よねちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.9

ミュージカルが苦手な私でも、心の琴線に触れる歌唱と楽曲に、ラストまで飽きることは全くなかった。人は決して孤独じゃないんだという強いメッセージ性が感じられて、本作から感動と勇気をもらえたほどだ。
加えて
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.6

本題に入る前の前置きが少し長めで、すーっと入り込めず、展開のテンポが今ひとつという印象を拭えず。登場人物が沢山いることで犯人をカモフラージュするつもりが、犯人が案外分かりやすい。
原作を読んでいる人な
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アダム&アダム(2022年製作の映画)

3.8

Filmarksオンライン試写会にて鑑賞。
近未来SFシリーズにあるようなストーリーで特段目新しいというのではないものの、子供役のアダムと大人になった未来のアダムとの粋なやりとりに序盤からぐいぐい引き
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アジアの天使(2021年製作の映画)

3.8

本作は、日韓実力派俳優競演のロードムービー。
改めて、オダジョーと池松壮亮の兄弟って、オダジョー脚本のNHKドラマ『オリバーな犬、このヤロウ』でもいい空気感を醸し出していたように、今日本で一番相性のい
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君は永遠にそいつらより若い(2021年製作の映画)

3.7

佐久間由衣と奈緒出演作品のため、期待してレンタル。
総じて、前半はよくある学生の日常風景の一部で、後半は2人に隠された暗の部分にフォーカスしている。2人が抱え込む苦悩や葛藤、過去から引き摺ってきた辛い
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ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

3.7

本作は、中国香港映画『少年の君』制作スタッフによる製作映画。
女性の友情を描いた作品として、着けてる下着のタイプや胸のことをいじってふざけたりするようなところなど概して男性には分かりにくいところも時々
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少年の君(2019年製作の映画)

3.8

中国香港映画は時々しか借りないが、気になった作品だったので、レンタル。
本作は、単に『いじめを描いた作品』としてだけでなく、『行き場のない苦悩を抱えた少女と少年の生きる意義と癒しの灯火を灯す心の交流を
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偽りの隣人 ある諜報員の告白(2020年製作の映画)

3.7

ヒューマンサスペンス系スパイものの作品と思い、レンタル。
だが、隣人に顔を晒す失態、失態を通じて親しくなるという喜劇調の雰囲気が漂い、私の観たいのとは全く異なる不本意の展開になった。
だが、その後、胸
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

劇場で観たが、細部の見直しのためレンタル。
ドキュメンタリータッチのロードムービーの位置付けの映画だが、改めて西島秀俊の台詞回しが、本作の家福役で大いに映えていて、達観するかのような素晴らしさ。
そし
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.7

アイリーン役の美波の翻訳する姿や主演ジョニー・デップを引立てる演技や佇まいが、本作では似つかわしいほど見事に抑えた演技で存在感を増す。加瀬亮の水俣病に罹患する写真家も、痩せた見た目や所作も台詞回しもい>>続きを読む

アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.7

主演トム・ホランド、共演にマーク・ウォールバーグ、アントニオ・バンデラスゆえに楽しみに劇場鑑賞。
CGとは分かっていながら、それでも上空や船内でのアクション・シーンのトム・ホランドの身のこなしはスパイ
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シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち(2019年製作の映画)

3.7

ゲイと水球仲間の愛と音楽が一体となって、心地よい風が吹く。日本でもお馴染みのheroの曲が全編に流れ、映像と馴染み、セリーヌ・ディオンのデュエットやラストのコミカルなダンスもまた、いと楽しい。
ゲイと
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.8

コメディー、シリアス、青春ラブストーリー、サスペンススリラーとテイストが、場面ごとに自由自在に変化し、so funnyでso ironyな面白さが突き抜けてる良作。いずれのジャンルにも固定されずその垣>>続きを読む

すべてが変わった日(2020年製作の映画)

3.9

主演ダイアン・レインの存在感はさすが。
ケビン・コスナーとの夫婦も実にいい雰囲気を醸し出し、バランス感がいい。
サスペンススリラーとして、意外に婚姻による親族間の暴力的争いはこれまで散見されなかっただ
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355(2022年製作の映画)

3.6

公開初日に劇場で鑑賞。
ジェイソン・ボーンシリーズの制作陣による本作、冒頭からド迫力のCIAメイス(ジェシカ・チャスティン)とBNDマリー(ダイアン・クルーガー)のアクション満載の追逃走劇に惹き込まれ
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