文学したいさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ピザ!(2014年製作の映画)

3.3

金持ちの少年が嫌味とか言わずにいい奴じゃーん!と思っていたら、食べかけのものを悪気なく差し出すあたりスラムの少年たちのことを野良犬程度にしか見ていなかったんだなと思いちょっと悲しかった。
それにしても
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友だちのパパが好き(2015年製作の映画)

3.3

登場人物の気持ち悪い言動といやらしい設定に辟易すれば終わりなのですが、「気持ち悪さ」とか「不快さ」の描写はある種ピカイチな映画だなと思います。みんな歪んでいくホラーでは。

自分的に一番気持ち悪く感じ
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

3.8

加瀬亮ファンのわたしとしては、首チョンパがショッキング。

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.6

ヒューマンドラマとして見るとすごくいい作品。心があったかくなる。
人生には分岐点と呼べる地点があって、その岐路に立った時誰しも思う「もしも」を実現できる主人公。皆歳を取ると腰が重くなるのは、大切なもの
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.5

なんだか眩しく感じた。
最後のギグの後2人が学校を駆け出して行くシーン、校門で誰か吐いていて演出が細かいなって思った。
あとウサギが可愛い。

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.4

皮肉としては上出来。しかし事業拡大のエピソードが胸糞すぎる。
マクドナルド兄弟の店の看板が外されるシーンはすごく悲しいし、主人公のレイが憎らしくて仕方ない(役者すごい)。奥さんはかわいそうだし、ビバリ
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.7

プラスのパワーをもらえる映画。
主役二人ももちろんいいんだけど、バンドのメンバーたちもいい。娘のヴァイオレットがツンツンしてて可愛い。ヴァイオリンとチェロの姉弟がだんだんはっちゃけちゃうのがいい。
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ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

3.0

コリン・ファースがかっこいい。
ドラマ「プライドと偏見」のコリンから、この作品が着想されたそうな。
ところで、すごい不味そうなブルーのスープを笑いながら食べてくれる友達最高にいい奴ら。

犬神家の一族(1976年製作の映画)

3.7

小さい頃にビデオかなんかで見てたせいか、石坂浩二の金田一耕助が一番馴染みがある。
おどろおどろしくって、どことなくヤニ臭いような画面がすごい。

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.2

なんか色々惜しい!と思ってしまった映画。
作画綺麗だし、色彩も綺麗。声も俳優さんたちが上手なので某アニメ映画みたいに変に気にならない。森見登美彦さんの作品ならではの軽快なセリフとかもいい感じ。
でも、
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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

1.5

好きな人にはごめんなさい。
花さんがどうしても嫌い。つくった人の萌えというかこだわりが込められたキャラクターというのが読み取れて、その分気持ち悪く思う。真面目で頑張り屋な花たんいいだろ?みたいな押し付
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

2.5

ストーリーは「僕らのウォーゲーム」の焼き増しなのでなんとも。
一番大事なところとして、「誰も悪くない」というのを前面に押し出して、悪者を一切なくしちゃうのはどうかと思った。
あと田舎・大家族の悪い面を
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.8

最後の「ネイティヴアメリカン女性の失踪者数に関する統計は〜」ってテロップが出てきて、しゅんとなってしまった。
「ボーダーライン」も鑑賞したい。

そして父になる(2013年製作の映画)

3.7

最後なぜか泣いてしまっていた。なんでか分からないけど、あえて言うなら切ないとかやるせないとかそういう感情だったと思う。
何回か見ないとわからないのが正直なところ。

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.8

たいていこの手の作品って
周りと違う主人公

周囲との確執、いじめられたり無視させれたりする

ひょんなことから仲間ができる

周囲が彼を認めはじめる

大団円
が定石で、たしかにこの作品もそ
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花とアリス殺人事件(2015年製作の映画)

3.5

蒼井優上手です。花さん、声低すぎないか?笑 この映画見てると二人称を「きみ」で話したくなります。
岩井監督が「『花とアリス』はもう今の日本では撮れない」といっていたけれども、たしかにこの作品は平和な日
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.6

映画のシャイニングの続編かというと違うけれども、「スティーブンキング的にはこのシリーズはこういう感じにしたかったのか!」という前作(?)含めた大枠がこれで見えてきた。サーモスみたいなケースにアレを保管>>続きを読む

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.5

切ないけれども、優しい映画。ちょっとセカイ系だなと思った。
二人のテーマソング、サマンサの歌声が優しい。こんな彼女なら好きになるわ!
OSとの恋、ちゃんとエロ方面のカバーがされてるのが現実的。代行は正
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.7

主人公に共感できないので、狂気として捉えてしまう。
劇中の視聴者の立場になってみると、いつもみている番組に謎の新人が出てきたら、こいつイカしてんなーぐらいに思ってしまうかもしれない。

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.8

見てハッピーになれるインド映画。それっぽい音楽がかかって、踊りだすとキター!ってなってしまう笑
伏線はまるっときれいに回収・キャラ同士の関係性を深めてくれるので見ていて気持ちいい。たまにインドジョーク
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.5

下ネタばっかりだし、言ってしまえば綺麗なものはなにも映ってないんだけれども、不快な感じはしない。
かなりぶっ飛んでるけど、やっていることは意外とまともで、不思議な魅力のある映画だと思った。
音楽と映像
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