかな。
それでもどうしようもなく愛してるなんて、そんな
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ニューヨーク、恋人たちの2日間(2012年製作の映画)

3.6

イライラするところもまあまあ多いし、下品なジョークも多いしで顔がひきつるのは事実なのだけど、ジュリー・デルピーのキュートさに大体は許してしまう。
彼女がフランス人だからこそ書けた脚本なんじゃないかな、
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パリ、恋人たちの2日間(2007年製作の映画)

3.8

ジュリー・デルピーは年の重ね方も素敵でずっとキュートだなあと思う。ビフォアでもそうだけれど、議論なりけんかなり、彼女はずっと喋っているイメージ。それを小うるさいと思う人もいるのかもしれないけれど、私は>>続きを読む

ハッピーエンドが書けるまで(2012年製作の映画)

4.4

なんて剥き出しで、優しい家族の物語だろう。
書けたよね、ハッピーエンド。たくさん泣いてしまった。

リリー・コリンズのチャーミングなこと!
本当に可愛くて素敵な女優さん。Love, Rosieも良かっ
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ラスト5イヤーズ(2014年製作の映画)

3.7

すれ違ってるのは時間軸だけなので、キャッチコピーはなんとも。

お互いがお互いを想っているつもりで、実は自分のことしか考えてなかったのかな。そのことにたぶん2人とも気づかない。

アナ・ケンドリックも
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P.S. アイラヴユー(2007年製作の映画)

4.4

ずっとクライマックスみたいに泣いてた。
御涙頂戴なストーリーではなく、ホリーの生活と感情の動きがちゃんと感じられる描き方だったから良かったのだと思う。

ここまで愛せる人も、ここまで愛してくれる人も、
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プライドと偏見(2005年製作の映画)

4.6

大好きな作品の映画版。
物語の中での大なり小なりの事件がうまく2時間にまとめられていて素晴らしかった。リジーもダーシーもキャスティングがぴったりで、それにもうきうき。
キーラナイトレイはこういう、気が
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.6

芸術そのもの。
音楽も、色彩も、シーンのカットも、全てが美しくて、完成されていた。

ラストシーンが、最後のセリフが素晴らしかった。
「愛があれば」と言うのは簡単だし、「愛しているからこそ」と言うのは
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.3

単調といえば単調、何を見ているんだろうと思うようなシーンもところどころ。
スカーレット・ヨハンソンの声だけで魅せる演技力に惚れ惚れ。

AIとの恋、私だったら戸惑ってしまう。私のこの愛は依存を勘違いし
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アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

3.6

ミステリアスで、不気味。なのに見入ってしまう映画。

恋におちたシェイクスピア(1998年製作の映画)

3.8

シェイクスピアを主人公に置いた、ロミオとジュリエットができるまでを描くラブストーリー。
この時代の衣装や身のこなし、舞踏会、何から何まで大好きなので終始ときめき続けた2時間20分。

グウィネス・パル
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レイルウェイ 運命の旅路(2013年製作の映画)

4.4

今の日本人が見るべき映画。
邦画では絶対に作れなかったものだと思うし、この映画にもっと日本人目線のエピソードが織り込まれていたら、ここまで痛切な作品にはならなかったと思う。ここに日本人目線の描写を入れ
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シングルマン(2009年製作の映画)

4.2

淑やかで、厳かで、美しく、繊細な映画だった。
とにかく映像が美しい。印象的なシーン、魅力的なカットの連続。
愛する人を喪った深い哀しみと、それでも進む時の非情さがひたひたと画面を満たしていくようだった
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トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

4.6

アンディなんていい子に育ったの!って気持ちになる。ラストで号泣して手元にあるぬいぐるみ全部抱きしめた。

ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

3.5

1人でテキトーなご飯食べながらブリジット・ジョーンズの日記見てヒュー・グラントとコリン・ファースにときめいてる時点で26歳派遣社員の私に未来はないなと心の底から思っている。これもうほんとに絵に描いたよ>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

3.8

エゴ vs エゴ といった感じ。
もちろん良くも悪くも。ラストはあのステージの終わりまで引っ張って欲しかったような気もする。アンドリューとフレッチャーの和解とかは求めないけれど、もう少しあの融合を見て
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永遠の僕たち(2011年製作の映画)

3.9

静かで優しくて、少しさみしい映画。
かなり重量感のあるテーマを扱っているし、主人公2人を取り巻く環境もその過去も重たいけれど、それが主役になってしまわないところがいい。あくまで儚くて刹那的な2人の時間
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インセプション(2010年製作の映画)

4.7

何が現実で何が夢か、最後まで惑わされ続けて、あげく見終えた自分の目の前にあるRealityまであやふやになる。もしかしてこれは深層か?と。

ラストカットは最終的にどっちを意味するのか?一言もメンバー
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戦場からのラブレター(2014年製作の映画)

4.3

なんと悲惨か。美しく愛のある、けれどひどく悲しく心の痛い2時間。
何もみんな失わなくとも、と思ったところで、これは彼女の自叙伝なのだから、事実起きたことで。彼女は作家としてこれを書き上げたけれど、きっ
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マジック・イン・ムーンライト(2014年製作の映画)

4.0

そんなんずるいわー!って言いたくなるようなこじゃれたハッピーエンド。
コリン・ファース、どこまでいっても本当にチャーミングでハンサムでかっこいい!
やっぱりウディ・アレンは音楽が特に素敵。

奇跡の2000マイル(2013年製作の映画)

4.3

素晴らしかった。
オーストラリアの砂漠こそ経験していないけれど、その何分の1かであろうあの熱風と焼け付く日差しをありありと思い出した。
これが実話というのだから世界は面白い。私にはできそうもない旅だし
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リメンバー・ミー(2010年製作の映画)

4.1

嘘でしょ、と声に出ていた。
そんなラスト。映画としては無理くり終わらせる感じにも見えたけれど、案外人生ってそんな風に無理くり終わらされるものなのかもしれない。

自分にとって大事な人を決して忘れないよ
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.7

Manners Makyth Man.

本当に最高の映画!(すごい人が死ぬけど)
ガラハッド、もとい、コリン・ファースがやっぱり素晴らしい。
ハリーもエグジーもマーリンもそれぞれ魅力的で、すっかり魅
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あなたとのキスまでの距離(2013年製作の映画)

2.1

ガイ・ピアースがこんなにかっこよくてフェリシティ・ジョーンズがあんなにチャーミングなのに、プロットがつまらなすぎて絶句。ただ期待しすぎました。ローレンの悲痛な表情に心が潰れそうになった。
これを純愛映
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レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで(2008年製作の映画)

3.3

私は既婚でもないし子供もいないから何も分かっちゃいないって言われて終わりなんだろうけど、これ見て胸糞悪いって言い切ってる人ってどんなに聖人君子みたいな方で、心身ともに充足した生活送られてるんだろうかと>>続きを読む

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.7

ノベライズを先に読んでいたので、そうだそうだ、と確かめるような感覚。
新海誠監督の作品は本当に人物よりも背景とか景色や光が美しい。

トリコロール/赤の愛(1994年製作の映画)

3.6

淡々とした風景の中の赤のビビッドさが綺麗。
青から見始めてよかったなあ…
かつ、白も余計に見たくなる。

情熱的な赤というよりは、人間の体温に近い赤。人間的な複雑さが面白かった。

トリコロール/青の愛(1993年製作の映画)

3.4

自由の青。

悲しみと閉塞感の強い映画だった。
ジュリエット・ビノシュの美しさときたら。

悲しみなのか怒りなのか。憎しみなのか愛なのか。赦しなのか無感情なのか。

彼女がはっきりと涙を流すのは最後だ
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ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

3.6

昔の4人に戻って歌うシーンからのエンドロールが最高でした。
ニックとボブが好きでした。

ラブストーリーズ コナーの涙(2013年製作の映画)

3.8

マカヴォイの魅力が惜しみなく発揮されている作品。

やっぱりこっちから先に見ればよかった……
でもHerから見たからこそ感じたものも多分あるんだと思う。
エリナーとコナー、本当にお互いのことを愛してい
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