キャサリンさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

愛を乞うひと(1998年製作の映画)

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スペシャルドラマの方見る前に観ておきたくて急いで見た映画版。
映画版ももちろん一人二役だけど、同じひととは思えなかった…大人になった娘の大人しくて地味目な感じも母とのギャップで印象的だった。
ラストの
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

2.2

原作を読んだことないからか、あれ、うそ、ありえないでしょ、な展開にちょっと残念。
結論出るまでのドキドキも少なくて、終始スマートに進むもんだから、人間臭さが薄くてどうもすきになれなかった。
この手の映
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メッセージ(2016年製作の映画)

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記録

機内で英語音声だけで見たから良くわかってない
関係ないけどWiredマガジンの記事で、この映画のエイリアンの言語の視覚化とそのデザインについての話があって、それが面白かった

落下の王国(2006年製作の映画)

4.5

圧巻の映像美。
こればかりが注目されがちだけど、この映画はすごく詩的で純粋無垢で人間臭い。
すきすぎて何十回も観てる。

自分の願望を実行するために作り出した物語が、知らぬ間に少女との間に絆を生み、空
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.5

とりあえずエディンバラに行きたいし、彼らの発音でエディンバラって言いたい。
愛おしきバカども!
赤ちゃんのシーンは割とトラウマ。

白河夜船(2015年製作の映画)

3.2

昨日見た白川夜船だけど、この映画はなぜかいつ見ても数日フワフワ状態が続いてしまう。
自分の見ている世界が、主人公の寺子の見ている世界のようで、全てが寺子の目のフィルターを通して見ているような、現実と仮
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(1990年製作の映画)

3.2

初めは面白さわからなくてみるの途中でやめてしまったけど、解説読んだら実は案外面白いなってなった。
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黒澤監督自身が幼少期から壮年までに見た8つの夢をもとにしたオムニバス映画。
テンポ自体は遅いけ
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ドリーマーズ(2003年製作の映画)

3.6

こないだ久々に見たドリーマーズ。
1968年フランス、五月革命のころの群衆の混乱と政府の弾圧、それらに板挟みになりながらも、現実と映画を混同して生きる美しい双子の姉弟とアメリカ人青年の不思議な共同生活
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ロスト・エモーション(2015年製作の映画)

3.7

ロケ地が(多分ほぼ全て)日本の安藤建築な、SF版ロミジュリ。
近未来的なディストピアっぽさと無機質で陰影の際立つセットがとても素敵だったけど、ストーリーはありきたりで設定もちょっと中途半端で、まあよく
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フェンス(2016年製作の映画)

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あんなに自分勝手で横柄な父親だけど、自分の与えられるものを息子たちに与え、それを愛と履き違えて息子たちを妻を、家族を、家を、支配しフェンスで囲い込もうとする…自分の身の回り全てをフェンスで囲むことで自>>続きを読む

愛のむきだし(2008年製作の映画)

3.8

約四時間に渡って、園子温のやりたい放題を見させられた気分(笑)
でも案外その長さは気にならなかったしバカっぽさとグロさとのバランスが良くてテンポ良かった!
西島隆弘の真面目青年が変態として生きていく様
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青い春(2001年製作の映画)

3.8

観たかった青い春やっと観れた
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青春という狭い競争社会で、
少年たちはもがいてもがいて必死に抜け出そうとしていて。
どこにいても何をしていても、どうしても満足できないけれど、それを乗り越えて大人にな
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.0

ヌルヌル動く無生物のパレードも含め、狂気じみた演出がとても心地の悪さを感じる映画だった!
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アニメとしての意味にのみフォーカス当てた、とっちらかった最悪なレビューになっちゃうけれど。
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今敏監督作
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