chilさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

chil

chil

映画(460)
ドラマ(0)
アニメ(0)

囚われた国家(2019年製作の映画)

3.6

宇宙からの侵略者に対する人間側のテロが描かれていて概ね好きだった。ストーリーも良かったが全体的に少しわかりにくく不親切ではあった。終わり方もよくあるそこで終わるんかい的手法で暗転して終わるのが個人的に>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.5

ひとつの空間だけで話が展開し、よく考えられているなと思った。長回しのシーンが多く、主役の演技がよりリアルに感じられた。
ラストカット、電話の相手が誰かは見る人によって違うのかもしれない。

ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(2019年製作の映画)

3.1

オチの酷さは承知の上でやっと見れた。
映像やアクションは良かったが、ところどころコメディっぽさが鼻につき、声優の芸能人の顔が浮かんできていちいち邪魔だった。
そういう設定だったとしても強敵も一撃で倒し
>>続きを読む

007 スペクター(2015年製作の映画)

3.6

またまたアクションが気持ち良かった。
だが4作目だけあって新鮮味のある要素があまりなく、相変わらずすぐ情事に流れるのが意味不明で萎えたのも同じだった。二作目以降、色恋の要素がことごとく邪魔をしていると
>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.7

面白かった。
序盤、戦闘が始まるまでテンポが悪く間延びして感じたが、アクションが始まればさすがのエフェクトで盛り上がった。敵がありがちなミルワームみたいな姿になっちゃうのがとても残念で、あのキャラ特有
>>続きを読む

007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.7

ここまでの3作では一番好みだった。
Mをママと呼び執着する点や、常におちゃらけてるようなキャラ、いつも子分を引き連れるスタイルなどが相まって、敵がどうしても小物に見えてしまった。中盤追いかけっこも長く
>>続きを読む

007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.6

前作同様パルクールからのアクション盛り盛りで、車に船に飛行機に、で派手だった。ぽっと出の女性を抱いたシーンが唐突すぎて、悪い意味でずっと疑問に残った。前作ボンドのポカ具合はなく安心して見ていられたが、>>続きを読む

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

3.7

深くは理解できていないが面白かった。全編アクションに振っている印象で、シリーズ知らないで見ていると何のために今この行動してんだっけ?と何度もなった。暗殺されかけておいてその場で何もしないのは気になった>>続きを読む

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

2.5

酷い出来だった。オススメできない。
ヒロインが子持ち設定のせいでそこそこの年齢なのに、ズレたことしか言わないのが終始イライラさせた。ストーリーとしてもツッコミどころが多く無茶苦茶だった。潜水艦はガンダ
>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.5

2時間ずっと緊張感があり退屈しなかった。
しかしジョーカーと聞いて想像するヒリヒリするような残虐性が見れる訳ではなく、可哀想な生い立ちの男が何人か殺しちゃいました程度のストーリーに思えて物足りなかった
>>続きを読む

CUBE(1997年製作の映画)

3.3

当時では画期的だったんだろうが現代の視点だと見事なB級映画だった。
序盤はどんな罠があるのかドキドキして見れたが、以降はかなり失速した印象。
ラスト何かが明かされる訳でもなく、ただただ投げっぱなしで終
>>続きを読む

ライフ(2017年製作の映画)

3.5

ラストの見せ方がうまかった。
ただ結局は意図しない人間のミスが多く、宇宙飛行士とヒューマンエラーが本来結びついてはならない関係性なので、ストーリーとしてのご都合感はそれなりに感じてしまった。
ここの日
>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

ラストがとても心地よい映画だった。
人種差別の理不尽さと音楽映画の楽しさが混ざり合った映画で、学のない無神経な主人公がそのバランスをうまく前向きに調整してくれた印象だった。人種差別メインではなく同等の
>>続きを読む

エスター(2009年製作の映画)

3.7

疲れる映画。
入浴を見られるのと歯医者を拒絶するあたりで序盤からなんとなく予想はできていたが、徐々に明らかになる本性にハラハラした。
ラストまで見たあとで、子役が12歳の少女だと知りまた驚かされた。

インセプション(2010年製作の映画)

4.1

二度目の鑑賞。
インターステラーでもお馴染みの360度背景が映るだけでなくその境目を渡ったり、ジョセフ・ゴードン・レヴィットの無重力でのアクションもアツい。映像的にも役者的にも個人的にかなりハマってい
>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

3.3

イーストウッド作品にしては物足りない印象だった。
アメリカ的な家族愛に目覚めるというテーマが少し安っぽいというか、その上で特筆すべき何かをあまり感じなかった。

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

初見では恐らくよくわからない映画。
二度目を見て初めて物語が正しく繋がり、面白さがわかる。だが初回では理解しづらいという前提は良くも悪くも取れるかと思う。
頑なに名前を語らない主人公が新鮮だった。最後
>>続きを読む

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.9

面白かった。
どうしても近未来設定でB級感が漂いがちなAIものの中で、とても完成度高くまとめられている。下手に顔認証のCGとか架空の未来ガジェットを出していないのが良かった。
主要キャラ数人のみで進行
>>続きを読む

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.5

とても今っぽい映画だと思った。
よくあるサクセスストーリーだが、あまり深く考えずに前向きになれる映画。
彼氏役がキャラとして良かった。

チェンジリング(2008年製作の映画)

3.6

イーストウッド映画らしい響くものがあった。
事実を元に、にしても序盤の警察の対応があまりにも無茶苦茶すぎて映画から少し引き戻されてしまった。
ここから、というシーンでテロップでのラストだったが予想と違
>>続きを読む

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.3

部族から逃げ一人サバイバルしながら復讐を果たさんとする映画。
音楽と映像は壮大でとても良かったが、ストーリーはご都合主義な印象。不死身すぎる主人公に後半は少し冷めてしまった。洞窟や木陰を探すでもなく馬
>>続きを読む

プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.7

かなりハード。
所々目を背けたくなるような描写があり、サイコ要素強めだった。
ミステリーとしても後半まで誰が犯人か掴めず、ラストにタイトルの意味が重なる流れが良かった。

デイ・アフター・トゥモロー(2004年製作の映画)

3.4

自然が猛威を振るう系映画。
前半の迫りくる竜巻や津波の派手さに比べると、後半は少し盛り上がりに欠けた印象だった。そこを補うかのような狼演出が必要だったか少し疑問。中国チックな日本の描写はとても残念だっ
>>続きを読む

31年目の夫婦げんか(2012年製作の映画)

3.5

なかなか当てはまる部分もあり少しドキッとさせられた。
仕方ないにせよ邦題は少しズレているかと思った。

アクアマン(2018年製作の映画)

3.7

面白かった。アツい。
序盤でメカメカしい兵士がレーザー砲で壁をぶち壊して乗り込んできた違和感さえ飲み込んだら、後はあまり気にならなくなった。
いかにもアメコミな血筋やら生き別れの家族やらの展開が盛り盛
>>続きを読む

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.8

良かった。
序盤の怪しい1シーンが、後半までうまく効いていたと思った。
運輸局が強い疑惑を持っている見せ方だけは物語としての脚色だが、同じ機体を購入したり実際現場にいた人たちを多く起用するなど、イース
>>続きを読む

ぼくと魔法の言葉たち(2016年製作の映画)

3.7

ドキュメンタリー映画。
ずっと実写だと映画感が薄く、映像的にもダレることも多いが、この映画はディズニーアニメとオリジナルのアニメを混ぜながら、うまく90分構成されている印象だった。
親の死後を想像して
>>続きを読む

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.3

終始ふんわりしてるコメディ映画。終わりもかなりふんわりな印象。
役に合ってないのか佐藤浩市が序盤かなり棒読みに感じ、ディーンも時折台詞くさいのが気になった。
中井貴一は好きだし、ぼーっと見る分には面白
>>続きを読む

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.7

面白かった。敵の使う双剣風が武器としては格好良かったが、殺陣はかなりスローでそれほどアツくはならなかった。中盤の宇宙での追いかけっこが少し長く半ばでダレた気がした。ラストのキャラが出てきたのはワクワク>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.9

とても面白かった。メジャーなキャラが多く、展開もわかりやすかった。
一見珍しくメンバーがなかなかアジア寄りな気がしたが、この世界のコンテンツとしてはなるほどなと思わせる設定だったと思う。
王道感という
>>続きを読む

バトルシップ(2012年製作の映画)

3.2

長くて中盤ダレて寝てしまった。浅野忠信の吹き替えがなかなかキツい。物語に軸がないというか敵の目的もあやふやだし、何を長々戦ってたのかがあまりよくわからず、ゴチャゴチャとした戦闘を見ているだけの気分だっ>>続きを読む

遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.5

面白かった。古さは仕方ないがずっと緊張感がありゾワゾワとさせられた。血液検査シーンがとても良かった。ラストがやや謎を残して終わったのが気になる。

コンタクト(1997年製作の映画)

4.2

傑作だった。
インターステラーが細密な映像の描写だとしたら、こちらは宇宙へのロマンを見せてくれた印象だった。
箱型のコンピューターや無骨な無線機を見ると古い映画のようだが、とんでもない。映像的な手法も
>>続きを読む