良い家とお金を持っていた過去よりも、全て失った今の方が幸せそう。
物質による幸せは本質じゃないんだよって事だと受け取った。
バンド達にロックを聴かせる件が、映像やら音楽やらが完璧に調和してて凄く好き。
アルモドバル作品で多くの男がいつも女性を傷付けているあたりに、アルモドバルの男性に対する評価が表れている気がする。
半自伝ということだけど、神学校で起こった事はほぼほぼ事実なのではないかと思う。
クラ>>続きを読む
ホーリーマウンテン観た後だったから、どんな映画なのかとかなり身構えながら鑑賞。
が、割と素直に面白い映画でビックリ。
しょっぱなのモグラについての語りでかなり心を掴まれ、盗賊の件なんかはゲラゲラ笑って>>続きを読む
絶望的状況をそのまま絶望と捉えるか、そこからポジティブな側面を捉えられるかは自分次第なんだと思う。
ポジティブな側面を見続けるのは実際問題すごく難しいけども、自分の視点次第なんだろうな。
男によって神経すり減らされた女達のドタバタ。
空港に到着するまでのルチアにはめちゃくちゃ笑った。
終わってからアントニオバンデラスの存在に気付く。
色合いやカメラワーク、演技、全てが独特で映画に引き込む力がすごく強い映画だった。
人間がこうであれば良いのにな、という想像を映像化したような映画で、衝撃を受ける程の傑作という訳では無かったけど、観終わ>>続きを読む
完全に間違ってレンタルしたけど、本当に借りて良かった。
ホドロフスキー自身のコンテンツ力が半端じゃない。
凄く正直な人で、本当にありのままを話している感じがする。
映画のテンポ自体も良くて、ホドロフス>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
映像の洪水。
全てのシーンに必ず意味があるんだろうと思うけど、情報量が多すぎてとても全てを拾う事は不可能。
イメージの連続が集まって一つになっていく作りだったり、真理を見るという点はタロットと似通って>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
難解。
こっそり世界を救った男の話って事くらいしか分からない。
タルコフスキーの映画は、大抵見終わってから頭がはてなになる。
けど、それを上回る位の衝撃みたいなものが存在するからまた観てしまう。
映画>>続きを読む
これは良い映画だった。傑作。
ウォルターヒューストンが最初から最後まで光ってる。
こんなにワクワクドキドキできる映画、現代でもそんなに無いんじゃないかな。
これぞ映画!
真面目ぶった上官が裏では不倫に興じているというのは、もっともらしい理由をつけて戦争をしている自国を表しているのかなと思う。
けど、いくらなんでも女性蔑視的表現が不快。
個人的には、とても時代やブラック>>続きを読む
差別問題について描いている点は勿論だけど、人と人の関わりの描き方も素晴らしい。
ブーがイケメンなのは少し笑った。
久々に見直してみたらこの映画凄過ぎたわ…
初めて観た時は後半の怒涛の展開に中々ついていけなかったけど、改めて観てみると本当ヤバい。
夢や深層心理は映画の世界と似ているのかも。
個人的には、監督の映画論>>続きを読む
ヒッチコックの映画はそこまで好きじゃなかったけど、この映画は今まで観ていなかった事を後悔するほど凄かった。
ほぼ主人公の部屋のみで物語が進むにも関わらず、全く退屈しない。
構図から何から計算され尽くし>>続きを読む
骸骨→ 石膏発掘 →祭りの流れでのラストは何とも言えない気持ちよさがある。
だけど、鑑賞してるこちらとしては「お互いに愛し合っているのは明白だろう!」と終始ウズウズ…。
他人同士の夫婦が連れ添うという>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
カビリア登場からの旦那さん慰めシーンにビックリ。
ジュリエッタの存在感。
撮影中に全てにイライラする監督のシーンも面白かった。
だけどもとにかく嫁に終始イライラ!
でも、憧れの王子様に迫られても、落ち>>続きを読む
ダンスのクオリティが本当にすごい。
ロミオとジュリエットぽいなと思ったら、ロミオとジュリエットだった。
人種などの多様性について描いていたのは凄く興味深かったけど、兄の事件の後すぐに当事者の恋人と結ば>>続きを読む
フェデリコフェリーニとミケランジロアントニオーニ目当てに観てみたけど、3作目のディーノリージが1番好みだった。
なんてことないラストシーンなのに余韻が残る感じがすごく良い。
ディーノリージの映画観てみ>>続きを読む
イコン画家アンドレイルブリョフを描いた歴史映画とのことだけど、タルコフスキー自身だったり、アーティスト全般の事を描いているように思う。
鐘職人の父親は息子に何も残さなかったが、鐘職人の残したDNAであ>>続きを読む