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脚本の坪田文さんが演劇畑出身だからか、シーン作りが演劇を思わせるようなもので(抽象的な番組など)そこが本作の人間を描くという点において面白くみれた。群像の繋ぎもさすがといったところ。
衣装やレイアウ>>続きを読む
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冒頭のAIがいる生活の描き方がとてもよかったけど、舞台設定としての機能が多くてちょっと肩透かし。話の強引な展開させ方(感情を積んでいく段取りが見える)、ミュージカルシーンの突拍子の無さのわりに視界には>>続きを読む
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原作のファンで鑑賞。原作で好きだった孤独とままならなさと無邪気な怒りが足りなかった。大人じゃないんだよ、彼女たちは。行儀良くもできないくらいの衝動をフィルムに載せて欲しかった。
愛を演じている子がア>>続きを読む
二人の少女の関係性と会話の雰囲気が全てで、その全てが素敵な作品だった。どことなく北野武的な空気を感じた。
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十七歳の少女が中絶をする話。セリフが少なく空気で見せていくのは好み。原題の「『Never Rarely Sometimes Always」を問いかけるシーンはとても引き込まれた。(冒頭にタイトル演出も>>続きを読む
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電脳コイルから小西賢一さんのキャラデザがとても好きで、それを堪能できたのが一番大きい。背景美術の設計から色彩まで攻めた作りが面白い。人物の動きも細かく、質感を感じられる作りはさすがスタジオ4°Cといっ>>続きを読む
友達に誘われて久しぶりに観たコナンの映画。思えば「天国へのカウントダウン」以来観てなかったので約20年ぶりということになる。気付けばコナンの世界にスマホが導入されており、そこにまず驚いたり。イベントム>>続きを読む
技術と執念は本当に凄いと思うのですが、設定上背景の劇的な絵変わり(色味?)がないのと、作劇が演出のために動いている気がして、ちょいと飽きてしまいました……。映画を見るより映像技術を楽しみにいくスタンス>>続きを読む
自然、人、繋がり。人生は果てのない旅というけれど、その旅先を決めるのは自分で、旅に行くのも自分で。他人には歩めないその人だけの生き方があることを考えさせられる作品。人生の終着点手前の人々の話だからこそ>>続きを読む
体感に振り切っているのでアトラクションのような作品だなあと思う。乗って揺られてるだけで楽しい。全話公開されたら一気見したいが、それが出来るまで生き残らねば。
配信サービスに入ったので久しぶりに視聴。アニメっぽい流れではあるが、子供たちが殺し合うシーンに人間らしいリアリティが垣間見えるのが高ポイント。閉鎖空間サバイバルものとしては外せない一作。個人的に千草の>>続きを読む
シンエヴァを観て見返した。圧倒的な計算とセンスが詰め込まれた作品。物凄い熱量と情報量を浴び続ける2時間だが、映像的快楽が溢れ出して画面に引き寄せられしまう。作家性の強い庵野秀明監督が、一般に広く受け入>>続きを読む
監禁されていたという設定から大団円に繋げる手腕が素晴らしい作品だった。「好き」が全てをつなげていく流れがとても好きだった。
エヴァとは自分との対話であり、どういう見方をして、どう愛して、どう受け取ってきたかであるので、本作でそれぞれが違う揺さぶられ方をしたはずだから、どの感想にも間違いはない。
僕にとっては庵野秀明監督の>>続きを読む
こんなにも清々しく希望を持って劇場から外に出れる作品に出会えたことを幸福に思う。シスターフッド映画ではあるが、男性を卑下するような描き方をしてないのも好ポイント。生まれや環境によって規定されてしまった>>続きを読む
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終始ピンとこない作品だった。主人公(?)の少女が難病であることが作中で明確に示されることがなく、しかしそれを前提に話がその周り(父、母、彼氏)と同時並行に進むので、掴みきれず、カタルシスに辿り着くこと>>続きを読む
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カップルが出会い別れるまでの話。とにかく同じものでしか繋がれないということが気になってしまって、感情移入できなかった。恋愛って違いを楽しむものだと思っているので、いつまでも本人たちは自分の世界の中にい>>続きを読む
『大人になった方が楽しいことはいっぱいあるのに、大きなお世話よね』このメッセージをいまどれくらい書ける人がいるのだろうか。
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セーラーサターンの変身シーンが見れた。それには価値があったと思う。
前編に引き続き脚本が本当に面白くない。ただ設定を並べて語るだけ。展開にキャラクターが走らされている。強引な展開をするための演出もな>>続きを読む