冒頭のキールの独白があまりにも切実でそれがすごく深く刺さった
友達と一緒にくだらないことで泣くほど笑える人生は間違いなく最高の人生
ラジオを聴く夜、映画を観る夜、知らない誰かに寄り添う夜、移ろう夜、離れる夜、全ての夜に等しく触れ、やがて日々の営みへと変わる
ものすごくシンプルな話
自分自身を偽るより自分の信念を貫きたい 憎しみという原動力を今更止める必要はない 枷を外す為なら例え満身創痍になったって構わない だって奪われた物の対価は必ず支払わせるから
トム・リドルという人間が持つ暗い思想、それにそぐわない模範的な学校生活、そして今も続くヴォルデモートとしての圧倒的支配力
有事の際に、人として正しい判断が出来る人間って一体どれくらいいるんだろう
結局二人にしか分からないネタで盛り上がっている時が一番無敵 ビジュ爆発 メゾンマルジェラ
神の化身を前にすると人はあまりにも無力
しかしそれでも最善を尽くそうと懸命にもがいている
近すぎるからこそ心に直接触れて欲しくない でも自分は常に相手のことを気にかけていたい
酷い言葉で傷つけてしまうこともあるけど自分だけはずっと味方でいてあげたい
炊き立てのピカピカしたお米、畑で採れたお野菜、イカの塩辛、お駄賃のお菓子、土手で食べたアイスキャンディ、人の家の高そうなすき焼き、お寺で飲んだ冷たい麦茶、お風呂上がりの牛乳、一緒に食卓を囲んだ分だけ確>>続きを読む
もう「インポッシブル」とかそういう次元じゃない
M:Iシリーズって基本上司がハズレ(※例外有り)ですぐ四面楚歌になるけど、同僚の男たちの友情パワーがめちゃアツいんだよな
理想とは作為的なエゴ
他人の個性に優劣をつけていたずらに奪う権利など、どんな偉い人も決して持つことは出来ない
自分と違うところのある友達をありのまま全部愛してあげて
ここまで人間離れしていると「トム・クルーズか両津勘吉か」って感じだな
映画という「眼差し」が、観る人にとっての答えや道標になる
人と人との関係性にthe endは訪れないから
母親の愛って一見すると無茶苦茶だけど、ビックリする程ひたむきでちゃんと筋が通っているから不思議
無償の愛に理屈は通用しない
「貴方…いくら何でもそれは無茶ってもんよ…」っていうのが100回くらいあった
かつて「偽りない真実」を伝える事がどれだけ困難だったか、それをきちんと覚えておく事が今を生きる私たちの責務なんだと、そう痛感しました
ドビーに自由を与えてくれて本当にありがとう、ハリーポッター
無かったことに出来ない自分を、ただ闇雲に与えることしか出来なかった自分を、例え一生赦せなかったとしても愛する人がちゃんと赦してくれる
だって、今までおこなってきたことはエゴだけどエゴだけではない 献身>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
どう考えても今回一番健気なのって長期間に渡って死ぬほど不味いポリジュース薬を服用し続けたクラウチ・ジュニアでしょ
目に見える程ひたむきな愛、肌で感じ取れる程きめ細やかな日々、本当は失いたくない確かな温もり
その全てがかけがえのない物だからこそ胸が詰まる
呪いのように染みついた紫煙と剥き出しの狂乱をどうしようもなく愛していた
例え醒める夢だとしても本物という「解けない魔法」にしがみついていたかった
シリーズの中で一番好き
映画版にだけねじ込んだ「シリウスがハリーのことをうっかり「ジェームズ」と呼ぶ描写」のカロリー高すぎてエグいしJ・K・ローリングの業の深さにただただ脱帽