ちかさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

ちか

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悪霊(1987年製作の映画)

3.5

小説を読んでいる時想像していたキャラやシーンのイメージと、あってるなあ、ちょっと違うなあって、こたえあわせしながら見ました。
原作がかなりの長編で、短時間でたくさんの出来事が起こることもあってか、映画
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第三世代(1979年製作の映画)

4.3

冒頭から、「これは面白い映画に違いない」と確信した。
正しい予感だったのだが、かなり難解でもあった。それでも面白かった。
ともかく、歴史背景もショーペンハウアーも何も知らない私には会話の内容が意味不明
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ふたりの女王 メアリーとエリザベス(2018年製作の映画)

3.7

想像の3倍くらい良かった
女性監督らしく、女性がとっても綺麗に見えた。特に主役のシアーシャローナンのかわいさいうくぎずけだった。
女性として2人がとってもカッコよく、賢くて憧れる。

狼たちの午後(1975年製作の映画)

4.6

徹底したリアリズムの素晴らしさとアルパチーノ演じるソニーという人物の深さに、胸が苦しいほどだった。
この手の事件がテーマの映像作品は、再現映像からドラマまでいくらでも見る機会があるが、この映画で描かれ
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アフリカの女王(1951年製作の映画)

3.1

主演のキャサリーン・ヘップバーンは、映画至上最も偉大な演技派女優だとか、ティルダ・スウィントンのような中性的に美しさだと知っていたが、彼女の出演映画は意外と知らないものばかりだったので、初めて演技する>>続きを読む

エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

4.8

ラストシーンに映画館で涙が止まらなかった。
なんて美しい自伝なんだろう。

ドイツ零年(1948年製作の映画)

4.3

絶望的なラストシーン。
少年が、おもちゃの銃を頭に当てるシーンが悲しかった。

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

5.0

こんないい映画を見るといつも、現実と映画の中の世界が逆転するような感覚がある。映画の中の方が、間違いなく、「真実」だと感じる時だ。
朝、夢から醒めた後の数秒間のように。まるで、不眠症の「僕」のように。
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エル ELLE(2016年製作の映画)

4.9

あっぱれ、ミッチェル、イザベラユペール!!!
怖い怖い、サイコスリラーだけど、
この映画を見た後、なぜか女性として強くなった気がする。

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

5.0

大好き、大好き!
この監督の、善人と、悪人の描き方が好き!
音楽も、天才的。
まさに甘美な悪夢を見ているよう、、、。

トト・ザ・ヒーロー(1991年製作の映画)

5.0

一人の男の一生を描いた、たった90分の完璧な作品。
映画のファーストシーンと、ラストシーンが、完全に対応していて、ラストシーンのカタルシスの素晴らしさに、涙が止まらなくなる。
個人的に、この監督の幼少
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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

5.0

この映画の世界に夢を見ているみたいにのめり込める。
哲学や、思想もぶっ飛ばされる。
細かいことはどうでもいいという精神。
映画のエネルギー、生命のエネルギーにただただ圧倒。
考えるな、感じよう

普通の人々(1980年製作の映画)

5.0

大切な大切な映画。
人間心理の描き方の緻密さ、徹底さに心打たれる。
家族の難しさを、どうしてこの監督はこんなによくわかるのだろう、、、
お父さんが、夜中にお母さんに話すシーンが忘れられない。

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.5

映像美に圧倒される。
誰が正義でもない映画。
昔見た時は、レプリカントがあまりに怖く、デッカードを応援したが、今見ると、ただ仕事に生きるデッカードよりも理不尽な現実に反抗するレプリカントの方が、かっこ
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50/50 フィフティ・フィフティ(2011年製作の映画)

3.4

がん患者を題材にし、感動モノとして消費する映像作品とは一線を画していた。
アダムが等身大(私にとって)であることと、カイルの人柄が良かった。
がん患者であることを利用してナンパするシーンが楽しかった。
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

3.3

題名と、I’m singing in the rain ~ってよく聞くなぁって視聴。
今の時代に見ても、とっても楽しいコメディだったのかあ!ユーモアのセンスばつぐん。
ダンスも、あんぐりするほどレベル
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卒業(1967年製作の映画)

5.0

進路や就職で悩む若者の誰もが共感できると思う。
そうでなくても、なんとなくこのままでいいのかという不安、心の奥の声に耳を傾けること、自分らしさとは何か、、を投げかけてくる映画だ。
映画史上最も有名なラ
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