文学したいさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.8

どうしていつもわかりにくくなっちゃうの〜〜〜!?
難解な材料であれこれこねくり回されたらそりゃ分かりにくいです……。
(意図していないにしろ)「どうだすごいだろう」とその難解さを誇示されると萎えてしま
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オールド(2021年製作の映画)

3.3

期待して見た分少し肩透かしだった。
1日で一生分の時間が経過するビーチ→わかる
実は黒幕が◯◯していた!→うーん……

少年ジャンプの編集者が「漫画でファンタジーが許されるのは一つまで」と言っていたの
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マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

3.5

三部作完結編。もうスーパーヒーローものとして見ることにした。
一作目に感じたワクワクはあまりなく、特にザイオンでの攻防戦なんかは、ほぼわたしの趣向とズレており、少し退屈に感じた。(単なるアクションや戦
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グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.4

子供との視聴は少し控えたい。
ちょっと本筋とはずれますが、大学のキャンパス、リチャードの自宅、教授間のパーティーといったシーンが華やかで、「裕福な白人男性」の暮らしぶりが窺えて、そこが楽しかった。
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.2

拗らせている〜!17歳らしくて可愛い。これは自己投影して見た女性が多いのではないだろうか。何か成し遂げたい、何者かになりたくて、ここではないどこかへ行きたいと思う年頃。
海外作品の高校生には文化の差異
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

徹底したミソジニー描写。
この映画の連中はクソ女って言葉使いすぎなんだよ涙

復讐劇だけれどスカッとするわけではなく、むしろ考えることが増える分モヤモヤするかもしれない。
わたしは日本で、たぶん比較的
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マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

3.4

一作目ではネオの人間的な葛藤であったりが見えてよかったのだが、今作はもはや絶対的パワーを持った強者として描かれていて、チートキャラがすぎるのがわたしには合わないと感じた。
スミスがいっぱい、笑ってしま
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マトリックス(1999年製作の映画)

4.3

愚かですが今更初めて見ました。結果、なぜ自分がこの歳まで見ていなかったのかとても後悔しています。
設定、画面、サイバーパンクな世界観ととてもとても好みで、わたしのツボを悉く突いてきた。大筋が明瞭なのも
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.6

シンメトリーを徹底した映像が綺麗。BGMはずっと不気味で不安を煽ってくる。
グロよりも、一番不快に感じたのはダニー一行の仲間内のごちゃごちゃした揉め事だった気がする。彼氏のクリスチャンとマンネリになっ
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.4

アクションは相変わらずどうしてこんなになるの!?みたいな荒唐無稽さがあり、エンタメとして素晴らしいと思います。

ただ、
わたしがジュリアの現夫だとしたら、自分の妻が元夫と心で繋がってるみたいなのマジ
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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

3.5

アクション映画はそんなに得意じゃないのですが、いちいち仰々しいミッションシーンがもはやイリュージョンのようで見ていて楽しく(fun)になる。

ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

3.3

どんどんハイテク化&超人化していくのが、まるで漫画とかどこぞのコナンくんの世界を思い出す。同じノリのような気がする。
あとIMFの構成員裏切すぎじゃない?ここまででほとんど身内のサビばかりですけど……
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ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.0

頻出するスローモーション?、笑っちゃった。
出会ってまもないイーサンの為に命懸けの行動に出ちゃう彼女、チョロすぎない!?
あとこういうアクション映画で登場する架空のウィルスや病気みたいなのはどうしても
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.5

シリーズ初視聴。
時代のせいもあってか、まだまだアナログな世界の中での「空想上のハイテク機器」みたいなのが出てくるのがファンタジーだなぁと思う。
最新作まで頑張って履修するぞ!

キャメラを止めるな!(2022年製作の映画)

3.0

フランス人の日本人に対するスタンスが見えて面白い。

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.8

ガリレオシリーズは原作未読、放送当時ドラマを少し見ていた程度。
ドラマがエンタメ色がすごく強いので、映画もそんな感じかなぁと思ったらいい意味で違っていて驚いた。
主人公たちバディの描写は控えめで、今回
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幸せのレシピ(2007年製作の映画)

3.6

動物のぬいぐるみに囲まれたサファリテントでピザ会、目隠ししてソースの味当て……こういう演出がとても上手い。ゾーイがとってもキュート。そしてニックの立派なアゴに目がいってしまった。

潔く柔く(2013年製作の映画)

2.8

漫画読み終わった記念に、そういえば実写映画もあったなと思って鑑賞。結果、お茶を濁すことになり見ない方が良かったなぁと思った。
実写化というコンテンツを責める気はないのですが、いくえみ綾さんの原作と切り
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飛行士の妻(1980年製作の映画)

3.8

「どこがいいの?」と言われていたフランソワの言動が完全にイケてない男のそれで…涙
対してアンヌも美人だけれどもそこまで魅力的か?と思える性格だったり、アンヌが不倫していたパイロットも登場シーンだけ見る
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.1

物語を見届けるのがしんどかった。
画面的なグロさに登場人物たちの境遇が相まって、「目を逸らすな〜現実は悲惨だぞ〜」と突きつけてくる(これはフィクションなのだが)。
主人公オフェリアに対しては、共感では
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12モンキーズ(1995年製作の映画)

3.6

ブルース・ウィリス記念(?)に。
うさんくさい科学者たち、謎のウィルス、精神病扱いされる主人公、ラリっているブラピ……と、カルト臭盛りだくさんなのだけれども、未来世紀ブラジルよりはかなりメジャー路線に
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インターンシップ(2013年製作の映画)

3.5

出来過ぎのような気もするが、フィクションだしコメディだしアメリカだしこれくらいでいいのかも。肩肘張らずに何も考えずに見たい時にぴったり。
Google本社での撮影ということで、映るもの全てが興味深かっ
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ルドルフとイッパイアッテナ(2016年製作の映画)

3.0

どうして日本の3DCGアニメは微妙な感じの出来のが多いんだろう……。
猫が主役なのにキャラクターデザインがかわくないのは致命的だし、子供が食いつきそうなシーンもなんとなくない。
見た人みんな思ったと思
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パディントン(2014年製作の映画)

3.5

家族で見るのに適した気軽に見られるいい映画。かわいいし、物語もまとまっている。
小さい頃に教育テレビで人形アニメを見ていたり、それをきっかけに児童書を読んだこともあり、マーマレード好きなクマの話はかな
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ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!(2005年製作の映画)

4.0

1歳児と一緒に鑑賞。普段は長編アニメなんて途中で飽きて離脱する子供も、ずっと大人しく見ていました。
美女と野獣オマージュのようなところで笑っちゃったり、全編とても楽しい映画。
グルミット大活躍で嬉しい
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パリのランデブー(1994年製作の映画)

3.8

「7時のランデヴー」以外は役名が「彼」「彼女」「画家」などで、ちょっとした短編小説のよう。
女性たち服が素敵で、わたしも赤いカーディガンを買おうかと思ったぐらい。
個人的には「パリのベンチ」に出てきた
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レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

4.5

あぁこれ好きだ。はい。
テンポというのか弛緩したような空気がたまらなくお洒落で、会話にとても惹かれる。4話という構成も好き。いい小説を読んだ気分になる。
パリっ子はみんなパリ通ぶろうとするのかなぁ。

アマンダと僕(2018年製作の映画)

4.0

動の描写はほぼない静の物語だが、あまりに叙情的で、見た後に胸がぎゅんとした。
ストーリーは始終穏やかに進んで、描写はドラマチックではないのに、登場人物たちの「事件」に関わる感情が複雑に行き交い揺れ動い
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グッバイ、サマー(2015年製作の映画)

3.5

気楽に見ていたけれども、鑑賞後に少し酸味が残るような映画。『夏の庭』とか「スタンドバイミー」をどこか頭の隅に浮かべながら見ていました。
劇中でダニエルとテオのやることのほとんどのことが上手くいっていな
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.8

ナードの主人公らがワイワイしていくだけの青春ストーリーかと思っていたら、叔母さんのトラウマとか、謎の人物に向けた手紙の体で進められていく語りとか、予想外に物語の厚みがあってよかった。
あとチャーリーぼ
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