chilさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.5

ゾンビコメディ。
それほどゾンビは出てこない印象だが、気楽に見れる映画。

アーカイヴ(2020年製作の映画)

3.7

ラストが良かった。イマイチなぜ追われているかの説明がしっくりこなったり、日本語のデザインが目についたりはしたが、ストーリーには引きこまれた。とてつもなくリアルな造形に機械模様をあえて入れた意味にひっか>>続きを読む

プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.9

面白かった。ジャケットのB級感がなければもっと話題になっていたのではと思った。
最後まで見て、終点で一つに帰結するという台詞の意味がストンと落ちた。真相が明らかになる途中での、恋愛から出産への物語の強
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ステップ(2020年製作の映画)

3.6

山田孝之は良い俳優だな〜と再認識させられた映画。子役を3人起用しているが、変わった後の違和感や雑念が浮かんで邪魔をしていたので2人で良かったのではと思ってしまった。演技は良かったが、特に小学校入園直後>>続きを読む

私の中のあなた(2009年製作の映画)

3.9

素敵な映画。ストーリーの真実にきちんと筋があり納得感があった。山場は多いものの号泣するほど盛り上げるような場面はなかったが、ただのお涙頂戴のエンタメにしなかったところがとても好感が持てた。

スタートアップ!(2019年製作の映画)

3.7

面白かった。ハートフル映画。珍しく面白おじさんかと思いきや結局はやはりそっちの人だった。

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

3.8

懐かしさもあり素敵な映画だった。空を飛べてもジジの声がきけないのは、飼い猫から一匹の猫になったということなのかなと思った。

フード・インク(2008年製作の映画)

3.7

面白かった。日本は食肉会社などがアメリカほど表にでてない印象を持った。アメリカで言う食肉メジャーなどはあるのだろうか?
自然な農業を推奨する農家が持続可能な農業を訴えていたが、社会がそれを求めていると
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.3

ストップモーションアニメとしての制作過程などは特集で知っていたので、ほとんどの作業を自らこなしたその執念はすごい。映画のストーリーとしては、結局ラストまとまってはいなかった印象だった。

太陽の下で 真実の北朝鮮(2015年製作の映画)

3.4

北朝鮮という題材が面白かった。
演出して見せたいものとその奥に映るリアルの差が描かれていて、生活の豊かさ、彩度の違いが色濃く出ていたように思った。
ただエンタメとしての面白さは薄く、長い演奏シーンなど
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7番房の奇跡(2013年製作の映画)

3.0

期待値が高いだけにとても残念だった。
はじめから終わりまでリアリティは一切なく、茶番のような感動仕立てのストーリーに全く感情移入できなかった。障害者設定もシーンによってやけに理解が良かったりと都合が良
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悪人伝(2018年製作の映画)

4.1

これは面白い。マ・ドンソクと武井壮似と和牛似のクライムアクション。刑事とヤクザが手を組んで地下を闊歩するシーンとか、ところどころクサいけどアツい演出が良かった。現実的なことは置いておいて、終盤の展開も>>続きを読む

プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵(2020年製作の映画)

3.4

余計なシーンがなくサクサク進んで見やすかった。各キャラクターの背景や内面、エピソードなどがあまり描かれておらず、それぞれに特に思い入れもないまま、ただただ脱走劇をみせられたような印象になってしまった。>>続きを読む

劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)

3.0

CGのせいでジブリ特有の豊かな表情がまったく表現できていなかった。結局魔法を使わないストーリーもよくわからず、芸能人がやってます感の声優もダメだった。

殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.3

概ね面白いが、毎度取り調べシーンが酷すぎて引き戻されてしまった。初回のドロップキックは笑ってしまった。実際の事件を元にしていると知らなかったので、長い割にラストがまとまらず残念に思ってしまった。

LOOP/ループ -時に囚われた男-(2016年製作の映画)

3.3

謎を残した終わり方が良かった。ループに関してはルールがチグハグで、見ながら違和感を覚えた箇所があった。詳細は置いておいて、なんとなくループの世界を楽しめる映画という位置づけかと思った。

ザ・セル(2000年製作の映画)

3.5

世界観の構築がすごかった。冒頭数分、衣装の古さもありB級映画の予感が強くしたが、中盤からは怒涛の映像だった。美術としてここまで飛んだ映画もなかなかないと思う。インセプションと比べてしまうだけに、ラスト>>続きを読む

デイブレイカー(2009年製作の映画)

3.1

細部が詰まっておらず、ザB級映画。ビビらせるためだけのコウモリ演出がうっとうしく、流れ止めてまで入れる必要性を全く感じなかった。主人公の周りで重大なイベントが起きすぎで、世界観がとてもチープだった。

ファイナル・デスティネーション(2000年製作の映画)

3.6

ラスト良い終わり方するな〜!という映画。
20年前だとしてもスピルバーグ映画のようなより古いSFっぽい雰囲気の音楽が印象的。ツッコミどころは多少あるが話も重くなく、テンポ良く進むので気軽に楽しめた。

拷問男(2012年製作の映画)

3.4

実際に私刑を下すというストーリー。重い。
被害者遺族の虚しさに重なるように作っているのかと感じた。邦題の拷問男はその辺りの感情に適してなさすぎてさすがに酷い。あからさまに涙を流したり失禁する描写がなか
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ブレイン・ゲーム(2014年製作の映画)

3.6

面白かった。
ラストまで終始緊張感が途切れずハラハラした。ラストシーンで結局はその通りになってしまうことの示唆だと受け取った。ただ相手側の背景が描かれていないので、なぜ老い先短い老人に継ぐ必要があった
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.3

概ね面白かった。前半軽快でとても良い流れだったが、中盤以降毛色が変わって失速した印象だった。もっと純粋な殺戮ゲームを膨らませた方が合っていたと思う。最後のアクションも間延びしすぎなのに緊迫感の無い台詞>>続きを読む

ホリデイ(2006年製作の映画)

3.5

綺麗な映画だった。
よくあるハッピーエンド感満載なジャケットだが、ちゃんと穏やかな気分になれた。
真面目なジャック・ブラックが最初気になったが良いキャラで良かった。
海外のほっこり系の手法として、山場
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ザ・ドア 交差する世界(2009年製作の映画)

3.4

前半あまりSF感がなくやや退屈だったが、後半は設定を活かしてよく盛り返したと思う。タイムリープものながらあまり見ない展開にそそられた。主人公が5年に対し、隣人は8年との説明が違和感だったが、それぞれ遡>>続きを読む

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.6

綺麗な音楽が印象的だった。
富や名声より大事なものがある、をそのまま物語にした映画。
戻ってきた現実での主人公が素敵だった。

ガール・イン・ザ・ベースメント(2021年製作の映画)

3.4

なかなかハードだが割と早回しなのが救いだった。元がドラマだったのか、ところどころ暗転する部分が気になった。

第9地区(2009年製作の映画)

4.0

4度目の視聴。
SFモキュメンタリーとして設定と映像がとても良く練られていると思う。
あえて汚いビデオを混ぜたりしてるのも巧みで、要素盛り盛りながら息つく暇もなくラストまで描ききっている。
端的に見せ
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オーシャンズ(2009年製作の映画)

2.5

とても退屈ですぐリタイアしてしまった。動物ドキュメンタリーで言えば、例えばダーウィンが来た!のようにふと見始めたら最後まで見てしまうような中身が全くなく、ただただそれっぽい綺麗な映像を流しているだけ。>>続きを読む

トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.6

面白いがかなり大味な印象だった。未来潜入まではいい意味で落ち着く暇もなく、絶望的なクリーチャーとの対峙はとても緊迫感があり引き込まれた。その後は全体的によりツッコミどころが多く、雪原での肉弾戦はかなり>>続きを読む

残された者-北の極地-(2018年製作の映画)

3.1

セリフもなく単調なのでかなり退屈だった。ラストようやく少し盛り上がったが、消え去ったヘリのご都合主義感が否めない。ラストシーンはもっと練ってほしかった。

テロ、ライブ(2013年製作の映画)

3.8

面白い。要素盛り盛りながらうまく繋いでいたと思う。韓国映画らしい怒涛の展開に高まった。大統領の顔が割れた画面で見えないとかとてもうまいなと思った。これもやはり格差社会が根幹にあり、韓国社会の温度感を感>>続きを読む

7つの贈り物(2008年製作の映画)

3.5

てっきり未来が見えるとかSF的なものを予想していたので中盤あまりストーリーが進まず少しイメージと違った。がラストに種明かしでなるほどなという感じの映画。恋人っぽくなっちゃうのだけは、未練というか等身大>>続きを読む

シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

3.5

面白かったと思うが思い返すと色々気になる映画だった。前半ちゃんとミステリー風だったのに終わってみれば強引なコメディ感が残ってやや違和感。脚本も展開を読ませないための脚本のような印象で、ストーリー全体と>>続きを読む

プレステージ(2006年製作の映画)

4.3

前情報なく期待せず観たらとてつもなく面白く、暗転後のクリストファー・ノーランのクレジットを見て納得した。
瞬間移動マジックのタネを探り合う二人のマジシャンの物語。片方のタネはおおよそ中盤あたりで予想が
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ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男(2017年製作の映画)

3.7

面白かった。
流れや繋ぎもきちんと組み立てられている印象で安心して見ていられた。ボルグ役が本人そっくりで驚いた。コート上で寄りのシーンが多いのは仕方ないが、それ以外は特に違和感なく試合に集中できたのが
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ガガーリン 世界を変えた108分(2013年製作の映画)

2.9

あまりにも退屈でストーリーの軸すら見えず何を見せたいのか全く感じ取れなかった。かなり粘って耐えたが一時間でリタイアしてしまった。宇宙ものでここまで面白くないのも珍しいくらいの内容だった。