chilさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

chil

chil

映画(460)
ドラマ(0)
アニメ(0)

メッセージ(2016年製作の映画)

3.5

映像や音楽はしっかりとしたSFを感じさせ、宇宙言語や意思疎通の描写はとてもワクワクした。しかしラストがふんわりというか、オチだと思ってなかったものがオチとして提示されたのでかなり拍子抜けだった。映像と>>続きを読む

テイク・シェルター(2011年製作の映画)

3.4

序盤がまま退屈で止める寸前だった。徐々に病んでいく描写から盛り上がり、シェルターを出るシーンがピークか、と思いきやのラスト。シェルターを経て家族みんな病んだのか、現実なのか、ラストまるまる夫の妄想なの>>続きを読む

マシニスト(2004年製作の映画)

3.4

序盤からシャッターアイランドとかそれ系かな?と思いつつ、結局それほどまでは盛り上がらなかった印象だった。いまいち何をテーマとして見せたいのかがわからなかった。

セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

3.4

うーん、設定からもうちょっと良くなりそうなだけに惜しい映画。それだけハイテクなら食料なんてどうとでもなりそうだし、子供がスケボーで指切断して一人で無事に帰ってくるとか、ところどころに内容や描写に無理が>>続きを読む

スーパーサイズ・ミー: ホーリーチキン !(2017年製作の映画)

4.0

すごい。一人でここまでできるのかというドキュメンタリー。映画としてのクオリティもかなり上げてきた。キャラクターのアニメも良かった。ファストフード業界に殴り込みをかけ、映画として世に放った一本。数々の批>>続きを読む

スーパーサイズ・ミー(2004年製作の映画)

3.6

予想以上に興味深く面白かった。多少偏ってはいるかもしれないが、3人の医師に診てもらいながら、肥満に関しての取材を行いつつ、ひたすらマクドナルドを食べ続ける。ただただジャンクな素人映画かと思いきや、きち>>続きを読む

ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

3.7

内容はいかにもなB級ゾンビ映画だが、とても見やすく常にワクワクさせてくれる映画。下ネタがまあまあ強いので一人でみたほうが無難かも。まさにソーセージ係だった。

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.8

とても面白いし緩急がすごいので引き込まれる。ただ設定がなんとも中二感がありどこかで見たような内容で、しかしながら見せ方はとても上手いから格好良くもありなんだか悔しいような映画。伏線やらアクションシーン>>続きを読む

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.8

想像していないくらいハードで完成度も高い映画だと感じた。ジャケットで損をしている映画だと思う。ふいに息を呑むシーンが多くとても引き込まれた。主人公がさながらFBIのようだが、その理由も明確に明かされ、>>続きを読む

映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~(2019年製作の映画)

3.6

つくづく大人になって感じることが変わるのがクレヨンしんちゃんのすごさだと思う。今作はみさえをメインにした、ひろしを救う物語。ひろしを追う時間が長すぎて内容が薄かったり、大ボスがキャラとして全くダメだっ>>続きを読む

青天の霹靂(2013年製作の映画)

3.7

色々なシーンで過去と未来が繋がっているのが良かった。ホームレスの部屋にあったナメクジのついた汚い缶が、病院では全く違うものだが同じように落とされて見せることころがうまかった。あえてずっと名前のないぺぺ>>続きを読む

空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

3.7

序盤からテンポ良く進むので見入ってしまった。長瀬のイメージに合った役で、熱さがよく出ていた。結局は一番の鍵が他人のものだ ったのが少しもったいないがリアルではあった。やたらキャストが豪華。ラストあの感>>続きを読む

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.1

ずっと気になっていたが、正直あまり良さがわからなかった。開始から細密な絵には驚いたが、漫画としては至高でも映画としては厳しいのではという印象。時代のせいか、突発的な効果音が爆音なのに対し、キャラの台詞>>続きを読む

コンカッション(2015年製作の映画)

3.6

社会派。コンカッション=脳震盪。ボクシングもそうだが、明らかに身体に重大なダメージを与えるスポーツを、慣れなのか何の疑問もなく見れていたことに不安を抱いた。この映画の中では、フットボールに盛り上がる観>>続きを読む

パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.6

中盤まではとても良かった。3人目の登場から少しご都合主義的な部分が見え、もうちょっといけたような気がした。吹き替えの水樹奈々が悪い意味で気になってしまった。

ホビット 決戦のゆくえ エクステンデッド・エディション(2014年製作の映画)

4.0

アクション盛りだくさんで疲れるほどの見応えがあった。亡霊との戦闘が好みで、サルマンがいつ裏切るのかとワクワクした。正直なところ亡霊のくだりはこのシリーズだけでは理解できず、ロード・オブ・ザ・リングのほ>>続きを読む

ホビット 竜に奪われた王国 エクステンデッド・エディション(2013年製作の映画)

3.8

さすがのファンタジー大作。3部構成の2作目なのに全くダレずに面白い。スマウグが喋りすぎて恐ろしくないのが気になったが、原作でそうなら仕方ない。カンバーバッチが演技するメイキングが面白かった。二人ともシ>>続きを読む

ホビット 思いがけない冒険(2012年製作の映画)

3.8

公開時以来の鑑賞。3作みたはずがほぼ覚えてなく純粋に楽しめた。ほぼ3時間とまあ長いが、CGの見応えがあり画面が終始しっかりファンタジーなのはさすが。一作目ということで、敵もずいぶんポップでまだまだこれ>>続きを読む

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.6

大きな波はないがゆっくりと暖かい映画。名作として有名な一本だが、現代映画と比べると正直なところ言われているほどではなかったと感じた。親友がとても良かった。学はなくても心が暖かく描かれていて惹かれた。ラ>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.7

前作には遠く及ばなかった印象。スパイものだとしても死を軽く扱いすぎで、この人そんなにあっけなく死ぬのかと驚いた。死に様も下品で、子犬も違和感だった。エルトン・ジョン推しだったがこの映画には邪魔に感じた>>続きを読む

キングスマン(2015年製作の映画)

4.3

果てしなく良かった。格好良くてオシャレでどこまでも男心くすぐる映画だと思う。人が殺戮されていくシーンがとんでもなくオシャレでもうよくわからない。キャストも最高だった。

オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主(2013年製作の映画)

3.7

まさに娯楽映画という感じ。テンポがとても良く、アクションも恋も推理もあり、CGも多く飽きさせずに楽しませようという気概を感じた。
ラストがまたよかった。次はNYに続いていくような終わりだっただけに残念
>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.5

あっという間の2時間だった。長回しで主人公がずっと画面にいるためRPGの主人公のように見えた。そのつくりから主人公が死ぬことはないんだろうなと察してしまい、戦争映画でありながら死の恐怖をほぼ感じなかっ>>続きを読む

アンディ・マリー: 再起までの道(2019年製作の映画)

3.5

テニス好きなら間違いない。人間らしさがよく見えて応援したくなった。

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

3.3

三浦春馬がずっと不憫で仕方なかった。モデルとなった本人はもともと奔放な人格だったとしても、高畑充希まで嫌な人間に見えてしまい、終始一歩引いた目線でみてしまっていた。原作から改変された部分もあったようで>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

3.5

ここに書かれているような穏やかで美しい日常~、ではないように見えた。インテリアや料理について個性的だねと肯定はするが、好きでもないし美味しくもないから本心の言葉はあまり出てこない。日々を取り繕いながら>>続きを読む

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

3.9

一市民の目線で、淡々と戦争の苦しみが描かれている映画。徐々に銃声にも反応しなくなる主人公だが、見ている側も同じく感覚が麻痺していく様に、戦争の恐ろしさを感じさせられた。逃走後は終始窓の向こうで繰り広げ>>続きを読む

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

3.6

前作よりはるかに面白い。1は映像もストーリーも突っ込みどころが多すぎて、よもやおバカアクション映画だったが、2はちゃんとアクション大作になっている。回想がメインなのはバーフバリではお愛嬌か。そのため現>>続きを読む

バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

2.9

開始五分で察する映画。インド映画一位!と謳うアクション超大作のつもりで見始めるとすぐ消したくなるが、インドのおバカアクション映画だと考えなおすと楽しめた。CG盛り盛りだし絵的には退屈しないと思うが、そ>>続きを読む

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.8

こちらの方がよほどシャイニングしていて、個人的には肌に合っていた。前作のリスペクトを感じさせ、またうまく用いながら、ストーリー的には原作の方に寄せているのかと思った。150分退屈な時間がなく、最後まで>>続きを読む

シャイニング(1980年製作の映画)

3.6

よくわかんないというのが率直な感想。タイトルのシャイニングは全然使われないし、そもそも必要かと思ったが、原作から大きく改変されてると知り納得した。ホラーの名作として、頭に残る構図や絵作りの巧みさ、役者>>続きを読む

残酷で異常(2014年製作の映画)

3.5

わかるようなわからないような映画。サクッと見れて良かった。ドリスがそうなったように、次はエドガーがそうなるのかなと思った。

アップグレード(2018年製作の映画)

3.6

近未来設定ならではのB級感は否めなかった。人間対機械だとおおよそ最終的には人間が勝つ印象だが、ラストがバッドエンドなのが個人的には新鮮で良かった。

アス(2019年製作の映画)

3.7

序盤はホラー、中盤でサイコ、終盤はミステリーな感じ。恐怖は徐々に薄れていく印象。トリックというか種明かしのネタとしてはあまり好きじゃなかったが、終わったと思わせてのラストは良かった。序盤にそう思わせて>>続きを読む