あやーのさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.6

1が「王道クラシカルスパイ映画」だったのに対して2が「開始早々BGMリロアンドスティッチ」って感じで、その温度差にめちゃめちゃビックリしたけど後半の追い上げがすごかった

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.6

スパイ映画の様式美を守ったストーリーの中で芽生えた「信頼を伴う友情」が良かった

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.6

煮え滾るほどの熱量を、空っぽになるまで全部出し切れ

モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

3.0

私には難解で、僅か30分で映画館を退出してしまったという挫折の鑑賞記録 みんな理解出来ててすごいな〜
帰りに心の釣り合いを取る為にケーキを買いました

非常宣言(2020年製作の映画)

5.0

理不尽なたらい回し、トラウマの再演、密室でのヒリつくような極限状態、例えそれらに何度打ち砕かれようとも、人が人を想う気持ちは不滅だと、決然とした姿勢で示す骨太な傑作

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

5.0

全ての作り手が光のように真っ直ぐで、疾走感のある熱量が信じられないくらい眩しくて、不覚にも爆泣きしてしまった

新しい音楽(2014年製作の映画)

4.0

新しい音楽という呪いに揉み消され、飲み込まれていくさまが言い得て妙

ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ(2021年製作の映画)

4.5

故郷の地の石、青いショール、雨の中で出会った猫、愛する人が遺してくれた忘れ難い思い出が「一人にならないで」と寄り添ってくれる
陽の光のように優しい手の温もりが何度でも世界の愛し方を教えてくれる

犬王(2021年製作の映画)

5.0

見えないものを見て、聞こえない音を聞く
それらを拾って歌にするのは「今ここに在るんだ」と知って欲しいから

仮⾯ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル(2022年製作の映画)

3.6

やっぱ他のライダーが味方じゃなくて敵として出てくる方がアツいし、女の子は可愛い系より気が強い系の方が好き

タカナクイ(2015年製作の映画)

3.8

犬を無下にするやつは絶対に許さない
犬こそがたった一つの真実の愛

わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

3.9

人々の生活に根ざした普遍的な愛着、一つの終わりから真っ直ぐと伸びるひたむきな光

パラレル・マザーズ(2021年製作の映画)

4.1

良心の呵責をも凌駕してしまう母性と独占欲に踏ん切りを

愛への跳躍(2016年製作の映画)

4.5

サプライズ、タイムリープ、家族愛、人の心を動かす全てに醍醐味が詰まっている

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.6

「住む世界が違う人間と交わらないように」と育てられてきたけど、それでも周りに対して閉塞感を抱いた時、自分だけが明るい場所から外された時、意見を聞き入れてもらえないと悟った時、目に飛び込んでくるのは自分>>続きを読む

メメント(2000年製作の映画)

4.0

「受け入れられない自分」を満たす為だけの復讐

エルヴィス(2022年製作の映画)

4.1

移ろいやすく傷つきやすいスターが身を裂いて手に入れた、原点への熱量と出口のない孤独

チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

5.0

間違えたり失敗をしても、何度でも笑って一緒にやり直せるのが家族の愛なんだね

アフター・ヤン(2021年製作の映画)

4.3

断片的な映像だったけどそもそも思い出って断片的なものだし、映像を介したり視点が変わったりするだけで美化されたり移ろったりもするけどそれでも「あの時、あの瞬間」は確かに在って、それを遺したいと思う誰かも>>続きを読む

ベルファスト(2021年製作の映画)

4.4

一つの土地に根を下ろして暮らすことの生きづらさと尊さ
去ってもなお続く人と人との営み

トップガン(1986年製作の映画)

3.8

「忘れない」という自責の念とそれを上回る覚悟と決心

次の停車駅(2017年製作の映画)

4.1

目に見えない優しさ、気遣い、思いやりこそが人の心をそっと前へと押してくれる

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.9

完全にピ目当てで観に行ったけど、レモンとみかんの掘り下げがエグくて解像度が爆上がりしたし、関係性の解釈も無事一致した

ダイヤモンドの不思議(2016年製作の映画)

3.9

例え人間が手を加えたとしても決して失われることのない物語性

11時の予約(2016年製作の映画)

5.0

悪意を感じるくらい閉塞的 精神疾患の真骨頂 星新一のショートショートみたい

となりのトトロ(1988年製作の映画)

3.8

有事の際の緊迫感が妙にリアルでいつも後半あたりでなんとなく心許なくなる
田舎の底知れぬ広さが逆に恐ろしいけどだからこそ終盤はものすごくホッとする

グレイマン(2022年製作の映画)

5.0

絶対に守り抜く、何が何でも助けに行くという揺るぎないアンサー