みっちさんの映画レビュー・感想・評価

みっち

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お家をさがそう(2009年製作の映画)

3.6

いろんな家族のかたちを見ながら自分たちの答えを見つけていくロードムービー。

どちらかが落ち込めば、もうひとりが優しく受け止める。その逆もしかり。その関係性はいいなあ〜と思えるものがあります。

アメ
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ドーナツもり(2022年製作の映画)

3.8

冒頭でドーナツの穴っていう商品が見えたときに、あ優しいなこのお店と思いました。そして、主人公のファッションがかわいい!実際にあるドーナツもりのホームページもすごくいいです。

Here(2023年製作の映画)

4.0

この世界と、宇宙と、身近にある自然に寄り添った、優しい映画。
コケという小さな自然が、偶然出会った2人を大きく包んでくれる。

シュテファンの、スープを配る優しさ。なんてさりげなくて、なんて優しいんだ
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わたしはダフネ(2019年製作の映画)

4.1

初めて会った人でもスッと相手の懐に入っていけるダフネの愛嬌がサイコーです。
泣く時は泣いて、笑うときは笑って、、
電車の中でのちょっとした目配せから全身で悲しみが溢れ出る泣き顔まですべて抱きしめたくな
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ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

3.8

仕事帰りに寝過ごしたハディージャが帰路に着くまでの優しいロードムービー。一晩のことを描いているとは思えないほど、時間がゆっくり流れている。ぼやけた光が全体に広がるカメラワークなんかもすごく良い。

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シックス・センス(1999年製作の映画)

4.4

なんだこれは。面白い。
見終わった後のこのソワソワして何も手につかない感覚。頭が痛い。

息子のまなざし(2002年製作の映画)

4.2

決して多くない言葉数だけど
しつこいほどにオリヴィエを映すカメラワークと、彼の息遣いですべて伝わってくる。

静かに涙が溢れ落ちるラスト。
ダルデンヌ兄弟。やはり痺れます。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

法廷で流される夫婦ゲンカの音声に
頭が痛くなる。

そして息子ダニエルが真剣に親と向き合う姿に
心が痛くなる。

愛犬スヌープの存在もこの映画でかなり大きいんじゃないだろうか。暗闇で母と子がしっかりと
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.8

せわしなく過ぎていく日々を丁寧に、
生きたいなと思える映画でした。

松村北斗さんがこの映画の中で光って見えました。すごくよかったです、

「人間の感情に関係なく
地球が自転を続けるかぎり
世界も回り
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

これは強烈。
目を瞑りたくなるシーンもあるけど、
やっぱり見ずにはいられない。

ベラがどんな状況に置かれていても
最終的にはなんとかしてくれるさっていうベラへの信頼が厚いです。

衣装とか絵画とかロ
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

女王がやさぐれてて
全然女王感がないのはさておき。

エマストーンの役どころが
すごく好きでした。
表情もそうだし、ああこういう人が生き残っていくんだな。っていうちょっとした畏怖もあるけど、嫌いになれ
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PIG ピッグ(2021年製作の映画)

3.6

昔の記憶、昔の感覚が
1人の人の心を揺さぶるチカラ。
ニコラスケイジ演じるロブにある
その説得力がよかった。
わりと好きな映画でした。

レッド・ロケット(2021年製作の映画)

3.6

マイキー、相変わらずだ。笑
こういう映画見ると、明日からちょっとだけ頑張れるかも。と思えるのが好きですね

僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)

3.5

違ってるようでそっくりな母と子。
これだ!と思ったら突っ走ってる感じが痛々しくもリアルでした。

サムサッカー(2005年製作の映画)

4.2

愛に、愛に溢れてる。
そう思ったら涙が出てくる。
カモンカモンのときもそうだったけど、
マイクミルズ監督の映画は
胸の奥がジーンと熱くなります。

キアヌリーブス歯科医がまたいいこと言うんです。すごく
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夜空に星のあるように(1967年製作の映画)

3.8

ケンローチ監督には
やっぱり迫ってくる何かがある
気がする。
純真無垢なジョニーが
幸せを掴めるといいんだけど。

ショーイング・アップ(2023年製作の映画)

3.5

ミシェルウィリアムズのいつもの素晴らしい演技が見れるだけで見て良かったと思える映画。でも内容は、、ファーストカウと同じくらい波がなくて眠くなりました。。笑

ゴッズ・クリーチャー(2022年製作の映画)

3.5

母親と息子の距離感が近くて始めからちょっとこわかった。魚がピチッと音を立てたり、女同士の目線だったり不穏な空気が流れているようで、そこまでシリアス感はなかったのが正直少し残念でした。

ザ・ヒューマンズ(2021年製作の映画)

4.0

ほぼドキュメンタリー。
感謝祭の日に次女の新居に集まる仲の良い家族に見えてみんなバラバラ。不安を抱えていたり、家族だからこそ傷つくことを言ってしまったり。ああこういうのが見たかった!と個人的に思えた映
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バービー(2023年製作の映画)

3.6

女性のリアルな体験をバービーの世界では男性のケンが体験するなんて皮肉混じりでウケる。洋服も家も全部鮮やかで目がパチパチしました。笑

「娘が来た道を振り返られるように
母親は出発点に立ち続けるの」

彼女のいない部屋(2021年製作の映画)

3.6

シーンが飛び飛びで心で会話してる場面もあったりして、終盤まで見ないとわからない、なかなか難解な映画でした。

長女がピアノで自分を表現していて、後半につれてだんだんと音が力強くなっていく感じになぜか身
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

3.2

話に大きな波がなくて全体的に画面が暗かったのでウトウト。映画館に誰かのイビキが響いてた...。

ケリーライカート監督だ、と思って期待値が少し高かったのもあって肩透かしにあった感じでした😅

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.2

世界のリズムに合わせるのではなくて
自分のリズムで生きている平山。

いつでもどんなときでも世界に泣きながら微笑んでいる。その彼の眼差しに、不思議と心が救われた。

何よりもカセットから流れる歌に痺れ
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いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

3.8

いつも悲しそうな顔のジョン。息子マイケルの繊細な動きや表情がとてもリアル。養子縁組とジョンを繋げる役の若い女性が素晴らしかったと思う。

1秒先の彼女(2020年製作の映画)

4.0

なんだ〜これは〜かわいい!
デート行く時のヤンシャオチーのタクシーの乗り方が流れるように早くて笑った。笑

まるまるっとかわいくラストを迎えるあたりもすごくいい。エンディング曲も良い!

茶飲友達(2022年製作の映画)

3.8

寂しさを埋めるのは寂しさだけど、結局はとてつもなく大きな何かで包み込まれないとまた寂しくなると思うと、やるせない。

みんな居場所を求めて生きてるんだ
と言葉じゃなくて表現で伝わってくる。

フィデリオ、あるいはアリスのオデッセイ/欲望の航路(2014年製作の映画)

3.0

色々探ってて見つけたこの映画で、わたしは最悪に出てた漫画家の彼が、同じ漫画家の役でまた寂しそうな役やってる!と思って1人で興奮しました。笑
ストーリーはフランス映画によくあるやつです

ロブスター(2015年製作の映画)

3.5

独特すぎる😇
見終わってもルールがいまいち掴めてなくて、共通項があれば森の中でもキスできるのかな。。笑 酷評するほどではないけど、変わった映画なのは確かです。

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.5

映画監督になるべくしてなった人なんだと肌で感じます。彼の人生のターニングポイントになったであろう、ラストの圧倒的な体験に思わず見ている側もワクワクする。葉巻の吸い方に痺れる。

To Leslie トゥ・レスリー(2022年製作の映画)

4.1

久々に鼻水グジュグジュ、頭クラクラしました。レスリーの喋り方ひとつで喜怒哀楽が画面を超えて伝わってくる。モーテル経営の男2人はなんて人たちだ、ほんとに。(褒)!

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.5

格闘シーンには見入ったけど、もうちょっとヒリヒリ感があってもいいのかなと。自分の尻は自分で拭う。これぞ殺し屋。

ある愛へと続く旅(2012年製作の映画)

4.0

家族ってなんなのか。愛ってなんなのか。人を突き動かすものってなんなのか。分からない。でもこれだけは言える、素晴らしい1本の映画です。

妙に心に響く言葉。
「私は人間であることが恥ずかしい。」
そう言
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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.6

一応バックヤードで言い合いしてるけどお客様に聞こえてるんじゃないかとこっちがソワソワ。

忙しいお店でみんなが前のめりで仕事してるんだからそりゃ迫力でますよね、嫌いじゃないです。

キャンディ(2006年製作の映画)

3.8

自分をコントロールできなくなっていく2人を見るのが途中から怖くなる。目の前の誘惑に負けたり、人からお金を貪り取る姿が虚しくもあり、美しく思えるのは気のせいなのか。何よりヒースレジャーを見たかった。

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

3.8

ラウラが列車のガラス越しにリョーハを見る眼差しや猛吹雪の中2人で雪をぶつけ合うシーンはどこかほっとして笑っちゃう。狭い列車の個室に温かい空気が溢れてました。

よなよな見ましたが、
監督の映画はいつも
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